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現代を斬る~時評と考察

世相を描いた文章と雑談から、政治と宗教の現実を読み解き、考察のヒントを探ります。

弁才天と身延山

  思親閣においていただいて、半年ほど過ぎた7月のことです。本堂でお参りをしていますと、私の目の前に、3人の女の神さまがお立ちになりました。3人とも、薄桃色の衣に赤い袈裟を着けておられました。のちに、このお方こそが、法華経の守り神である、七面天女だったと知らされました。左右の姫は、木花開耶姫のお子様と結婚された豊玉姫と、そのお子様を育てた妹の玉依姫です。七面天女は、その昔、日蓮大聖人が説法されている時に、美しい少女に化身して聴聞にあらわれ、見破られると身延山の守護を約束して、蛇身に変じて七面山に帰っていったというお話が残っています。

  七面山から東には、身延山をはさんで、霊峰富士山が見えます。お彼岸の中日には、太陽が富士山の山頂から昇り、七面山本社の本殿奥の深い七面大明神のご神体に向けて、その光の束が放たれるということです。私が、このいのちを捧げた木花開耶姫の霊峰富士のお山と、お姿を見せていただいた七面天女の七面山を太陽の光が真一文字にむすぶというその様を、目に思い浮かべてみただけでも、強烈な不思議を感じずにはいられません。
(身延大乗結社HPより)

  修験や密教を日蓮が題目中心にまとめ、その後広範な布教が展開されます。余りにも日蓮宗が流行したので、後には真言宗寺院がこの整然とした日蓮宗フォーマットの要素を取り入れたことがあったのかも知れません。阿含宗や真如苑などはまさにそのケースで、真言宗→日蓮宗→真言宗という展開をふまえないと、なかなか内容理解が難しいかも知れませんね。ちなみに先日空中分解した日本未来の党の小沢生活党以外のメンバーは、亀井静香さん(広島)→厳島神社、嘉田由紀子さん(琵琶湖)→竹生島神社、阿部知子さん(藤沢)→江ノ島神社・・・と強引に3大弁才天にこじつけることができますw 私は真言宗の事にしか興味がないので日蓮宗には不案内ですが、各地域の日蓮宗信仰も根強いようです。龍ノ口の法難なども、実際に霊験があったわけではなく、霊的ハッタリに役人がビビっただけだ、という話も聞いたことがありますw 日蓮曼荼羅は神仏に働きかける力があるのかも知れませんが、世話になった神仏を粗末に扱うことは、やはり避けるというものが常識でしょう。2013年が皆さまにとってよい年でありますように、今年もありがとうございました。
 
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日本一の祈祷師、逮捕

  「除霊をする」と信じ込ませて女性に猥褻な行為をしたとして、警視庁昭島署は5日、東京都昭島市の僧侶(58)を準強制猥褻容疑で逮捕したと発表した。逮捕容疑は11年9月下旬、市内にある男の自宅兼祈祷所で、人生相談に訪れた30代女性を寝かせ、「除霊」と信じ込ませて抵抗できないようにし、服の上から胸を触るなどの猥褻な行為をしたとされる。調べに黙秘しているという。僧侶は鬱病などで通院歴があるとして氏名は未公表だが、捜査関係者らによると、ホームページを開設して「山内日豊」と名乗り「日本一のカリスマ祈祷師」と自称。民放テレビのバラエティー番組にも「霊媒師」などとして出演歴があった。08年にも別の女性から同署に「祈祷を頼んだら胸を触られた」と同様の相談が寄せられていたという。(毎日新聞、8月5日)

  「護国寺鹿児島別院」ということで私もHPはよく見ていたのですが逮捕されたと知ったのはごく最近です・・・たけしさんの「アンビリバボー」で8月2日に放送され、5日に捕まったということですね。ネット情報では芸能人の信者が多いそうです。まずノイローゼ・精神病の相談者の奇異さが目を引きます。いつもの素人意見ですが、邪霊が脳内・体内に多数憑依していると、一見それは生命力、パワーに思えるのです。問題は、主導権が自分に無いことで、悪霊によって恣意的に翻弄されてしまうのが特徴です。だから相談してくるのでしょうが、この日蓮系のお坊さんも数をこなすうちに毒が自分にまわってしまったのではないかなあ、と思います。パワーを行使しているつもりが、いつのまにか悪霊とすり替わっていたのでしょうか。

創価学会と“盗聴”

  創価大グループによる携帯電話通話記録不正入手事件で、電気通信事業法違反罪に問われた創大出身でドコモシステムズ元社員嘉村英二被告(28)=名古屋市中川区=の判決公判が28日、東京地裁で開かれ、波多江真史裁判官は懲役10ヶ月、執行猶予3年(求刑懲役10ヶ月)を言い渡しました。判決を受けて、被害者らは「民事訴訟などで事件の全容解明をめざす」との声明を発表しました。

  嘉村被告は2002年3~4月、NTTドコモの端末を操作し、創価学会と対立する男女2人の通話記録を不正に出力したもの。被害者の女性らが東京地検に刑事告発していました。波多江裁判官は「通信の秘密は憲法で保障された基本的人権であり、犯情は悪質」とし、動機は「個人的興味」とする被告側主張は「信用しがたい」と指摘。しかし同被告はすでに別件の通話記録不正入手で02年11月に有罪判決を受け、今回の事件はその「余罪」だとして執行猶予をつけました。

  02年の裁判では嘉村被告と彼に犯行を指示した創大副学生課長(創価学会全国副青年部長)ら3人が有罪になっています。判決後、被害者で告発人の福原由紀子さん(学会脱会者)、告発人の佐藤せい子さん(日蓮正宗妙観講副講頭)、被害者の乙骨正生氏(ジャーナリスト)が連名で声明を発表。「私たちと嘉村被告には何の接点もなく、動機や背後関係の解明が絶対に必要」「民事の提訴を含めて全力を尽す」として、支援を求めました。

(解説)  創価学会副会長らの弁護団がついた創大グループの通信の秘密侵害事件は、解明すべき課題を多数残しています。判明した犯行は4件。これが2つの裁判にかけられました。初めの3件の被害者は創価学会脱会者や学会を批判するジャーナリスト。これに対し、4番目の犯行は創大剣道部監督の女友達の素行調べという、いわば私的な動機でした。

  ところが警察は、明らかに“本命”の前3件の捜査を中止し、4番目だけを立件。前回裁判では(02年11月)、実行犯(嘉村被告)、犯行指示者(創大副学生課長)、依頼者(剣道部監督)という構図は明らかにしたものの、「私的で一過性の事件」として片付けられました。これが、犯人側に少なくない“利点”をもたらしました。4番目の犯行を最初に裁いたため、より犯罪性の強い他の3件が「余罪」扱いになりました。今回裁かれた3件は判決前の犯行だから量刑の重い「再犯」にはならない…などです。

  そんな経過を背景にした今回の裁判では結局、犯行の動機も背景もあいまいのまま推移しました。嘉村被告は検察の調べに黙秘し、公判直前の今月16日になって「個人的興味でやった」との上申書を出しました。判決はこれを「信用しがたい」としながら、それ以上踏み込みませんでした。福原さんらの刑事告発は「本件が(被害者らの)反創価学会活動に関する情報収集を目的としていることは明白」と指摘しています。

  もし4件を一括して立件していたら、今回のような曖昧な決着にはならなかったのではないか。警察はなぜそうしなかったのか。NTTドコモは通信の秘密漏洩を知りながらなぜ全容解明に取り組まないのか。そして、嘉村被告に犯行を依頼(指示)した者など背後関係は・・・すべてが残された課題です。
(しんぶん赤旗、2004年12月29日)

  警察当局が犯罪捜査の目的で通信記録を調査したとしても、諸々の規制からそれらを開示することはできません。従ってもし通信記録を開示して脅迫行為に及ぶ輩がいるとすれば、携帯電話会社とその当事者が犯罪に抵触している怖れが高い、といわねばなりません。霊能者でも相談者に対する透視内容を本人に無断で他人にベラベラ喋ったりこのようなブログで公表するなんてことはまずあり得ず、それをやる人は低級霊に操作されている可能性が高い(当人を破滅に招く)ということはごく初歩的な常識です。

剛腕・小沢流“股裂戦略”、自滅への道?

  昨年3月11日の大津波は、黄川田氏から義理の両親、妻の敬子さん(享年51)、そして長男の駿一さん(享年29)を奪った。公設第2秘書の菊池章太さんも、黄川田氏の家族とともに波にさらわれた。自宅が被災した黄川田氏は、震災から1年9ヶ月が経った今も、仮設住宅で暮らす。黄川田氏は亡き家族について、多くを語ろうとはしない。

  陸前高田市の職員だった黄川田氏は、小沢一郎氏(70)が1994年に新進党を立ち上げた時から行動をともにし、政界に身を投じた。義理の祖父が、小沢氏の父・佐重喜氏(元建設相)の後援者でもあり、その縁は深い。しかし、今年7月に“政治の師”小沢氏が民主党を離党した時、黄川田氏は行動をともにしなかった。岩手県という被災地選出の議員でありながら、復興を目指す地元そっちのけで政争に明け暮れる小沢氏を見限ったからだ。黄川田氏は腕を組んで思案した後、語り始めた。

  「小沢先生は震災の後、“菅(直人首相=当時)降ろし”に走りました。当時、(東京・世田谷の)深沢の小沢邸で会合が頻繁に行われ、私も(親小沢グループである)一新会の一人として参加しました。何十人ものメンバーが班ごとに分けられ、連日連夜の倒閣謀議です。そこで小沢先生と対面したのですが、私に『お前も大変だったな』の一言もありませんでした。いえ、私のことはいい。とにかく一切、震災の話をしなかったんです。あの混乱冷めやらぬ時期に、震災にまるで触れないなんて・・・横にいた中塚(一宏金融担当相)に、『おい、この机、ひっくり返していいか』と言ったら、『徹ちゃん、やめとけ』と諫められました」

  無論、黄川田氏は小沢氏に直言もした。小沢氏はようやく今年4月1日、黄川田氏が暮らす陸前高田市の仮設住宅に焼香に訪れたが、それは、黄川田氏が「被災者の象徴として私の家に線香をあげに来てほしい」とかけ合ったからだ。野田佳彦首相(55)が消費増税を閣議決定すると、小沢氏は黄川田氏に総務副大臣のポストを辞することを要求した。決定に反対の意志を示すためだ。黄川田氏がそれを呑んだのは、小沢氏に「被災地と正面から向き合ってほしい」と願ったからだ。

  小沢氏の妻・和子さん(68)と黄川田家の交流も半世紀以上にわたる。特に亡き妻・敬子さんは小学校の頃から和子さんと交流があり、周囲から「仲のいい姉妹みたい」と言われたそうだ。「初めて国政選挙に出た時、名前が難しいのでポスターには『きかわだ徹』と書くようアドバイスをくれたのも、和子さんでした。震災の翌日、議員会館の事務所に『黄川田君のところはどうなっている?』と電話をくれました。私の家族の遺体がすべて見つかった時、和子さんから香典と便箋2枚の手紙が届きました。政局や権力闘争に巻き込まれず、被災地、被災者のために働いて。復旧、復興に頑張って―そういう内容でした」

  小沢氏が黄川田氏に向けて放った対立候補の佐藤奈保美氏(46)は、引退した菅原喜重郎元代議士の娘で、前回まで黄川田氏の支援者の一人だった。「比例区は喜重郎先生、小選挙区は私でやってきましたが、先生の引退後は喜重郎先生を応援していた人が私を応援してくれました。その関係があるのに、今度は喜重郎先生の娘を出馬させて“股裂き状態”にした。これが小沢先生のやり方なんです。2009年の総選挙は民主党が大勝しましたが、あの時、小沢さんは自民党議員の秘書らを引き抜いて、自民党の対抗馬として当てていった。無関係の新人を立てるのではなく、これまでの人間関係の中から対立軸をつくるんです。岩手1区では達増拓也知事の奥様(陽子氏)を擁立して、私と同じく民主党にとどまった階猛さんに当ててきた。私は佐藤さんではなく、小沢先生と戦っているんです」選挙直前、黄川田氏のポスター25枚に刃物でバツ印が切り刻まれる事件が起きた。今も犯人は分かっていない。
(フライデー、12月21日より抜粋)

  日本未来の党は24日夜、結党後初の両院議員総会を都内で開いた。嘉田由紀子代表は阿部知子前社民党政審会長を共同代表にするなどの人事を提案したが、小沢一郎氏に近い議員らが拒否。逆に小沢氏を共同代表とするよう提案されたが、嘉田氏は応じず、結論は持ち越された。

  嘉田氏の人事案はこのほか、衆院選で落選した飯田哲也代表代行の続投と、結党時から空白だった幹事長に鈴木克昌・前国民の生活が第一国対委員長を充て、小沢氏と亀井静香氏を顧問とする内容。総会は約2時間半にわたって行われた。小沢氏は欠席した。嘉田氏は総会後、記者団に対し、自身の人事案が承認されなかった理由について「みなさんに聞いてください」とだけ述べた。森裕子副代表らによると、出席者からは「嘉田氏が事前にマスコミの前で人事案をしゃべった」「政治力のある人が必要だ」という発言が出た。

