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TPP参加は既定路線?

2013.02.23(18:49)

  環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐり日米首脳が「全ての関税撤廃を前提としない」ことを確認したのを受け、自民党内の交渉参加反対派は23日、撤廃の例外となる「聖域」の具体的内容の説明を政府に求め、抵抗する構えを示した。安倍晋三首相は25日にも党側から一任を取り付けた上で、交渉参加を正式表明する考えだが、党との調整は波乱含みだ。

  自民党の石破茂幹事長は23日、交渉参加を前提に「首相が国益を懸けて交渉した結果は党として支えたい」と述べ、首相を全面的に支えていく立場を強調。党内の賛成派でつくる「環太平洋経済連携に関する研究会」の中村博彦共同代表は「首相は早く決断して、ルール作りに関与すべきだ」と指摘した。公明党の山口那津男代表は「例外はあり得るということだ。首相から報告を受け、党の対応を検討したい」と述べた。

  これに対し、自民党反対派の牙城である「TPP参加の即時撤回を求める会」の森山裕会長は「聖域が認められたというなら、どのような聖域が必要か議論を深める必要がある」と、関税撤廃の例外となる対象分野などを明示するよう要求。反対派の一人は「(一任取り付けを)拙速にやると大変なことになる」と首相を牽制した。

  一方、野党側では、TPPに関する会談内容の評価は割れた。日本維新の会の橋下徹共同代表は「交渉参加は日本にとっていいことだ」と強調。みんなの党の渡辺喜美代表も「交渉参加に向けた地ならしができた」と評価したが、共産党の志位和夫委員長は「国民を欺くものにほかならない」と首相を厳しく批判した。民主党の海江田万里代表は「その(聖域の)中身がどういうことなのか精査する必要がある」と評価を留保した。
(時事通信社、2月23日)

  参院の質疑答弁で「自民党は国民との政権公約を守ります」と大見得を切って大喝采を浴び、みんなの党議員をタジタジにさせていた安倍総理。それが一転TPP参加は既定路線? そう何でもかんでも例外・例外・例外となる筈がないのは素人にも判る事。日本は全品目においてコメだけ・・・それも数年で完全自由化だってオバマは約束を果したことになるわけでしょう。グローバル企業の秘密交渉能力に対して楽観的に過ぎると思います。「完全撤廃は前提としない」この物言いが既にどうにもとれる、どうにでももっていける交渉能力なのです。日本にアメリカを向こうに回して国益を勝ち取る交渉能力はありますか? たしかに係争は可能ですがアメリカ企業に不都合な事案は全部却下で、相手国が全部賠償金を払うって初めから決まっているんですよ。オバマが「TPPはアメリカの成長に必要だ」というのはそういう意味です。対中経済圏を確立するといったってチャイナロビーが日本に進出して米中提携を強化したら結局中国膨張に寄与することになるのではないのですか? 親中企業の横暴をISDで容認すれば尖閣沖縄を必死で防衛しても国内から乱れますよ。安倍総理がアメリカに対する物言いを思案するのではなく、国民に対する言い訳を思案し始めたら民主党政権と何ら変わりがないではありませんか。日本がTPPに参加するのは時期尚早、デフレから脱却した後検討すればよいのです。その時に状況がまずければ不参加を決定すればよいだけの話ではありませんか。自民党沖縄議員も基地機能の県外移設で一致している筈です。日本はいまボロボロの状態です。正体不明のワクチンを次々注射したり、暗中模索のような外科手術を何度も繰返したら衰弱するのは自明の理です。
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吉を避け、凶を呼ぶ新興宗教はキケン!

2013.02.11(00:41)

  ・・・素人がなにも経済問題をいうことはないが、この不況の大波に日本全体がさらされ、去年から毎日のように新聞テレビで、多くの企業が金融危機により減産を余儀なくされ、内定取消、非正規社員の解雇等、暗いニュースが報道されている。不況になると経済面だけでなく、困った時の神頼みで救いを求められる宗教にも当然影響を及ぼす。現世利益を説く新興宗教教団にとっては、信者を獲得するまたとない機会かもしれない。

  昨年11月に、織田隆弘先生の 『信仰に迷わぬ百問答』(密門会出版部)を再版した。 再版に際し、30頁ばかり増補した。初版は昭和59年だから、もう約25年経っている。しかし内容は現在になっても色あせしない。あせないばかりでなく、スピリチュアルブームの中で似非宗教に多くの善男善女が、迷い騙されている現在の世相にぴったりの内容である。昭和59年といえば、密教ブームで阿含宗や真如苑、解脱会、チベット密教等が世間を賑わしていた。特に観音慈恵会、後の阿含宗の桐山靖雄が念力護摩を焚き不成仏霊を浄霊する、と称し信者から法外の金銭を巻き上げていた頃である。隆弘先生は、仏教の 「いろは」を知らない人々が騙されているのを黙って視ていられなかった。先に『密教宝庫を開く』を書き、桐山氏の念力護摩等は正統な密教にはないことを注意した。その為に桐山から名誉毀損で訴えられた。最後にはこの裁判にも勝訴したが、真言宗の各本山は何の援助もしてくれなかった。織田と桐山の個人的な喧嘩ぐらいにしか見ていなかったのであろう。