  森氏は記者団に「人事刷新の観点が抜けている」と嘉田氏の人事案を批判した。一方、小沢氏を共同代表にする案について、嘉田氏は「小沢氏と党を立ち上げるときからの約束だ」として要職に起用しない方針を堅持する考えを示し、「自分の提案したことに従わないのは認めない」と反発したという。嘉田氏は特別国会召集の26日に行われる首相指名選挙で阿部氏を投票することも求めていたが、小沢氏系の激しい抵抗は収まる様子はなく、嘉田、飯田両氏と小沢氏系との溝は決定的なものとなっている。
(MSN産経ニュース、12月25日)

  「目的は手段を正当化する」とはいいますが、今回の小沢さんの手法はどうみても有権者不在。党内が分断されれば有権者の連携関係も分断されるのです。小沢ガールズへの方針説明と嘉田知事との会談内容で二枚舌を思わせる部分があったのでは、と勘繰られかねません。もはやカルト的小沢信者でない限り、小沢さんに“まともな政治”を期待するのは難しい、と判断せざるを得ないでしょう。

阿部知子氏が見つめる「理想と現実」

  今回の「夜の政論」は社民党の阿部知子政審会長(管理者註:当時)だ。1月の党首選では、福島瑞穂党首の5選を阻止しようと激論を戦わせ、今では「社民党の異端児なんていわれている」という。猪突猛進型に理想を追うのでなく、それをどう現実の政策に落とし込むか。阿部さんは社民党の存在意義を冷静に見つめている。

  中華料理店「溜池山王聘珍樓(へいちんろう)」。横浜の中華街に本店を持つ名店だが「ランチが安いから、よくお昼ご飯を食べに来る」という。阿部さんは3ヶ月で20回以上も国会質問に立つだけに、すぐ国会に戻れる場所が好都合なのだ。阿部さんは、早速運ばれてきた点心を食べながら「私は社民党で始末書を取られたことだってあるのよ」と口火を切る。始末書? あまり政界では聞いたことがない。

  「おかしいことを『おかしい』っていうと、おかしくされちゃう。私はもともと東大の教官時代から『異端』で、可愛気がないのかしらね。議論がなくて単一色に染まっていると嫌なの。38年続けた小児科医の習い性だと思うけど、子どもを鋳型にはめてみたのでは成り立たない。色々な可能性を遊び心で受け入れないと小児科医ってできないのよね。そういう意味では、さまざまな組織で仕事をしてきたけど、社民党が一番息苦しいかもしれないわ」平成22年。当時の鳩山由紀夫首相は米軍普天間飛行場の県外移転を断念し、福島氏が政権離脱を宣言した。阿部さんは、僕に小声で「与党じゃないとできないことがたくさんあるのに」と話してましたよね。

  「あのときは参院選が近くて、選挙に勝つためには『断固席を蹴った方がかっこいい』となった。でも、やっと実現した政権交代を大事にすべきと思ったのよね。国民が期待する社民党像というのは、主張は反対でも、妥協の着地点を見つけること。これは政治に必ず必要な役割なの。沖縄の人たちの気持ちも分かるけど、私が当時腹案として出したのは、基地の本土への分散移転。すると、地方は『断固反対』を貫きたくて、即座に該当県の党組織から抗議がブワッと届いた。本来の社民主義っていうのは融通無碍で、芸術的な妥協だと思うんだけどさ。要は『与党』になりたくないの」阿部さんと話していつも感じるのは、頭の柔らかさだ。ズバッと飾りのない言葉を吐きながら、常にソフトランディングの場を探しているように見える。民主党だけでなく、自民党にもファンは多い。

  「私は今超党派で『原発ゼロの会』を立ち上げたけど、基地も原発も現実なのよね。厳しく言えば、社民党はずっと脱原発を唱えてきたけど、今回の原発事故以降、厳しい状況に立たされた被災地の人に充分浸透したとは言い難い。原発には反対だけど、そこに生きている人がいる。原則や主張をもとに激しく戦うのは昔型で、それだけならどんどん現場と乖離していく」社民党は旧社会党時代から、労働組合を支持の源泉にしてきた。だが今では、連合の組織率は労働者の2割を切る。「今の不安感って食の安全や放射能などと複合的で、『労働組合』という視点だけでは拾いきれない。バリバリ働く現役世代の悩みをすくい上げているとも思えないよね。そもそも労働運動が地域の日常と隔絶されている。そこを、今の社民党はまだ切り替えられていないかな」

  「理想と現実」といえば、原発問題はどうですか。原発は一度事故が起きたら取り返しがつかないが、今の日本経済は安い電気を大量に使う工場が支え、コンビニの24時間操業は当たり前。日本人はいきなり今の生活を捨てられないと思うのですが。

  「日本はこの10年間で、太陽光パネルの生産量世界1位の座をドイツに抜かれた。10数年前、わが党が再生可能エネルギー法案を作ろうとしたとき、政府が電力の限定的な買い取り方法にしたから。背景には『原発に変わるものがない』という信仰を押しつけようとしたのよね。日本はアイスランドなどと同様に地熱が利用できる。風力もある。太陽もドイツよりあたっている。あらゆる可能性があるじゃない。それに日本人は去年の大震災でも分かったが、賢いし省エネができる国民。暴動がないことは世界から感嘆された。1個のおにぎりを15人で分けた話と同じで、クーラーや冷蔵庫、住宅など、もっとエネルギー消費は落とせる。電気料金の高騰を見こんで、大手のビル会社は自家発電にも取り組み始めた。やればできるのよ」

  うーん、と僕がうなっていると、阿部さんは別の視点から語り始めた。

  「今福井県の大飯原発の再稼働が焦点になっているけど、本当に今夏、関西電力地域の電力供給需要は不足するのか。私は超党派の議員10人と『国会エネルギー調査会準備会』を立ち上げ、真の電力需給予測を出そうと思っているの。今の野田佳彦首相や行政は『電気が足りない、足りない』というけど、議会の視点から行政を検証しようという狙いね」確かに民主党は「政治主導」と標榜しながら、いつの間にか行政に取り込まれてしまった印象を受ける。原発事故当時、菅直人前首相が怒り狂ったのは、原子力安全委員長が『大丈夫』と太鼓判を押しながら、水素爆発まで起きたから。結果行政不信になり、自分の部屋に立てこもってしまった。

  私たちがやらなければいけないのは、『賛成』『反対』と白黒つける前に、間に隠れる事実や情報を検証することよ。国民からすれば、今まで原発事故は起きない前提だった。今度は『あんなにひどいものか』と真逆にふれた。私はまだ福島の人たちを放り出したままで、原発の再稼働はしてならないと思うよ」

 僕は原発再稼働の賛成派だが、最近の民主党が行政のチェック機能を果たしていないという点は納得できる。民主党は政権交代直後から様変わりしたんでしょうか。それとも『現実』に動き出したんでしょうか。

  「私は大好きな亀井静香さんとよく話すけど、亀井さんは今の官僚主導を憂えている。原発再稼働は経産省。消費税は財務省。TPPは外務省。亀井さんと認識が一致するのは、政治家サイドが揺らぐほど、官僚は既定路線でやろうと取り込みにかかること。みんな乗ると楽だから、コロッといっちゃう。明治の『坂の上の雲』時代の官僚は作り上げていくイメージがあったけど、今は『守る』方向に向いているよね。

  民主党は『国民の生活が第一』『可処分所得を増やす』って言ってたけど、今は所得が減る一方よ。消費増税、復興増税、社会保険料のアップ。このままで消費税を上げていいの? フランスは消費税を上げた後、増収分を社会保険料の軽減に使っている。今の社会保障と税の議論で一番問題なのは、医療・年金・介護の給付のところばかり議論していることよ。支える世代がヒーヒーなのに」

  2児を抱える僕にとって、阿部さんの話はよく理解できる。消費税率は上げなければならないと思うが、今の団塊から上の世代は僕らよりお金を多く持っているはずだ。借金の支払いは将来の僕らに任せておきながら、今の年寄り世代の社会保障は手厚すぎないか。「子育て」といえば、僕の第3子が9月に誕生予定。

  「第3子おめでとう。小児科医の立場からいえば、3人は育ててほしいね。3人だと初めて親と子の力関係が逆転するのよ。2人のうちは親が子どもを支配できるけど、3人目はこの関係が崩れるのよね。そうすると逆にいい子ができるよ。子どもは親が大好きだから、何とか親に気に入られたいと動く。でも、うまくいかずに心が傷つき葛藤する。そこでいろいろ学ぶの。私には民主党も自民党も選挙をやりたくないように映る。野田首相は、消費税法案をやる、やると言い続けていないと、党内のパワーオブバランスを保てなくなっているよね、麻薬のように。

  逆に小沢一郎元代表のグループも、選挙に弱い議員が多いから、9月の解散回避に必死で動くでしょう。小沢さんくらいの指導力があれば、官僚主導から少しは脱却できると思うけど、国民はもう小沢さんをグレーにみている。小沢さんは野田首相に代わる首相候補を立てようとするだろうが、いつも最後で根性がない。民主党を割っていけないと思うでしょうが、それではまた国民とのズレが生まれるよね」

  阿部さんは35年前、実母を救急車のたらい回しで亡くしたことをきっかけに、政治に目をむけるようになった。実母は東京・杉並区の自宅で倒れてから、7ヶ所も病院を巡回。当時阿部さんが勤務していた神奈川県川崎市の病院に運ぼうとしたところ「県境をまたいで救急搬送はできない」と断られたという。当時の社会党が衆院予算委員会で取り上げ、その後県境を越えた救急搬送が可能になった。民主党は政権交代で、こうした役割を期待された筈だ。

 「私は今の民主党って『不自由民主党』だと思う。自民党は個々の議員が強固な後援会を持っているから自由にものがいえるが、民主党議員は選挙地盤が弱く、その時の中央の判断に逆らえないところがある。自民党の人って人間くさいよね。そう考えると今の社民党はどうなのか。私は少し政界再編にも期待しているのよね」いたずら心満載の子どものように笑った。
(産経新聞、4月29日より抜粋)

  消費税増税や原発再稼動を容認する産経記者の質問に、くだけた雰囲気の阿部知子氏が本音で応えます。恣意的にポイントを拾ってみると①人間は鋳型にははめられない②主張は真逆でも、妥協の着地点にソフトランディングするのが政治の仕事③脱原発・脱基地の主張は重要だが、現地住民の意向は必ずしも反対闘争とそのままイコールではない。生活者の悩みを解決する視点が急務④既定路線(=既得利権)ゴリ押しの官僚主導シナリオに政治家が乗せられてしまっている、まず団結しその詭弁シナリオを崩すことが先決(詭弁シナリオを排除すれば妥当自然な解決策は既にある)⑤不毛なイデオロギー論争よりも人間くさい政治を・・・小沢・亀井・阿部3氏の“化学反応”に期待します、でも何度でもいいますが、カルトだけは絶対にダメ。

検証・乱れた報道~日刊ゲンダイ

「小沢・嘉田連合 脱原発で100人超え」(11月27日、以下すべて抜粋)  正真正銘の第3極が発足する。滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が「脱原発」を旗印とする新党結成を27日午後にも表明。新党名は「日本未来の党」になる見通しだ。小沢一郎の「国民の生活が第一」や「みどりの風」、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」も合流を検討している。共闘が実現すれば、維新の会を凌駕する一大勢力になるのは間違いない。新党の党首となる嘉田知事はまだ全国的な知名度はないが、市民運動家の間では広く知られている。ぶれない姿勢が歌手の加藤登紀子や音楽家の坂本龍一の共感を呼んでいる。政治評論家の伊藤達美氏は「女性を中心に票を伸ばすでしょう。社民、共産も加えれば50~60議席に届く」と見る。鈴木哲夫氏は「みんなの党が新党に合流すれば、維新はもちろん、民主を抜き、自民に次ぐ第2会派に躍り出る可能性を秘めている」と指摘した。100議席を超えるポテンシャルを秘めているのだ。小沢のオリーブの木構想がいよいよ現実になりつつある。

「原発半径30キロ39選挙区『未来』結党で激震」(11月29日)  滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が「卒原発」を掲げた「日本未来の党」の誕生に、全国の原発立地地域から出馬する既成政党の候補者たちは戦々恐々だろう。今まで四分五裂だった脱原発勢力が、ようやくひとつにまとまったのだ。有権者の切なる思いをすくい上げ、脱原発が選挙戦の大きなうねりとなれば、政界地図を大きく塗り替える可能性を秘めている。未来は来月4日の衆院選公示に向け、100人規模の候補者擁立を目指して急ピッチで準備を進めている。今度の日曜に嘉田代表が都内で公認候補を発表するが、選挙まで残りわずか。未来に合流する小沢一郎が、有権者にインパクトを与える戦略を構想しているのは間違いない。「ひょっとして、ウチの選挙区に候補者を立てるのでは」―と震え上がっているのが、選挙区に原発施設を抱える民主・自民の候補者たちだ。現在、原子力施設を抱える選挙区は、全国に13ある。さらに事故発生時に避難を覚悟しなければいけない「半径30キロ圏内」まで広げれば、1道1府19県の39区に及ぶ。これらの選挙区から出馬予定の未来系の候補は現在9人。うち当選が有力視されるのは山田正彦元農相(長崎3区)くらいだが、今後は大きな追い風が未来に吹く。「原発は保守層の強い地域に次々と建設されてきました。立地に伴う雇用や補助金と引き換えに、保守系候補に票を投じるという暗黙の了解。でも、3・11以降は潮目が変わった。立地地域でも『原発はもういらない』という有権者が増え続けている。巻き添えとなる“避難区域”の住民はなおさら、『原発NO』の思いを強めています」(選挙対策関係者)こうした怒りは原発を推進してきた自民党と、原発再稼働を許した民主党に向かう。脱原発の大きな受け皿ができたことで、従来の保守地盤に激震が走っても、おかしくないムードなのだ。あとは未来の候補者次第だ。代表代行となった飯田哲也氏は、今年7月の山口県知事選で脱原発候補として、地元・上関原発の建設計画の「凍結」を訴え、自民候補に「あと一歩」まで迫った。再び山口の選挙区から出馬し、保守王国を揺るがせば、十分勝てる候補となる。

「検索件数4000万件『未来の党』異常人気」(12月1日)  民主党や自民党が真っ青になっている。「未来の党」がとんでもないブームになりつつあるからだ。11月28日の新党結成から数日しか経っていないのに、グーグルで「日本未来の党」が検索された件数が、あっという間に4000万件を突破したのだ。4000万件と聞いてもピンとこないかもしれないが、日本の人口は1億2000万人だから、3人に1人が「未来の党」に強い関心をもった計算である。「日本維新の会」の検索数2600万件と比べても、有権者の関心は圧倒的。「小沢嫌い」の大マスコミは、「未来の党」についてネガティブな報道をつづけているが、有権者の期待はどんどん強まっている。これには「未来の党」の結成に動いた小沢一郎(70)も驚いているのではないか。「党本部や小沢一郎の事務所には『ボランティアをやりたい』『カンパしたい』『立候補したい』という電話が殺到しています。とくに幼い子どもを持つ母親が『脱原発を実現して欲しい』と次々に電話をかけてくる。過去の新党ブームは、マスコミが人気を煽って火をつけたが、〈未来の党〉はメディアの報道と関係なく支持を広げている。公示直前の新党結成だったから、人が揃うか心配されましたが、ボランティアも候補者も間に合いそうです」(未来の党関係者)心配された資金不足も、解消されそうだという。

  これは「検索された件数」でなく単に「検索ヒット(条件一致)の結果」だという説がありますが・・・現在4600万件ヒット。

「維新VS未来 ガチンコ選挙区は『未来』圧勝」(12月4日)  乱立新党が「無党派層の票を食い合って共倒れ」ともいわれる今回の総選挙。第3極の中でも勢力を2分する「日本維新の会」と「日本未来の党」が、ともに候補者を立ててバッティングしている選挙区は全国に約50もある。そのうち、自民党や民主党の候補が勝ちそうな選挙区を除くと、維新と未来がガチンコで議席を争っているのが24選挙区。どっちが勝つのか、選挙区情勢を分析してみたところ、なんとトリプルスコアの18対6で未来が圧勝しそうなのだ。「維新の会は脱原発からの後退など政策面での迷走が響いている。北海道や東北、北関東で維新は1議席も取れそうにない。下手したら、中部より東では、小選挙区は全滅。かろうじて、東京ブロックの比例で2議席取れるかどうかでしょう」(全国紙政治部デスク)一方、未来の党のソフトなイメージは女性票を集めそうで、女性候補にとっても追い風になっている。福島2区の太田和美、千葉9区の河上満栄、神奈川3区の岡本英子ら、これまで接戦だった女性候補が頭ひとつ抜け出した。「維新が失った新鮮さを投票日まで保てれば、大化けするかもしれません。背後にいる小沢氏や亀井氏の負のイメージを嘉田知事の清新なキャラクターで覆い隠すことに成功しましたね。維新の会が変質して右翼政党のようになってしまったため、本当の第3極はどこかと考えた時に、最終的に無党派層が選ぶのは未来の党だと思います」(政治評論家・有馬晴海氏)

  ご存知のように未来が勝った選挙区は“負のイメージ”がある筈の小沢さんと亀井さんの2議席のみ。維新は大阪中心でしたが14議席獲得しました。・・・ここで飯田哲也氏による比例名簿順位の見直し、提出遅れの騒動が起きる。

「未来の党 小沢一郎激白『国民よ、茶番選挙にもっと怒れ!!』」(12月11日)  「まず、野田政権がなぜ、解散したのかが不可解です。ほぼ負けるって分かっているわけでしょ。多くの同志が討ち死にする。野田さんはもちろん総辞職です。何を目指して、解散したのか。そうしたら、一部の幹部が生き残って、また自民党と政権をつくるって。(茶番選挙?)そうですよ。よく分からんよ、単純な頭には。とにかく、常識では考えられないようなことが起こっている。民主党というのは驚くべき政党になっちゃったね。何でもあり。どうでもいい。とにかく、自分の保身だけ。それと自民党はいっしょになってんだから。国民を愚弄していますよ。国民はもっと怒らなければいけない」本来であれば、そんなデタラメ既成政党に対抗すべく、第3極を一本化するのが理想だった。「一本化すれば、間違いなく勝てた。しかし、1.5極みたいになっちゃった。維新の会は誤算でしたね。もともと自民党的体質だということは分かっていたが、石原慎太郎氏と組むとは思っていなかった。だって、筋論、論理からすると考えられないんですよ。石原さんっていうのは旧体制の人だからね。維新というのは革命を指す言葉なのに幕府の補完勢力になるんじゃ、新選組じゃないかって言っているんです。もう少し(橋下さんは)自分の論理を押し通す人だと思っていた」だからこそ、「未来の党」に期待がかかるのだが、小沢は意外にも「手ごたえを感じる」と言った。「新聞テレビの調査はあてにならないんですよ。(2000年の総選挙でも選挙前)自由党の支持率は2%くらいだったが、比例で600万票を取った。前回の政権交代のときも民主党は直前まで自民党にリードを許していた。あのときほどの熱気はないにせよ、今回もここにきて、非常に反応がいいという報告が来ています。僕がやった街頭も事前に何の予告もせず、いきなり行って、人っ子一人いないところで始めたんですが、次第に50人、100人くらい集まってきた。中野や板橋など、人通りの少ないところで、あれだけの人が集まるのは相当な割合です。(選挙情勢は)新聞が書くほど悪くないと思っていますし、自民党の圧勝予測だって、別に自民党が変わったわけじゃなくて、消極的なあきらめでしょ? その結果、翼賛体制になってもいいのか。自分の判断で投票して欲しいと思います」

「未来 嘉田代表が訴える『鉛筆1本』戦略の底力」(12月13日)  「鉛筆1本の怖さを知らないんですよ」日本未来の党の嘉田由紀子代表(62)は自信たっぷりにそう言った。マスコミの世論調査で、自民優勢と第3極の伸び悩みが一斉に報じられた先週末のことだ。「いいじゃないですか(笑)。他の党が油断してくれればいいんですよ」鉛筆1本とは、嘉田が自らの県知事選挙で得た自信からくるものだ。06年の知事選。敵方は自公民相乗りだった。組織のない嘉田は、川上から川下へ下る辻立ち遊説を展開した。「上流のほうの町は、それこそ10人とか20人ぐらいしか聞いている人はいなかった。そこから川沿いにだんだん都市部に場所を移して街頭に立つ。一人一人を大事に演説するんです。そのとき私はいつも『鉛筆を1本握ってください。投票用紙に私の名前を書いて下さい』と言って、演説の最後に、『鉛筆持ったら嘉~田!』と連呼するんですね。すると聴衆が唱和してくれるようになる」未来が訴える最大の争点は「卒原発」。

「小沢一郎はまた国民の期待に応えなかった」(12月15日)  新聞の選挙予想だと「日本未来の党」は20議席に届くかどうかだ。最後に比例の上積みが期待できるが、それでも公示前勢力は60だから、大きく減らすことになる。この数字にはがっくりだ。なにしろ、国民の半数以上が消費増税反対だし、脱原発なのである。それなのに、「未来」は支持を集められなかった。「小沢一郎がついていながら、何だ!」だし、実は小沢という政治家は、鮮やかに仕掛けが決まることもある一方で、こうしてズッコケることも多い。そういう時は潜ってしまう。そうやって仲間や支持者が離れていく。「またか・・・」と言う政界関係者もいる。

  日刊ゲンダイは小沢グループ応援団なので好意的に解釈できないこともないのですが、一方で公共の夕刊誌でしょう。小沢系議員の後援会会報ではないわけですから、余りに一方的な礼賛記事はかえって読者や小沢支持者の気持ちを冷まし離してしまうことにもならないかと危惧するのです・・・ゲンダイだから批判できる、ってこともある筈です。小沢有罪の捏造は由々しき大問題ですが、その反動としての批判なき提灯記事も一般誌としてどこか幼稚な気がするんですよね。未来の議席予測が60~76以上、比例40%!を「固めている」「確定的」と書いたんですからねw 普通は20~30前後でしょう。結果は9だったわけで、これはゲンダイの信用問題に繋がります。悪いのは期待しすぎた日刊ゲンダイか、それとも期待に応えられなかった嘉田さん・小沢さんなのか?w まあこの惨状では現在はどちらも肩身が狭いでしょう・・・名誉挽回の日は来るのかな? プライド競争よりも被災者や国民の生活にもっと具体的に寄り添って貰いたいものです。

年忘れ? にっぽんの選挙~衆院選2012総括

  政党助成金(政党交付金)の金額は1月1日を基準にして決められる。来年元旦以後の解散ならば、生活は現有議席分(衆参51人)の政党助成金がもらえるが、野田首相が「年内解散」に踏み切れば、生活の議席数は大幅減が予測されているため相当不利になる。このため、ある自民党幹部は「小沢氏は衆院選先送りを狙うはず。かつての盟友・民主党の輿石東幹事長と組んで、野田首相を解散ではなく、内閣総辞職に追い込む。細野豪志政調会長を新首相に据えて仕切り直すつもりでは」と分析する。

  新首相と協力する可能性について、小沢氏は前出の週刊朝日で「ありえないですよ。消費増税もやめる、原発も10年でやめる、というのなら別でしょうが」と否定する。小沢氏に起死回生策はあるのか。政治評論家の浅川博忠氏は「小沢氏にバラ色の未来はない。妻からの離縁状で、女性票を中心に有権者の心は離れている。同期当選組(=民主党の渡部恒三最高顧問や、自民党の森喜朗元首相ら)も引退表明して、世代交代が進んでいるうえ、年内解散があれば生活の当選者は1ケタにとどまる。政界への影響力はゼロに等しくなるだろう」と話している。剛腕復活への道のりは険しいようだ。
(夕刊フジ、11月12日より抜粋)

  12.16衆院選は最終盤に突入した。首都・東京は無党派層が最多とされ、各党・各候補とも支持拡大にしのぎを削っている。25ある小選挙区の最新情勢を、政治ジャーナリストの角谷浩一氏が分析したところ、自民党19、民主党4、公明党1、みんなの党1となり、日本維新の会(維新)と、日本未来の党(未来)は全滅。比例代表(17議席)では、自民党7、民主党3、維新2、公明党2、未来1、共産党1、みんな1となった。民主党や維新の幹部級が、比例復活すら危うい瀬戸際に立っていた。

  「都市部で強いことが最大の武器だった民主党が、3年半の大失政で落ちた。維新や未来の第3極は、公示前後のドタバタ劇が響き、期待が失望に変わった。争点が『消費税増税の可否』や『脱原発』ではなく、政権担当能力の有無になり、消去法として自民党が有利になっている」角谷氏は東京の最新情勢を、こう解説した。自民党、民主党、未来、維新などから9人が乱立した1区は、自民党新人が頭1つ抜けた。序盤では、自民党が与謝野馨元財務相の復党を拒んだことで動きが鈍かったが、巻き返した。海江田万里元経産相は「やや劣勢」だ。

  3区では、松原仁前拉致担当相、5区では、野田佳彦首相側近の手塚仁雄元首相補佐官、6区では、小宮山洋子前厚労相という民主党大物が、前回衆院選で落選した自民党元職と激突し、「やや劣勢」を強いられている。角谷氏は「松原氏は、期待された拉致担当相として実績が残せなかったのが痛い。手塚氏は、野田首相が7日に応援に入る予定だったが、北朝鮮のミサイル発射予告で中止となった。運もない。小宮山氏は、厚労相として消費税増税を推進し、有権者の厳しい視線にさらされている」と分析した。

  7区では、民主党の長妻昭元厚労相が「当選圏内」に入ったが、8区から14区は、報道各社の世論調査で、自民、公明両党が独走し、安定した戦いをしている。無所属で出馬した俳優の山本太郎氏(8区)、小沢一郎氏の元私設秘書で「小沢ガールズ」といわれた未来の青木愛氏(12区)は、厳しい選挙戦となっている。15区は、都内最激戦区だ。小沢氏の側近、未来の東祥三氏に対し、民主党は、かつて小沢氏に近かった田中美絵子氏を「刺客」として送り込んだ。角谷氏は「地元育ちで、『3年連続、国会質問回数1位』という称号を持つ、みんなの党の柿沢未途氏が幅広く浸透し、自民党の秋元司氏が猛追している。田中、東両氏はもともと目減りしていた民主党支持層を食い合って、共倒れの危機だ」と話した。

  18区では、東日本大震災や福島第1原発事故での、ひどい対応を指摘された民主党の菅直人前首相が、武蔵野市長を6期22年務めた自民党の土屋正忠氏を前に「やや劣勢」だ。菅氏は「原発ゼロ」というパネルを張ったビールケースの上に立って街頭演説するが、聴衆はまばらという。政府関係者は「菅氏がダブルスコアで負けているという調査もある」と明かす。菅事務所には、テレビ局から開票日の中継依頼が殺到しているといい、「前首相の落選危機」が全国的な関心事となっている。