  折しも、昭和59年は弘法大師1150年の御遠忌で、各本山では毎日の如く記念法要が営まれていた。大師のご恩に報いる為には、法要を勤めることはもちろんであるが、先ず大切なのは大師の正純密教はいかなる教えであるかを世に弘めることである。当然の義務として似非密教の輩に破邪顕正の剣を振るうべきであるのに、残念ながら一部の僧侶たちは、逆に彼らの宣伝のお先棒を担いでいる始末だった。当時桐山氏が主催する 『月刊・密教講座』 には、K先生、M先生を筆頭に、多くの密教学者が論文を書いていた。もちろんその中に桐山靖雄氏の文章が必ず入っている。陰では批判したかもしれないが、公には誰も咎めなかった。池田大作氏が主催する雑誌にも同じ手口が取られ、著名人との対談であたかも一流の学者の仲間入りしているような錯覚を信者に与えるというやつである。後に阿含宗では 『アーガマ』 という雑誌を出すが、なんと東京大学教授で後に文化勲章をもらったN先生をも篭絡して書かせ、信者にはかの世界的に有名な仏教学者であるN先生まで我が宗を認めておられると、いかに阿含宗がインチキでないかを宣伝した。先生の弟子たちも師に続き高額の原稿料に誘われて論文を書いた。まさか本気で桐山氏の教えに感動して応援したのではあるまいが…後にその誤りに気づいたのか、恥ずかしくなったのか、N先生もM先生も阿含宗から離れていったが、いい宣伝塔にさせられたことは否めない。

  隆弘先生は新興宗教の批判ばかりでなく、既成仏教の教団にも問題があることを指摘している。阿含宗は高野山に食い込もうとして教学部長までしたO氏をいつも来賓として招待したりしたが、織田隆弘先生や佐伯真光先生の存在により彼の魂胆がばれた。しかし、桐山氏の出版社である平河出版は『栂尾祥雲コレクション』を同社の10周年記念出版として出したが、その解説を高野山大学の教授方が受けたのは汚点として残った。その他、醍醐派には真如苑が食い込み、泉涌寺には解脱会が食い込んでいる。もはや彼らの援助なしには宗門の活動が出来ないのではと危ぶまれるくらいである。

  阿含宗から例のオウム真理教の浅原彰晃が出て以降、更に密教の評判は悪くなった。それに懲りてかテレビ局も宗教がらみの番組は避けるようになり、その後は細木数子の占いで視聴率を稼いだ。それもやくざがらみの経歴が出て危なくなると、今度は 「オーラの泉」 で江原啓之や美輪明宏などのスピリチュアル路線がゴールデンタイムを占領し、「霊の話」で何も知らない大衆をたぶらかしている。テレビ局として公共の電波を使うものとしてのモラルが問われる行為である。洗脳の媒体として、 テレビほど効果的なものはないからである。創価学会や阿含宗にしても、最初は宣伝媒体として、雑誌・週刊誌の広告から始まり、次に教祖の単行本の出版、そして大新聞の広告、時には広告を記事のように宣伝する。更に地方のラジオ局、最後はテレビを狙っている。最近は既にラジオやテレビ番組のスポンサーになっている。学会系タレントが毎日のようバラエティー番組に出ているが、このままでいくとそのうちテレビも占領されるかもしれない。

  ここに、『信仰に迷わぬ百問答』出版の意義がある。そのはしがきで織田隆弘先生は次のように述べられている。「新憲法下の宗教界の状況は、迷信邪教が大掛かりな詐術を用いて信徒を脅し、救いと称して更にあくどく儲けているのが目立ちます。中には仏典を巧みに利用して、専門僧でも滅多に説かないことを恰も真実である如く解説する、スリ換えの創作説も見かけます。彼らは素人には高度な哲理の仏教は分からないものと決め込んで、こんなインチキを平気で説き、人はそれを有難く頂戴するのでしょう。このままで行くと、寺院で伝道する仏教が偽で、邪説が真実教だと思い込まれることになってしまいます。いつかは気が付くだろうと、正統仏教者が黙視するとすれば、それは仏祖に対し大変な罪を犯し、不妄語戒不綺語戒を否定するのみでなく、仏教の土壌を不毛の地にすることになりかねない。大きな新宗教団体になると、既成仏教の本山がこれと縁を結んで名誉大僧正を与えたり賛辞を送ったりしますが、これは全く外道のお先棒をかつぐのと同じです。既成宗団の権威も歴史も失うことになるのも当然で、これについては特に真言宗某本山の猛省を促したいところです」
(密門会HPより2009年1月より抜粋)

  怨霊はいくら集められてもそれを祓うことのできない京都・阿含宗の星まつり。困っている人はますます困る可能性があります。「テレビで全国中継しているから本物だ」という時代は過去のものです。慈父のこころで邪道を退け、正道を歩みましょう。

2013年02月

  1. TPP参加は既定路線?(02/23)
  2. 吉を避け、凶を呼ぶ新興宗教はキケン!(02/11)
ルミガン効果