  一方、維新は、石原慎太郎代表が13年以上も都知事をしていた強みが生きていない。その象徴が19区だ。大阪市特別顧問を務めた前杉並区長の山田宏氏が出馬したが、各種調査ではおおむね3番手だ。21区の元グラビアアイドル、佐々木理江氏も苦戦している。角谷氏は「大阪市長の橋下徹代表代行が起こす風に、都民はなびいていない。石原氏と橋下氏の政策面でのズレも深刻だ。維新の比例は、前回衆院選で公明党が獲得した2議席程度では。1位が石原氏、2位が石原氏の政治勉強会出身者、3位が山田氏で、小選挙区から出馬した新人候補は4位以下で、かなりハードルが高い。この不公平感は衆院選後、問題になる。維新分裂につながりかねない」と話した。まさかの大逆転はあるのか。
(夕刊フジ、12月13日)

  大マスコミは第3極から「国民の生活が第一」を外し、「小沢氏は終わった」「10~20議席しか取れない」と“抹殺”しようとしているが、侮ってはいけない。橋下・石原の合流で「右翼第3極」ができたことで、むしろ政策の違いがハッキリしてきた。「原発ゼロ」「反消費税」「反TPP」の受け皿として、小沢系の「庶民派第3極」への支持がジワジワ広がっている。(略)「生活」は①10年後の原発ゼロ②消費増税廃止③地域主権が3本柱。これに加えて、「新党大地・真民主」「みどりの風」「社民党」のほか、民主から離党表明した山田正彦やいまは無所属の亀井静香らも、「脱原発」「反消費税」「反TPP」で一致する。

  これら小沢系が、有権者が求める政策を明快に訴えれば、衆院選の構図はガラリと変わるのである。「固定電話しか対象ではない世論調査では、有権者の本心は読めません。官邸前の脱原発デモがいまも続いていることなど、日本でも『中東のジャスミン革命』のようなネット時代の大変革が起きているのです。大マスコミはそうした現象に無関心ですが、生活、大地、みどりなどで、合計1000万票の比例票を獲得できるのではないか」(選挙情勢に詳しいジャーナリスト)

  かつて小沢が率いた自由党は比例660万票で18議席を獲得した。比例1000万票なら、少なくとも20議席は取れる計算だ。これに小選挙区の当選者が加わる。小沢王国の岩手は全4区独占も可能。埼玉7区の小宮山泰子、愛知4の牧義夫、愛知14区の鈴木克昌は民主や自民の相手が新人で優勢。広島6の亀井静香は何があっても敵ナシだ。さらに、自民が優勢とされる福島1区、2区も、“原発被災地”ということを考えれば、「原発ゼロ」を明確にする小沢系の逆転が期待できる。現状でも小選挙区で24議席を上積みでき、比例と合わせて最低でも44議席となる。

  政治評論家の森田実氏がこう言う。「有権者は政策的な曖昧さやごまかしを嫌い、厳密さを求める傾向がますます強まっています。橋下・石原の合流は政策的に失敗で、大きな受け皿ではなくなりつつある。脱原発、反消費税、反TPPを鮮明にする政党に票が流れると見ています」小沢系には、まだ表に出ていない“勝てる候補”もいる。既成政党や右翼政党との差別化が鮮明になればなるほど、小沢系の議席が増えることになる。
(日刊ゲンダイ、11月19日より抜粋)

  青森県の下北半島。14日に活断層の可能性が指摘された東北電力東通原発や六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場がある。未来公認の候補は「ここでは原発の是非は争点にならない」とし、党の公約に反し「卒原発は安易には認められない」と訴えた。原発の地元、東通村の自動車整備業、坂本一雄さん(70)は「原発があってこそ、この村は成り立っている」と話す。

  一方で、原発に代わるエネルギーとして各党が掲げる「再生可能エネルギー」についても、選挙戦では具体的には語られなかった。福島第2原発のある楢葉町の自宅を津波で流され、「被災者の代表として国で訴えたい」と未来公認で出馬した男性候補は「第2原発を単に廃炉にするのでなく火力発電所へ転用する。立地地域の人々が希望を持てる政策が必要だ」と遊説して回った。脱原発行動は大都市で盛んな一方、福島ではあまり行われない。

  今年3月11日、郡山市の野球場で開かれた脱原発集会で呼びかけ人を務めた福島大学の清水修二教授(64)は「1万6000人が集まったが、組織の動員による政治集会になってしまった。過激派や右翼団体も来た。被災者が参加してよかったと思えるような集会ではなかった」と振り返り、こう続けた。「脱原発には東京と福島で温度差があり、福島県内でもギャップがある。世代間の食い違いもある。仮設でじっと辛抱している人々が、自らの意思を表明できる場のあり方を考えたい」
(MSN産経ニュース、12月15日より抜粋)

  「日本未来の党(未来)」の小沢一郎前衆院議員(70)が築いた、岩手県の「小沢王国」が崩壊しつつある。前回衆院選では4選挙区で小沢系が全勝したが、報道各社の情勢調査では「小沢離れ」は顕著で、最悪の場合、1つも勝てない窮地なのだ。小沢氏自身、「小選挙区で負けたら政界引退する」と語っているという。政界中枢に20年以上君臨し続けた剛腕政治家に、最終楽章が流れ始めたのか。

  「小沢氏が自分の選挙区で街頭演説するなんて聞いたことがない。大変な状況ということだ」後援会幹部はこう語った。小沢氏は12日から岩手県入りしており、15日には自身の選挙区(岩手4区)にある北上市で街頭演説する予定。固い選挙基盤を誇ってきた小沢氏としては、異例だ。衝撃はこれだけではない。産経新聞と毎日新聞が11日報じた中盤情勢で、滋賀県の嘉田由紀子知事が立ち上げ、小沢氏の「国民の生活が第一」が合流した「未来」について、産経は「13議席」、毎日は「10議席以下」。公示前勢力(約60議席)の6分の1もあり得る大惨敗だった。

   要因の1つは、東日本大震災後の小沢氏の言動のようだ。昨年3月の震災後、小沢氏は盛岡市を一度訪れただけで、甚大な津波被害を受けた岩手県沿岸部の被災地に半年以上も入らなかった。このため、地元から「どうして被災地に来ない」「被災者より政局優先なのか」といった不満が噴出。今年6月、週刊文春が、和子夫人が書いたとされる「離縁状」をスッパ抜き、そこに、「(小沢氏は)放射能から逃げた」と書かれていていたため、期待は失望に変わった。地元のロータリークラブ会員は「お祝いごとで必ず届いていた、(小沢氏からの)電報が今年に入って届かなくなった。人手不足で地元への配慮が手薄になっているらしい。被災地に冷たかったことと、夫人の離縁状の件で、小沢人気はガタ落ちだ」と明かす。

  こうした情勢を見て、民主党は公示直前、小沢氏に「刺客」を立てた。4区の金ケ崎町出身で、新進党時代から、小沢氏と行動をともにしてきたベテラン党職員の及川敏章氏(56)だ。民主党や報道機関の情勢調査でも、小沢氏はこれまでのように突出しておらず、党執行部は「ウチが候補を立て、非自民党票を分散できれば、小沢氏の落選もあり得る」と計算したのだ。

  一方の小沢氏は、自分が民主党を離党した際に付いてこなかった元腹心たちに、激しい怒りを覚えているようだ。民主党の階猛氏(46)が地盤とする1区には、岩手県の達増拓也知事の妻で、元客室乗務員の陽子氏(47)を擁立した。前回衆院選の長崎2区で、福田衣里子氏(32)を勝利に導いたベテラン女性秘書が、徹底指導しているという。ただ、露骨な戦術に階陣営は「激戦区には間違いないが、こちらには5年間の活動実績がある」(秘書)と語る。民主党の黄川田徹氏(59)の地盤3区には、一関市の旅館おかみで新人の佐藤奈保美氏(46)を担いだ。黄川田氏は大震災で、自宅と地元事務所が津波に流され、両親と妻、長男、秘書を失った。「野党になれば、被災地復興に直接関与するのも難しくなる」と判断して、小沢氏と決別した。

  昨年、家族4人の初盆を迎えたころ、黄川田氏のもとに香典を添えた便箋2枚の手紙が届いた。小沢氏の妻、和子夫人からで、お悔やみの言葉とともに、「大変な状態でも政局や権力闘争をする人はいるが、黄川田さんは頑張ってほしい」とつづられていたという。

  2区の畑浩治氏(49)は、小沢氏とともに未来から出馬したが、自民党元職の鈴木俊一氏(59)が優勢だ。小沢氏は、田中角栄元首相直伝の「川上から川下へ」という選挙戦術を守ってきた。選挙終盤は、側近らが戦う都市部などを回るのが常だったが、今回は、投票前日も自分の選挙区に入るほどのピンチなのか。県政関係者は「厳しい情勢調査は、逆に陣営を引き締める。小沢系の組織選挙の力は並大抵ではない」とも語るが…
(夕刊フジ、12月14日)

  「脱原発」「反増税」これには多くの国民が賛同しているのです。では何故自民党が圧勝しているのでしょうか? それは「政権交代」が内実を伴わない「虚業」だったと気付いた有権者の反発、政治は「実業」だと捉える自民党・みんなの党・共産党(この状況で上等上出来、大健闘!)への信頼回帰に他なりません。福島で未来が伸びなかった点は実に重要です。「原発政策は重要だが、軽薄なあんたたちには任せたくないよ」「どうせ歳費だけ貰ってドロンでしょ」私もそう思います。

  黄川田さんと階さんを当選させたところに岩手県民の良識を感じました。政治や実務はスポーツ・芸術の「バーチャルな瞬時的世界」とは違う、これまだ解らないかな? 小百合さんの「耐久力でお選び下さい」CMも効きました?w ともかく大学を辞めて本当によかった、と実感するボンクラな私でありました。「自爆に快感を覚えるマゾヒスト」消費税増税に走る野田首相を担いだ民主党、「殴打に快感を覚えるマゾヒスト」「平和政党・公明党を応援して消費税を廃案しよう!」w森田実氏の方向性で煽った日刊ゲンダイに代表される小沢信者よ、これが沈黙の国民による本音、裏切りへの鉄槌に他なりません。あなた方が装った多数派の国民代表という自作自演は虚飾に過ぎないということが白日の下に晒されました。

  そもそもまず嘉田さんはみどりの風から合流を打診されていた筈だ。そこへ手元の選挙予測の数字が余りにも悪かったのだろう、小沢さんが合流を強硬に口説いた。「一兵卒でいい」・・・一見謙虚のようだがこれは躍進が余り見込めない衆院選結果の責任を小沢一郎という「選挙の神様」が嘉田・飯田両人という“国政の素人”にブン投げたと見ることも出来る。当初みどりの風と合流する予定だった2人は「そういう眼」で小沢さんを眺めた筈である。選挙後、「嘉田さんも飯田さんも慣れていないから」とかばうような態度で党内の信頼を自分に集めるのがお決まりのパターンだ。もし小沢さんに責任感があるのなら、「党の顔は嘉田さんにお願いしたいけれども、今度の選挙に関しては俺に仕切らせてくれ」と共同代表を申し出た筈である。

  責任は飯田さん、名簿作成は小沢さんではたまったものではないだろう。一旦立てた「小沢抜き」という持論(選挙結果を見ればこの判断は正しかった=有権者の“風”を掴んでいた)を揺がせ、みどりの風(小沢抜き)と未来の党(小沢新党)の間をふらふらした福田衣里子氏も風見鶏のそしりを免れずこうなった。以上全くの空想であるが、トップを譲るとはこういうことである。小沢さんか亀井さんが共同代表・代表代行であればこんなことにはならなかったと考えるが、いつものことながらそもそも言いだしっぺが小沢さん本人なので、こればかりはどうしようもない。

  個人的には亀井静香党首でみどりの風・減税日本を糾合し「新国民新党」を立ち上げ、選挙後オリーブ構想で連携するのを夢想したが、「小沢抜き」が有権者の意向として如実に現れた選挙結果であり、これは小沢さんが悪いというよりも、その手法と結果に対して一般の感覚からはさすがに「もうついていけないヨ!」ということだろう。政策では弱肉強食・格差助長を否定しながら、党内運営では強者が弱者に責任転嫁し、恣意的に振り回す・・・これにはちょっと違和感を禁じ得ない。「責任は俺が取るからこの方向性でやってくれ!」というのが官僚を動かす秘訣だった筈だが・・・

  数々の工夫した打ち手が党の苦境を印象付け、「努力が裏目」となりました。多忙の合間に脱原発集会で10分演説、その効果・・・? 「お天道様は見ている」これを自己都合ばかりで解釈していては、人が離れていくのも当然です。ご本人は連続安定当選を果したわけですから嘉田さん、飯田さんの記者会見にも臨席して「年内解散で新党の浸透性がいまひとつだった。全国各地から支持者の熱い期待が寄せられているので議員活動に特色を出し、次回の参院選では必ず挽回したい」とでもいえばいいのです。引っ込むと党全体が暗くなってしまいます。小沢・亀井・阿部の豪華3氏が政策調整して組んでいるのですから5人以上いれば未来は何か出来る、と期待しています。それと党名ロゴにはきちんと「日本」を入れて「日本未来の党」と表示した方がよい。略称は“未来”が適当でしょう。

支持政党がな~い!

  俳優の仲代達矢さんと作家の瀬戸内寂聴さんが、「赤旗」日曜版16日号で、「総選挙 私の選択」として「ぶれない日本共産党」への期待を語っています。仲代さんは、自身の戦争体験を語りながら、「もう2度と、どんなことがあっても戦争をしてはいけない。憲法9条を変えてはならない」と訴え、次のように話しています。「共産党だけですね、ぶれないのは。ずっと変わらず、反戦と原発ゼロを訴えている。その意味で、私が一番信頼する政党は共産党です」瀬戸内さんは「私の基準は、言っていることと、していることがぶれない政党を選ぶべきだ、ということです。その点で、日本共産党は一貫してぶれていませんね」と述べたうえで、こう語ります。「投票しても共産党の議席がなかなか増えないので、私は『党名を変えろ』とずっと言ってきました。でも政党が次つぎ名前を変え、5日で消えていくような党もある今の状態を見ていると、変えるのもどうかと思いますね。とにかく発言のぶれない政党は信頼できます」(しんぶん赤旗、12月13日)

  共産党員でなくとも、日刊ゲンダイの仲代さん(ツナグの朗読詩の題名も意味深!)の連載や、週刊ポストの寂聴さんのコメントに大いに感動・共感した人は多い筈。共産党にも逆風が吹いているといわれますが、このお2人は信用できるなあ・・・w やっぱり津波や原発の被災地では、どこの政党が熱い支持を集めているのか? それを調べて現地ほど肌身で切迫感を実感できない他県や首都圏の人間も、「その政党を一緒に応援する」というのも一つの手。まあ、1人1票しかありませんからお好きな政党、お好きな候補者へどうぞ。

     最上のわざ。

 この世の最上のわざは何?
 楽しい心で年をとり、
 働きたいけれども休み、
 しゃべりたいけれども黙り、失望しそうなときに希望し、
 従順に、平静に、おのれの十字架をになう。

 若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、ねたまず、
 人のために働くよりも、
 謙虚に人の世話になり、
 弱って、もはや人のために役だたずとも、
 親切で柔和であること。

 老いの重荷は神の賜物、
 古びた心に、これで最後のみがきをかける。
 まことのふるさとへ行くために。
 おのれをこの世につなぐ鎖を少しずつ外していくのは、
 真にえらい仕事。
 こうして何もできなくなれば、
 それを謙虚に承諾するのだ。

 神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
 それは祈りだ。
 手は何もできない。
 けれども最後まで合掌できる。
 愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために。

 すべてをなし終えたら、
 臨終の床に神の声をきくだろう。
 「来よ、わが友よ、われ汝を見捨てじ」と。


(春秋社『人生の秋に』ヘルマン・ホイヴェルス神父著より)

高弟、不敬、そして未来

  創価学会「未来部」とは: 創価学会の会員のうち、小・中・高校生が所属する組織であり、教育課程に応じて、少年少女部、中等部、高等部に区分される。部員は未来部員、または鳳雛(ほうすう)と呼ばれる。未来部員は、高校卒業と同時に未来部から離れ、各部員の進路により、就職者などは男子部・女子部へ、大学などへの進学者は学生部へ、新たに所属することになる。

  未来部員の活動は、21世紀使命会、未来部担当者の助言・監督のもと、1人1人の意志による任意参加の前提でおこなわれる。また、家庭においては日々の勤行、唱題をする。少年少女部(小学生) 部員会(各地域の未来部員が集まり、座談会方式で行われる。)、図画工作、作文、合唱団などの活動をおこなう。教義教育用の教材(ライオンキング御書)などで、日蓮と創価学会の教え、創価学会名誉会長の池田大作からの生活指導文書を学び、創価学会の信心の基礎を作る。 中等部(中学生) 中等部からは、基本的に男女に分かれて活動する。部員会、合唱団活動、『日蓮大聖人御書』の研鑽、研修会、推薦図書(『希望対話』など)を読破するなどの活動をおこなう。

  また、英語スピーチ大会が開催される。 高等部(高校生)1964(昭和39)年6月1日、男子部幹部会の席上、池田大作が高等部の設置構想を発表。同月7日、東京の各本部の会合で同部の設立を決定、現在に至る。活動としては、部員会、『日蓮大聖人御書』の研鑽、推薦図書(『人間革命』、『青春対話』、『高校新報』など)の読破などの活動をおこなう。また、英語・中国語・韓国語スピーチ大会が開催される。
(ウィキペディアより)

質問: 戦時中に牧口氏、戸田氏が不敬罪で投獄された事を理由に、創価学会は反戦運動を展開していたと主張するのは、やや無理があると思いませんか? そもそも「伊勢神宮ではなく日蓮宗を拝めば戦争に勝てる」と言った事が不敬罪適用の理由ならば、なおさらではないでしょうか?

回答: まさに、質問者様のおっしゃるとおりで、そもそも、戦争に反対だったから、投獄されたのではありません。罪名は「不敬罪」です。それどころか、やはり質問者様のおっしゃるとおり、当時の世相同様、好戦的ですらありました。それなのに、戦後、その話を全く変えてしまって、「戦争に反対した」とか、いっているのは、まさに、「捏造」といわれても仕方のないことです。私は、創価学会は「物語なき宗教」だと思っていますが、そんな「物語」ほしさに、歴史の改竄・捏造を繰り返しているのですね。余計なことですが、プロテスタントのある宗派の教会は、戦時中に、宗教として戦争に荷担したことを悔いて、今でも、ことあるごとに、「間違いの反省と、これからへの誓い」を表明しています。こんな、敬虔な思いは、創価学会にはありません。今一度、自分たちの歴史を見直すことなしに、学会としての進歩はありませんよ・・・言論出版妨害事件も、真摯に向き合うべきですね。
(ヤフー知恵袋より抜粋)

  日蓮の6人の高弟(6老僧)は皆素晴らしい方々でした。日蓮が武州池上で遷化した前後の模様を克明に日興が記録した『宗祖遷化記録』には「本弟子6人」として「日昭・日朗・日興・日向・日頂・日持」の名が弟子入り順に列記され、「不次第」と書かれています。日蓮は度重なる鎌倉幕府の迫害にもめげず、修行に励んだお弟子方を平等に大切に思われていたようです。日蓮の墓所は遺言により身延山に造営されましたが、「墓所輪番制」によって6老僧が順番に墓守をすることも取り決められていました。

  しかし、当時の交通事情や社会情勢を考えれば次第に守られなくなっていったようです。日興が他の高弟に宛てた書簡には、そのことに対する不満の言葉が綴られています。日興は自分の檀那である波木井実長の所領身延を管領していましたが、他の高弟方も、それぞれに弟子檀那がおり、各々有縁の土地で師「日蓮聖人」の教えを弘めていたようです。日興の人柄は謹厳実直で、他の高弟方の誰よりも日蓮の遺文の蒐集・保存に尽力し、『本尊弟子分帳』を著して日蓮が一生の間に図顕した「妙法曼荼羅」の所在の確認・保存に努めました。その点では、日興はきわめて真面目で嘘や誤魔化しが大嫌いな正直な方だったようです。今でも、学術面に於いては「日蓮の真筆が無くても日興の写本があれば日蓮の真撰と見做す」という不文律があるくらいの方なのです。

  しかし、その真面目な性格の反面、ともすれば教条主義的な傾向があり、弟弟子の日向や自分の檀那である波木井実長を毛嫌いするようになり、遂には師日蓮の墓を5老僧の許可を得ることなく開き、日蓮の遺骨の一部を分骨して身延の管領を放棄し、富士上野郡の地頭である南條時光の領内(今の大石寺)に移りました。その要因は、所謂『4箇の謗法』と呼ばれる波木井実長の「不法行為」にあったとされています。その内容たるや「三島明神への神馬の奉献・釈迦仏像の造立・念仏福士の塔の建立への寄進、九品念仏道場への寄進」等であり、この中で「釈迦佛像の造立」以外は全て「公事」(地頭としての公務)であり、在家としては咎め立てされる謂れのない性質のものです。

  近年の研究の成果、どうも『4箇の謗法』なる名目は日興の遷化後に彼の弟子である寂仙房日澄及び三位日順あたりが考え出した自流の正統性を担保する為の創作のようです。彼らは『富士一跡門徒存知事』や『五人所破抄』を造って師日興の允可を得たとされていますが、その真筆や時代写本すら伝わっておらず、後世の写本と伝わるものの信憑性は薄いと言われています。どうやら、現在の日蓮正宗や創価学会の言う「五一の相対」は日興ではなく、彼の末流の作り話のようなのです。

  当時の情勢を信頼できる日興や5老僧の書簡、或いは波木井氏をはじめ多くの現存する檀那の書簡から推察すれば、どうやら波木井氏が弟弟子の民部日興の薦めによって釈迦如来の仏像を造立開眼供養したために、それが発端となって一方的に日興が日向や波木井実長を毛嫌いして、身延を放棄したと言うのが実情のようです。釈迦仏造立自体は日蓮も否定していないことは彼の遺文からも確かめられています。

  日興はとても勝れた人物でしたが、実直な反面、教条主義的傾向が有り、それが末流達に受け継がれ、やがては日興門流の大石寺歴代住職にのみ日蓮の佛法の全てが相伝されており、他の5老僧の末流たる日蓮宗各派は全て邪宗教であるとする排他的・独善的なカルト教団の淵源となるような狂った教義を生みだしました。先ず、日蓮より日興にのみ「唯授一人血脈相承」なる秘法密法が相伝されたとするお墨付き(『二箇相承』)を創作して、単なる寺の譲り状でしかない『日興跡條條事』の中身を改竄(削除・加筆)して「本門戒壇板本尊」のお墨付きに造変したのです。

  勿論、現在、日蓮正宗や創価学会が信仰する「本門戒壇板本尊」なるものは日蓮の筆ではなく、後世の偽作であることは学術的には常識化しつつあります。もしも、日興の末流によって主張されている「五一の相対」や「唯授一人」なるものが本当だったら、なるほど日蓮さんは本当に6人の弟子の中で1人しかマトモな弟子を育てられなかった情け無い師匠となります。日興は正直な人でしたが、彼の末流達は本尊や相伝書まで捏造・改竄して、自分達の正統性をデッチあげ、他の日蓮宗各派はおろか他の佛教宗派まで「人々を不幸に堕す邪宗教」と言って罵るカルト教団に成り下がってしまったようです。
(同)

  北一輝(本名:北輝次郎、明治16(1883)年4月3日~昭和12(1937)年8月19日)は、戦前日本の思想家・社会運動家。新潟県佐渡郡両津湊町(旧両津市、現佐渡市)の酒造業・北慶太郎と妻リクの長男輝次(のち輝次郎)として生まれる。 早稲田大学聴講生の時に、社会主義に傾倒する。中国の革命運動に参加し中国人革命家との交わりを深めるなかで、中国風の名前「北一輝」を名乗るようになった。右目は義眼であった事から「片目の魔王」の異名を持つ。国家社会主義者で、1923年、「日本改造法案大綱」で国家改造を主唱、その後の国粋派右翼のバイブルとなった。2.26事件を引き起こした青年将校達のイデオローグになるなど、事件の理論的首謀者とされ処刑された。また、日蓮宗の熱狂的信者としても有名。法華経読誦を心霊術の玉照師(永福寅造)に指導され、日頃から大きな声で読経していた事がよく知られている。北一輝は龍尊の号を持つ。弟の昤吉によると「南無妙法蓮華経」と数回となえ神がかり(玉川稲荷)になったという。(ウィキペディアより抜粋)

  天台宗や真言宗の法華経とは違い、日蓮宗の崇拝する根本対象は「日蓮曼荼羅」ですからね。法華経という言葉でひとくくりにして、これらを混同してしまってはいけません。満州国建国会議の記念写真に明らかなように、関東軍による天皇を越権した暴走は日蓮宗の影響の疑いが濃厚です。牧口常三郎氏の投獄も、人口に膾炙している「戦争に反対したから」ではなく、「神道を廃棄して法華経を拝めば日本軍は勝利する」と訴えたが故の不敬罪だったわけですね。実際に当時の関東軍には日蓮宗が(2.26事件以来)浸透していたわけですが、さて法華経ならぬ日蓮曼荼羅は日本を救うのでしょうか?

天文法華の乱

  河内北半国守護・畠山義堯(義宣)とその臣・木沢長政の不和を発端として始まり、天文元年(1532)8月からの法華一揆(日蓮法華宗徒の集団)と一向一揆(浄土真宗門徒の集団)の対立(天文法華一揆:山科本願寺合戦)において、法華一揆は木沢長政を支援する細川晴元の与党の要として奮戦、その威勢を大きく上昇させるとともに、京都市中の自衛をも担うまでになったのである。

  この日蓮法華宗徒の威勢増大は驕りを招き、「晴元政権を一向一揆から救ったのは自分たちだ」という自負が広まり、これがやがては下層町衆を中心とした大規模な地子銭(租税)不払い運動へと発展したのである。これらの振る舞いは武家層や仏教諸派の反感を招くところとなり、とくに洛中に多くの所領や末寺を抱える比叡山延暦寺(山門:天台法華宗)にとっては大きな脅威となった。さらに天文5年(1536)3月には法華宗徒と延暦寺の僧とで行われた宗教上の教義をめぐる宗論において延暦寺僧が説破されるなどしたため、比叡山を中心とする旧仏教勢力の法華宗に対する反目は更に深まったのである。

  これらのことを受けて延暦寺側では6月1日の三院集会において武力を以って制することが議され、東寺・神護寺・根来寺・粉河寺・石山本願寺・東大寺・興福寺・三井寺など畿内外の諸大寺に援兵を要請するまでに緊張は高まった。この援兵要請は細川晴元や六角定頼らにも申し入れられた。この細川・六角らは延暦寺と法華宗との間に立って調停に動いていたが、先の天文法華一揆の経緯もあって延暦寺側に押し切られて与することとなり、反法華宗連合ともいえる勢力が構築されることになったのである。

  7月に入ると、反法華連合は軍事行動を起こす。7月20日頃には六角定頼・義賢父子や蒲生定秀らに率いられた3万ともいわれる近江国の軍勢が東山に布陣、延暦寺も諸国の末寺から集められた数万にものぼる僧兵を東山山麓に配し、その北には三井寺勢力3千余が陣を取り、京都の北・東を完全に遮断。これに対して法華宗徒側は2万とも3万ともいう宗徒が洛中やその周辺の警固にあたって防備を固めた。

  戦端は22日に松ヶ崎での戦いによって開かれ、ついで田中や三条口・四条口などで焼き討ちを伴う激戦が展開された。緒戦は法華宗徒側に優勢に展開したが、27日に近江勢が四条口の戦いに投入されたことを機に形勢が逆転、四条口・三条口を破った近江勢は延暦寺勢が京都市中に乱入し、略奪や放火が繰り広げられたのである。この反法華連合の侵攻によってその日のうちに法華宗寺院のことごとくが炎上し、翌28日には本圀寺も焼失。さらには反法華連合が法華宗徒を大量に虐殺するという暴挙に出たため、21ヶ寺といわれる法華宗寺院は壊滅的打撃を受けたのである。この虐殺から逃れ得た者は本尊や経典を守り、堺へと落ち延びていった。

  また、この21ヶ寺はみな京都市中にあったために放火による戦禍で下京一帯は焼け野原と化し、禁裏や御所が位置する上京は反法華連合の攻撃を免れたため被害は比較的少なかったが、それでも洛中の3分の1ほどが灰燼に帰したといわれる。この後、延暦寺勢は厳しく落人を探索し、法華宗徒の集会や徘徊、還俗転宗を取り締まるなど、強い弾圧策を執った。
(HP「戦国猛人(モード)」より抜粋)

  この天文法華の乱は延焼面積が応仁の乱以上という規模の惨事だったそうです。一時は京都の街一帯が日蓮宗信者になってしまったといわれています。

日本人は“鞍替え”が嫌い? 自民党単独過半数の情勢

  衆院選(16日投開票)の情勢が固まってきた。野田佳彦首相率いる民主党が議席を減らし、安倍晋三総裁の自民党が政権奪還の勢いを見せ、石原慎太郎代表の「日本維新の会(維新)」や嘉田由紀子代表の「日本未来の党(未来)」が伸び悩む。藤村修官房長官のミサイル大失言も民主党の大逆風を決定的にした。政治評論家の小林吉弥氏が選挙区を分析した結果、現職閣僚7人を含む与野党の著名・大物29人が落選危機にあることが分かった。

  「これだけ現職閣僚に『やや劣勢』『大苦戦』を付けざるを得ないとは尋常ではない。戦後の日本政治史で例がない。異例中の異例だ。そこまで、民主党政権は有権者に嫌われてしまった」小林氏は語る。別表のように、東日本大震災後のひどい対応が問題視されている菅直人前首相を筆頭に、そうそうたる大物・著名候補が「落選危機」に直面。やはり注目すべきは、7人の現職閣僚だろう。

  「維新旋風が吹き荒れる大阪で、藤村官房長官(同7区)と樽床伸二総務相(同12区)は『大苦戦』。歴代官房長官は大臣3、4人分の影響力を持ち、内閣のスポークスマンとして連日会見するため圧倒的に強かったが、藤村氏は地味すぎる。樽床氏は維新の橋下徹代表代行を下手に挑発したためか、集中砲火を浴びている」(小林氏)藤村氏には、ミサイル失言も追い打ちだ。

  逆風の郵政選挙でも小選挙区で勝ち上がり、「選挙が強い」と定評があった枝野幸男経産相(埼玉5区)や、田中角栄元首相が築いた強固な選挙地盤を誇っていた田中真紀子文科相(新潟5区)も、今回は「やや劣勢」だ。「枝野氏は大震災時の官房長官で、福島第1原発事故で飛散した放射性物質について『ただちに人体、健康に害がない』と繰り返して内閣の信頼を失った面もある。民主党の政権中枢にいすぎた。真紀子氏の対立候補である、自民党の長島忠美氏は地元の知名度は浸透している。角栄氏が築いた最強後援会『越山会』は事実上崩壊したも同然だ」(小林氏)この他、城島光力財務相(神奈川10区)や中塚一宏金融相(同12区)、国民新党の下地幹郎郵政担当相(沖縄1区)も「やや劣勢」だ。

  大逆風の民主党を脱出した大物・著名議員らも、崖っぷちにいる。維新に移った、小沢鋭仁元環境相(山梨1区)と、松野頼久元官房副長官(熊本1区)は「やや劣勢」で、未来に合流した、山岡賢次元国家公安委員長(栃木4区)は「大苦戦」、山田正彦元農水相(長崎3区)は「やや劣勢」だ。小林氏は「維新も未来もゴタゴタ続きのうえ、小沢、松野、山岡3氏の選挙区には、民主党が『刺客』を立てて、基礎票が食われている。松野家は、松野鶴平元参院議長から続く名家だけに、地元には『どうして素人の橋下氏に引きずり回されているのか』という不満もありそう。九州は、男があまりウロチョロすると評判を落す土地柄だ」と話す。

  政治家には、スキャンダルは致命的ダメージとなる。鹿野道彦前農水相(山形1区)は、在日中国大使館1等書記官スパイ疑惑を引きずり、田中慶秋前法相(神奈川5区)は暴力団関係者との交遊問題、青木愛前衆院議員(東京12区)と、田中美絵子前衆院議員(同15区)は「不倫騒動」が生々しい。4人とも「大苦戦」だ。「有権者は3年半前、民主党に『清新さ』『明快さ』を期待して政権交代させた。経済も外交安保も目も当てられないなかで、自民党時代と同じか、それ以上の醜聞を見せつけられれば、うんざりするだけ。『バカにするな!』という気分ではないか」

  比例区に重複立候補しているため、小選挙区で落選しても議員バッジを付けられそうな大物・著名候補もいる。ただ、小選挙区での落選は、地元で「失格」との烙印を押されたに等しい。小林氏は「今回のリストに、自民党候補が1人もいないことに注目すべき。民主党の今回選挙の惨状が如実に表れている。選挙の時だけ、夢のような公約を掲げる政党や候補はもう信頼されない。有権者も『本物』を見極める目を持つべき」と語っている。
(ZAKZAK、12月8日)

  マスコミ各社情勢調査の結果報道(12月6日付朝刊)は、正直いって、筆者の予測の外であった。特に共同通信社が前日夜、配信した推定獲得議席数「自民党293(280~306)、民主党69(57~82)」は驚愕の一言であった・・・同夜7時ごろ、興奮気味に電話で知らせてくれた某紙政治記者が挙げる数字を聞いていた筆者は瞬時、理解に苦しみ、頭の中が真っ白になったほどだった。前週末までの筆者なりの見立ては、自民党が220±20、民主党は85±15をベースとして、第3極は日本維新の会もみんなの党も伸び悩み、日本未来の党が壊滅状態になるというものだった。

  『朝日新聞』調査でも自民党は272議席という数字が報じられ、衆院選序盤の情勢は「自民党、単独過半数の勢い」というのは間違いない。残る1週間にリバウンド現象が起こり得るとは思うが、全国小選挙区での自民党の勢いは揺るがず、比例代表で民主党がそれなりに挽回したとしても、朝日報道の「81(68~95)」が精一杯であろう。このような推定議席数となった最大の理由は、やはりこの3年2ヶ月の民主党政権への失望以外何ものでもない。

  政権交代を果たした2009年8月総選挙で民主党が308議席の大勝を得たのは、自民党との議席数差に比べて得票数は僅差であり、一に掛かって当時の選対責任者であった小沢一郎代表代行の卓越した選挙戦略が奏功したからだ。要は、政党としての基礎体力があったからではない、ということである。厳しく言えば、政権運営の経験も知見もない上に、政権交代を果たしたという熱気だけを拠り所にした鳩山由紀夫、菅直人両政権が沖縄県普天間飛行場移設=日米関係悪化や福島第1原発事故処理=原子力行政で迷走し、国民の広範の支持を失ったのは必然であった。
(歳川隆雄「ニュースの深層」現代ビジネス12月8日より抜粋)

  劣勢の候補も支持者からの熱い期待に手応えも感じている筈です。民意を反映した責任ある国政運営が切望されています。「デフレから脱却し、景気を浮揚させ雇用を増やす」「放射能拡散事故を収束し、安全安定安心な電力供給を実現する」「防衛力を法的物理的に整備する」「南京大虐殺のような事案は、“昭和日本のアジア侵出”と“戦後アジアにおける反日教育”の2点から考えるようにする」・・・これらは右翼・左翼関係ない国のキホンとして当然の姿勢だと思っています。大企業優遇も国策一極も同様に腐敗・破綻するのです。

  個人の自由と尊厳、そのための必要充分な規制、という点では右翼も左翼もないのです。原発については①国策主導の電力会社の運営方式はまさに悪しき共産主義の破綻過程である②「自然再生エネルギーへの期待」は「絶対安全!な原子力は未来のクリーンなエネルギー!」と全く同じロジックである、この2点。ただ消費税増税・原発再稼動・TPPや基地問題に顕著な対米追随、それには断固NO!ということで、これらを充たす政党はどこにもありませんw もうひとつ、「宗教法人課税で新興宗教・カルト教団の暴走を抑えます」という“第4の柱”を求めます。「ポイントは突いている、こうやっときさえすればいいんだよ、うまくいくんだよ」という要領よく時勢にただ乗りする、自称優等生の官僚的で硬直化したマニュアル的発想はもう時代遅れの過去の遺物なんですね。政策はどんなに美しくとも、雰囲気に無機質で打算的、非人間的で冷酷な胡散臭さが漂うのです。人間味のある人は非人間性を感じる政党や個人には投票しない筈です。

拝一穴も仰天?! 朝日人生相談の「上野節」

  社会学者の上野千鶴子さん(64)が朝日新聞の人生相談で、男子中学生の性処理問題について触れ「熟女にやらせて、と頼めばいい」などと回答し、読者を仰天させている。自分も若ければ、男子中学生の「筆おろし」をしたいそうで、「正気なのか?」「淫行をお勧めしてる?」などという意見が「ツイッター」で一気に広まった。上野さんが回答した人生相談は、朝日新聞の12月8日付「be」に掲載された「悩みのるつぼ」。質問者は15歳の男子中学生で、性欲が強すぎて受験勉強に身が入らない、というもの。自分で性欲の処理はしているが、カワイイ女の子を見るとムラムラしてしまう。本物の女の子の体に触れたい衝動が抑えきれずに、夜道で女性を襲ってしまわないか心配だ、と悩んでいる。

  上野さんは回答で、男性というものは性欲に振り回される生き物だから同情に堪えない。でもいまは、性欲がピークなはずの男子高校生は、女性と付き合うのは面倒と言っている、とした上で、「まず覚えていてほしいのは、異性とつきあうのはめんどくさいってこと。友達になるだけでめんどくさいのに、パンツまで脱いでもらう関係になるのはもっとめんどくさいです」と説明し、この「めんどくさい」ことを避けてセックスする方法がある、と伝授。「経験豊富な熟女に、土下座してでもよいから、やらせてください、とお願いしてみてください」

  上野さんの友人はこうすることによって、10回に1回はOKをもらったのだそうだ。昔は青年たちの「筆下ろし」をしてくれる、年上の女性たちがいて、青年たちはお世話になっていた。「わたしだってもっと若ければ・・・」と結んでいる。十分に経験を積んだら、今度は本当に好きな女の子にお願いしましょう、とアドバイスしている。10回土下座すれば1回はOKがもらえる?

  この回答にネットが騒然となり、「ツイッター」ではこの話題が一気に拡散。ネットでは刺激的で新鮮な内容だから好感が持てる、という感想もあるのだが、「私も若ければ・・・って、男子中学生がトラウマになるのではないか?」「そもそも男子中学生に語る内容ではないだろ」「PTAとか黙っていないんじゃないの? そもそも児童福祉法とか、淫行条例とかに引っかかってしまうだろ」などといった意見が出ている。
(J-CAST、12月8日より抜粋)

  10回に1回、なのだから100回土下座すれば10回、1000回土下座すれば100回もできるわけですからもうこれは高校なんか行くのはやめて“土下座行”に専念すべきではないでしょうかw 最近真面目になっちゃんたんだなあ・・・と思っていたら上野先生、またまたやってくれましたw ただこれは上野先生の青春時代の風景でしょう。現在の中高生は女性も男性も発情の強さは同じではないのでしょうか? 青春の一頁になればいいですがトラウマや女性恐怖症の原因になれば一大事ですw 犯罪や条例違反に抵触しない程度にやって下さいw 拝一穴先生も土下座する?仰天回答でした。

日本未来、重複立候補含め比例区119人擁立

  16時過ぎ、小沢一郎先生より電話がある。北海道8区から出馬予定の北出みかさんを重複立候補させることにしたので了解してほしいとのことだった。小沢先生いわく、日本未来の党は全員重複立候補させる決定をしたので北海道だけは例外扱い出来ないと言うのが党の方針であるとの事だ。

  北出さんの選対は私の函館の関係者がサポートしているので、北出さんにとって良い結果にはなりませんよと話させて戴く。小沢先生より重複立候補させても「比例は大地」とはっきり言わせるし、明日事務所開き、出陣式に行く、川島智太郎にそのことをきちんと挨拶させるので、何とか宜しくとの事だった。新党大地関係者が手を引くと、北出さんにも迷惑がかかるのでここは、私が大人の対応をしようと考え、小沢先生の話を受け入れる事にした。私も午後7時、記者会見でこの件を明らかにし、誤解を招かないように説明させて戴いた。

  色んな判断があるものだと思いながらも、新党大地は堂々とブレない、真の地域政党としての誇りを前進、前進、また前進の精神で足を進めて行く。
(鈴木宗男「ムネオ日記」12月3日より抜粋)

  総務省で4日午前8時半から始まった衆院比例選の立候補届け出受け付けで、日本未来の党が全ブロックで、自民党は四国ブロック、日本維新の会は東北ブロックで届け出が遅れた。未来の党は3日までに、比例選に、小選挙区との重複立候補も含めて119人の擁立を発表したが、比例名簿の順位決定がずれ込んでいた。総務省によると、同党は3日の時点で、北海道、北陸信越両ブロックの比例選については事前審査を終えたが、残る9ブロックでは審査が終わっていなかった。同省は「主要政党が事前審査を終えずに公示日を迎えるのは異例だ」としている。自民党は名簿の差し替えを検討しており、維新の会は立候補予定者が出馬を取りやめたため調整に手間取った。比例選の届け出受け付けは4日午後5時まで。(読売新聞、12月4日)

  野田総理が比例代表南関東ブロックにも重複立候補するとの報道。現職総理としては異例とのこと。私としては信じがたい思い。事実でないと信じたい。小選挙区で負けた時に平気な顔で国会にいけるのか。なんという神経。(負けたことのない自民党議員と)1回生議員相手に、恥ずかしいと思わないのか。日本には、恥の文化がある。「退路を断つ 」という言葉がある。私は、一国の総理ならば、保険をかけず堂々と闘いに望んで欲しい。負けるのが怖いのは、怖く思うようなことを国民にやってきたからではないのか。現職総理の重複立候補などあり得ないし許してはいけない。

  申し訳ないが、もし、事実であれば、まだ事実でないことを信じたいが、厚顔無恥とはこういうことをいう。私は1回生議員だが、野田総理の悪政を厳しく批判してきた立場。私に仮に1票差でも負ければそれは千葉4区の民意。潔く受け止めるのが日本男児(男女差別ではありません)。世襲禁止にやっきになる前に、現職総理の重複立候補禁止が先では、民主党。もし、事実であれば、末代まで語られる恥だと思う。しかし、ま、さ、かね。
(三宅雪子のツイッター、11月30日より抜粋)

  安倍さんは重複立候補しないようですね。民主党は全員重複立候補、小沢さんはしないようですね。嘉田さんも公明党と同じくニューディール、育児応援券などと述べ出しましたが、いよいよ選挙戦、さてどうなるでしょうw 理想も大切ですがそこに至る手法もやっぱりこれは程度問題ですよね。

下劣な親中派と創価学会

  昭和44(1969)年10月4日の早朝のことだった。世田谷の自宅に、田中角栄から突然の電話があった。このときから、私と田中との宿命的な対決がはじまったのだ。軽井沢で吐血した2日後に田中が逮捕されたという報道に接したとき、過去のいまわしい悪血を一気に吐き出したという、なんとなくサッパリした実感を味わったのも、7年前の一本の電話からはじまった彼との暗闘が、私の脳裏に去来したからにほかならない。

  昭和44年当時、田中角栄は自民党幹事長であった。それまでに、何度もマスコミの上で対談したことがあったが、彼との個人的なつき合いはまったくなかった。それだけに、家の者が電話を受けて、「田中さんから電話ですよ」といって取り次いだときに、「自宅に電話をしてくるような田中さんとは、一体、どこの田中なのか」と、私は訝りながら、受話器を耳にあてたものである。

  「わしだ、角栄だ、角栄だ」例のガラガラ声である。私のガラガラ声も“定評”のあるところだが、田中の声も特徴のある声だ。それにしても、田中角栄からの突然の電話には、いささか首を傾げざるを得なかった。「朝早くから、一体何だい。あんたから電話を貰ったことなんか、いままでになかったじゃないか。どうしたの、わさわぎ電話してくるなんて・・・」

  「おお、弘達つぁん、あれだ、あれだ・・・本よ、本。あの本、なんとかならんかなあ」それで、私はピーンときた。しかし、とうとう自民党の幹事長までが出てくるとは・・・。「そいつは驚きだ。角さん、だれに頼まれたんだい」「そりゃ決まってるじゃないか。公明党の竹入委員長から泣きつかれたんだよ」“本”とは、その年の11月に日新報道から出版される予定になっていた私の『創価学会を斬る』のことである。

  私の出版に対する妨害工作は、なにもそのときがはじめてではなく、『創価学会を斬る』の予告が出た8月末から、すでにはじまっていた。その意味では、田中角栄の登場はひとつのクライマックスであったといっていいだろう。・・・1月5日の記者会見で、公明党の竹入委員長は「言論出版妨害はまったくの事実無根であり、藤原弘達なんてくだらない人間などとるに足らないし、知りもしない」と公式に表明した。ここにおよんで、それまで沈黙を守っていた大新聞も、私や出版社側の反論を談話の形で取り上げてくれるようになって、この問題は大マスコミの水平線上にまで浮上することになった。

  佐藤(栄作)をまるめ込んだ田中角栄は、どうにか幹事長のクビはつながったものの、「公明党のつぶやきを聞いて、友人の藤原弘達に声をかけただけのことで、いささかおせっかいを焼きすぎた」という苦しい弁解をしていた。しかし、竹入らから頼まれたことは否定、公明党の顔を立てて、ここでも貸しをつくることに腐心する。

  公明党は、選挙中から事実無根ということで突っぱねてきた手前もあって、前言を振るが翻すこともできず、幹部は一切、マスコミに登場してこない。そして、「いずれ国会で対決するといっているのだから、そこでやればいいのではないか。藤原なんて評論家は相手にするに足りない」と、実質的な逃げの姿勢に終始していた。

  こちらとしては、公式の場に出て、はっきりと事実を述べているのに、「相手にするに足りない」といって逃げているのは、天下の公党として、まことに卑怯な態度だといわざるを得ない。むろん、私としては、国会でこの問題の黒白をめぐって証人として呼ぼれれば、喜んで証言するし、テープや記録、その他の証拠物件を提出する準備をしていると表明していた。また、マスコミの次元でやりとりをするよりも、国会で決着をつけられればそれにこしたことはないと思っていた。国会は“言論の府”であり、なによりも憲法を守り、国民の基本的人権を守るために存在理由をもつ「国権の最高機関」である。これ以上のヒノキ舞台はない。

  そうしているうちに、1月16日、日ごろ威勢のいい公明党の矢野書記長がしょぼくれて、「この問題で国民各位に疑惑を抱かせたことは遺憾だ。今後もこのような疑惑を招くことのないよう、これを反省の材料にして、言論の自由をあくまでも尊重していく決意を改めてかためる」といった談話を発表した。そして、事実関係については「出版の妨害をする意志はなかった」と、主観的な心情を述べただけで、客観的な事実関係をほとんど明らかにしなかった。

  これは、私が「テープがある」といったために、全面否定を続けることができなくなったのであって、証拠がなければ、あくまでもシラをきり通すつもりであったことは間違いない。問題のテープは、公明党の藤原都議と聖教新聞主幹・秋谷栄之助がわが家に来たときにとったもので、先に日新報道側との会談の席で、創価学会側が、「交通事故に気をつけろ」という脅迫的言辞を吐いたということがあったので、万一のときのことを考えて、自衛手段として録音しておいたものである。これが、全面否定を繰り返す創価学会・公明党側にとって、いいのがれできない決定的な証拠となつたのは、自業自得、まこと皮肉な運命でさえあった。
  
  のちにウォーターゲート事件において、ニクソン大統領失脚の決め手になったのがテープであったことを思い起こすと、私の録音とりは、70年代問題の先どり行為だったわけで、『週刊朝日』が執拗にテープの公表を迫ってきたのをはじめとして、マスコミその他でも大いに問題になった。・・・次に共産党の不破哲三政治・外交政策委員長の質問を紹介しよう。不破はまず、とくに公明党の藤原都議のこの問題における役割についてただしたあと、田中角栄の問題に移っていった。

不破: 私は田中幹事長の藤原さんへの申し入れには、はっきりさせなければならない2つの問題があると思う。ひとつは、つぶやき・おせっかいというまったく田中幹事長の自発的、自主的な行為であったのかどうかという問題、それから内容の問題ですね。この両面があると思うんです。第1の問題については、例の電話による妨害ですね。これが田中幹事長から申し入れがあった以後、止まったというのは事実ですか。

藤原: 事実です。

不破: それで、決裂のあと再開されたわけですか。

藤原: そうです。田中角栄氏から電話があった10月4日の時点と、それから料亭で2回会ったんですが、このあいだには不思議なことに、電話は1本もかからないんです。いま田中氏がやっているんだからいいということを、いかに公明党の幹部が承知しているかということのあらわれで、まあ、田中氏が出たくらいだから、おそらくなんとかなるだろう、一応あそこにまかしてあるんだという姿勢であり、ある意味においては、全面委任という形態であった。少なくとも彼が私に接触しているあいだは、一応控えておこうという態度を公明党がとったことは間違いないと思います。

不破: 電話の問題などになりますと、あれはためにする者の、つまり、創価学会・公明党に反対する者の側の陰謀的なやり方だということを、いろいろなところで非常に強調するわけです。ところが、藤原さんの場合でいうと、この誰も知らないはずの、つまり当事者以外にだれも知らないはずのこの交渉がはじまったらぴたりと止まって、誰も知らないで決裂したらぴたりと再開されたんですから、私はこの電話妨害というのが、いかに組織され、統制されたものであるかということは、この一事をみてもわかると思うので、これは非常に重要な問題だと思って伺ったわけです。それから、竹入委員長から依頼されたということは、電話の席でも、2回の会合でもいわれたということですが、この事実を池田会長が知っているということを田中幹事長が藤原さんにいわれたのは明白な事実ですね。

藤原: これは第1回の千代新という料亭で、私が「誰が知っているのか」といったら、「池田会長と竹入と矢野と君と僕だ、この5人だ」こういうことをいったんですから、それは間違いございません。

不破: それから第2の内容の問題ですが、この内容というものが、大体1000部ぐらい形だけ表に出して、あとは何部刷ろうが全部買い取るというもので、これは常識でいえば、買収なんですね。この買収の提案が非常にはっきりあった。このことはもう確認されていますから改めて伺いません。その際、伝え聞くところなんですけれども、田中幹事長が、選挙区の問題とかその他について、政治の問題としてかなり重要な発言をしているということをうかがっているんですが、その点はどうですか。

藤原: 私は創価学会・公明党がファッショであるという書き方をしているし、それを公明党側が非常に気にしているということが田中氏とのあいだの議論のひとつの中心になったわけです。それで、田中さんは、「いや、公明党というのは、君がヤイヤイいうほどものすごいものではないぞ」と、まあ彼がナチスのことなんか研究しているかどうか知りませんが、「可愛いもんだ」と、こういう表現で、「ただ、あれが今後あまり伸びるようなことは問題なんで、なるべく平素から政治指南をしておいて自分たちの扱いやすいようにやっていくために自分は貸しをつくるんだ」という。「しかし、現に公明党はどんどん伸びているではないですか」と僕がいったら、「いや、君、大体このへんが頭打ちなんで、このあとで小選挙区および3人選挙区の併用方式を自分は考えているので、これをやれば、まあ公明党は50以上は絶対に伸びないような態勢になる。そういうような選挙法改正の構想をもっているんで、君が心配するように、あれはナチみたいにならねえんだよ、大丈夫だよ」ということをおっしゃいました。

不破: 藤原さんはこの本を出されるにあたって、いままで創価学会・公明党による出版妨害活動をかなり研究もされ、対応策も考えられてことをはじめられたということを、いろいろなもので書かれているのを聞いたんですが、いわゆる出版界の創価学会・公明党のタブーの問題で、藤原さんの調査の結果、もし発表できることがあったら伺っておきたいんですが。

藤原: 大体、この種の本というのは、ゲラ段階であちらにつかまれている。スパイが印刷所に入っています、創価学会の会員が。これが創価学会の本部ないし公明党の本部に対するひとつの信者としての忠誠心のあらわれになるんです。創価学会・公明党を批判するような本があったら、早めに、そのゲラの段階でお届けする。こういうことを奨励しているように私には思われる。だから、そういう形で抗議が来るケースがあります。

  それから、私のように、予告広告をいたしまして、『創価学会を斬る』というのをほんの小さく出した、この最初の段階で来る抗議の形態は、全部いやがらせの電話であります。それから、その次に、それなりの幹部が出てくる。幹部でうまくいかなかった場合には、私の場合は田中幹事長、内藤国夫君の場合は笹川良一氏か三浦義一氏(国家社会主義者・政財界の黒幕的存在)、それから植村左内氏のときには日大の古田会頭、賀屋興宣氏、こういうふうな人が出てくる。大体、この段階で、いままでは潰されているわけですね。私の場合は最後までいったわけで、田中幹事長の提案を蹴った。ここで、今度は出版妨害の具体的ないわゆる大衆動員妨害工作、経済的な圧力、このようになってきたんです。

  私の形態の特色は、田中幹事長段階で蹴って全面決裂までもっていって、そのあとに、創価学会・公明党の組織的出版妨害というものが全国的に展開されたところにあります。ところが、逆にいえぼ、実際に買いにいっても買えないのでありますから、この問題を非常に多くの国民に知らせ、こういう反撃が大衆の中から起こってきたひとつの背景がここにあるわけです。それで、それまでの手口をみると、まったく同じですね。

  大体、犯罪というものは、うまくいった手口は何回も繰り返すものであります。私の場合も、田中角栄氏が出てきて初版買い取りを申し出るという段階までは、内藤君のケースとまったく同じ。つまり、犯罪の手口の累犯性というものがきわめて明確にここに出ているわけです。これは、横の広がりの大きさと過去のたび重なる累犯性の点からみて、おそらく世界に例を見ざる大言論弾圧事件であるといわざるを得ないだろうと思います。
(藤原弘達「角栄、もういいかげんにせんかい」1985年刊より抜粋)

  さて、11月14日に閉会した第18回中国共産党大会だが、それとともに北京を去った初の民間駐中国大使・丹羽宇一郎前大使が、在北京日本人記者クラブが主催して開かれた送別会で、以下のような問題発言をしたと「週刊現代」が報じている。

  宴もたけなわになり、花束贈呈に続いて丹羽大使の締めの挨拶になった。「日中関係の局面は、ここ最近で大きく変わった。これ以上中国と関係が悪くなったら、40年前の国交正常化前に戻ってしまう。そんな中で北京を離れるのは正直言って心残りだ」大使としては真っ当な所感を述べていたが、まもなく離任という安心感もあってか、発言内容は次第に過激になっていった。

  「だいたい日本政府は、『尖閣諸島について領土問題は存在しない』なんて言ってるだろう。いまどき『領土問題がない』なんて言ったら、世界中の笑いものだよ。こんな主張は、パンツを穿いてないのに、自分だけパンツを穿いてると主張しているようなものじゃないか。外国から見れば、日本がオチンチン丸出しで騒いでいるようなものなんだよ。つまり日本は裸の王様だ。こんな主張は、早く止めるべきだ!」

  この発言に会場は凍りついた。大使という肩書で、日本の外交政策に楯をつく発言をしたというのは、確かに問題があるだろう。それにたとえに品がない。もっと問題なのは、この発言を複数の記者が本社に送ったのに、過激な発言過ぎると掲載を見送ったことである。

  丹羽大使(当時)とは北京で会ったことがある。その前に南京で「南京大虐殺記念館」を見てきたので、私は反中国主義者ではないが、あれを見せられると、私のような者でも中国への嫌悪感を抑えられなくなったと話した記憶がある。大使はそうですかと頷いていた。民間大使らしく、気さくでソフトな話しぶりが印象に残っている。
(元木昌彦の深読み週刊誌、11月28日より抜粋)

  親中派として知られる池田大作・創価学会名誉会長を通じて、中国は沖縄県の尖閣諸島問題について「領有問題や共同管理に関する日中間の定期協議」などについて、両国間で話し合いができるよう政治的、社会的な環境整備を要請していたことが分かった。このほど中国共産党の総書記に就任し、対日強硬派といわれる習近平国家副主席が指示したもので、習氏は日本側が話し合いを拒否すれば、これを口実にして、軍事的手段も辞さない構えだ。香港の中国筋が明らかにした。

  創価学会は8月中旬、次期会長との呼び声が高い谷川佳樹副会長を団長とする訪中団を上海市に派遣。「池田大作写真展」の開幕式に出席するためだが、その後、谷川氏は中国外務省関係者や李小林・中国人民対外友好協会会長と非公式に会談した。当時は香港の民間団体メンバーが尖閣諸島に上陸するなど尖閣問題で日中関係が悪化していたことから、李氏から谷川氏に「池田名誉会長の力で、両国間で協議の場を持てるような環境整備ができないだろうか」と持ちかけられたという。

  李氏は故李先念・元中国国家主席の娘。夫の劉亜洲氏は中国国防大トップの同大政治委員で中国人民解放軍上将という最高位の称号を持つ軍最高幹部の一人だ。習副主席とは同じ太子党(高級幹部子弟)勢力に属し、二人の関係は極めて近いことから、同筋は「李氏の要請は習副主席の意向が働いているのは確実だ」と指摘する。
(NEWSポストセブン、11月24日より抜粋)

  創価学会を取り込んで裁判も無罪を勝ち取った小沢さん。新生嘉田未来にどれだけ国民の期待を集められるでしょうか。

それが何?w・・・(勘違い念力殺人容疑)

  29日午前4時40分ごろ、群馬県藤岡市の関越道藤岡JCT付近の上り線で、金沢市から東京に向かっていた高速バスが側壁に衝突した。バスは大破し、乗客乗員46人のうち、40人以上がけがをした。地元消防によると、7人が心肺停止状態。けが人は群馬県内の5つの病院に搬送された。群馬県警などによると、現場は上り線の直線道路。バスは左の側壁にかぶさるような状態になり、中央部分に壁がめり込んでいる。怪我人のうち、25人は軽傷とみられる。

  予約リストには、石川県のほか、富山県や東京都の乗客の名前があり、群馬県警が確認を急いでいる。バスを運行していた千葉県印西市のバス会社社長によると、バスは金沢市を28日午後10時ごろ出発。東京・新宿経由で千葉県の東京ディズニーランドに行く予定だった。事故直後、男性運転手(46)が社長に電話し「社長、申し訳ない。事故を起こした。壁にぶつかった。自分も挟まれている」と話したという。東日本高速道路会社によると、関越道上り線の高崎IC―藤岡JCTと、北関東道西行きの前橋南IC―高崎JCTで通行止めとなっている。
(日本経済新聞、4月29日)

  26日の自民党総裁選直前、都内のホテルで決起集会を行った安倍晋三総裁(58)が、昼食に高級カツカレーを食べていたと一部の情報番組で報道され27日までに、インターネット上で“カツカレー騒動”が勃発している。ツイッターなどでは「(値段が)高すぎる」「既に庶民感覚を失っている」などと安倍氏への非難が出ている。過去にも麻生太郎元首相の都内一流ホテルでの高級バー通いが非難されたことがあり、安倍氏にとっては早速痛い船出となった。

  安倍氏は26日、東京・ホテルニューオータニで行われた決起集会に出席。支持者を前に、総裁選に「勝つ」ための験担ぎとしてカツカレーを勢いよく頬張った。この様子をMBSテレビの情報番組の男性リポーターが「通常のカレーだけで3500円、カツを乗せると特別オーダーでもっと高くなるそうです」などと伝えたことが“カツカレー騒動”の発端となった。

  放送直後から、ツイッターやフェイスブック上などで「安倍さんは全く庶民感覚がない」「高級カレーをテレビ前で食べるなんて一般人を無視している」などとの非難が出た。ただ、一部には「3500円カレーを食べてみたい」という書き込みもあった。その後、ネット上で同ホテル内にあるコーヒーショップ「SATSUKI」のポークカツカレーのフィレ(3200円、サービス料別)ではないかとの情報が流出。同品は、定価に10%のサービス料が追加され3520円で提供している。

  ホテルニューオータニの広報担当の石黒孝大さんによると、前日26日のカツカレーは同ホテルで決起集会を行った安倍氏だけでなく石破茂前政調会長(55)も食したという。このカレーはSATSUKIの商品ではなく、宴会場を予約した方のみに提供される特別メニューだという。金額に関しては「宴会場と昼食のセット料金のためお答え出来ません。ただ、ホテル価格であることは間違いありません」と説明した。

  同ホテルによると、ホテル内でカツカレーを提供しているのは4店舗ある。その中でも、最も高いのが約20年以上も前からカツカレーを提供しているSATSUKIだ。政界や芸能界などの著名人に愛されているカツカレーだという。石黒さんは「ネット上の騒動で、10件近くカツカレーの問い合わせがありました。お店のページビューも昨日に比べ10倍以上で、通常よりも数も出ており私どもも驚いています」と困惑気味に話した。自民党本部の食堂にも議員に愛され続けてきたカレー(700円、サラダ付き)がある。たまたまホテルで決起集会を行ったことから飛び出した今回の騒動。非難が出るのも、自民党の政権復帰が近い証しなのかもしれない。

  自民党とカレー・・・自民党では派閥が活発だった時代から、昼間に党本部で開かれる会議で、必ずといっていいほどカレーライスが出されてきた。手早く食べられるのが理由で、同じメニューを食べて一致結束を確認する目的も。かつての田中派・木曜クラブの昼食もカレーだった。党本部で出されるのは、9階の食堂メニューにあるマイルドな風味が特徴のカレーだ。民主党などほかの政党でも、昼会合時のカレーは定番メニューで、総理官邸でも、首相がカレーを食べながらスタッフと打ち合わせをすることもある。カレーは、永田町とは切っても切れないメニューだ。
(日刊スポーツ、9月28日より抜粋)

  昨日の24時間テレビ、午後7時過ぎから、嵐の松本潤が被災地石巻の高校の吹奏楽部を指揮するのを見ました。指揮をしたことがない松潤は、佐渡裕さんから指揮のレッスンを受けます。佐渡さんの熱い指導。

  「下を向いて指揮をしちゃいけない」「生徒達が何のために演奏をするのか考えて指揮をするんだ」

  生徒達は、音楽室に松潤がサプライズ登場して、大喜び、明るい部員が集まった吹奏楽部です。しかし、ひとりひとりの演奏への思いを聞くために、松潤がインタビューをすると、津波の犠牲になった家族、友人などを持つ人が大勢います。津波でお母さんを亡くしたテナーサックスの女の子。

  「天国のお母さんに、元気でやっているよと伝えたい」

  お母さん亡き後、男手だけで二人の子供を育てているお父さんに感謝のメッセージ。武道館での演奏が始まりました。佐渡さんのメッセージを受け止めた松潤による、心が入った熱いタクト。ノリも良く、演奏もすごく上手。演奏中から佐渡さんはもう大泣き。生徒達と松潤、そして武道館、お茶の間が一体となりました。最後の音が鳴り響き、大きな拍手。ブラボー。それぞれの生徒が演奏で込めた思いは、きっと伝わったと思います。

  今年の24時間テレビのテーマは「未来」でした。
(調布の税理士西山のブログ、8月27日より抜粋)

  かなり棘のある文章ですね? 少し驚きましたが、私も遠からず同じような思いを持ちました。楽器を届けて下さった人達に、感謝を伝えたいっていうのがそもそもだったのに 最後は松本さんに感謝を伝えるというw 完全に着地を間違えた企画になってて、白けてしまいました。質問者様がご指摘のように、色々大人の事情があったのかもしれませんが、あんな構成になってしまったことはとても残念です。緊張と不安とプレッシャーの中、全力を尽くした彼女たちに失礼な気がしました。相手が高校生とはいえ、払うべき敬意というものがあった筈なのに、いつの間にか脇役になって完全に置き去り。ひたむきに頑張る彼女たちの姿をもっと見たかった、というのが本音です。(ヤフー質問箱知恵袋より)

  ここに小百合さんと恭兵さんの映画が被さって来るわけで・・・先日テレビをザッピングしてたらベートーベンの運命の演奏が飛び込んできましたw おかしな公務員や教員を選別するというのはよいのですが、人権救済法案のように、おかしな人がまともな人を排除する手段に利用されがちなのが問題です。念力殺人は合法ですから、愉快犯のように自己主張してくるところが不気味(キチガイゾンビ)です。こうして霊能を逸脱行為に弄ぶ輩はやがて自身に毒が廻り、常識的日常的行為にも逸脱を生じてきますが、軽犯罪処罰くらいしか対処の方法はないのかなあ・・・捕まらないと解っているから気持ちがどんどん大きくなるのです。

新進党と「環境ファシズム」

  新進党解党の歴史は、私にとって、傷口に塩水を塗り込むようなもので、筆舌に尽くしがたい辛さがあります。このエントリー2月に、私のツイッターの方で、「新進党の歴史を知りたい」というご要望にお応えし、1時間ほどで勢いで書いた新進党解党の歴史のツイートをまとめたものです。まとめたというよりも、箇条書きの状態です。もう少しまとまったものを書くには、時間が必要か、あるいは私の手には負えません。新進党解党の歴史を知ってください。では、まとまりのない文章で失礼します。(固有名詞を部分的に書き直しました)。

  新進党解党について知りたいという方がいらしたので、少し書きます。新進党は首相経験者で自民党を離党した海部俊樹党首でスタートしましたが、小沢一郎幹事長側近議員(今はみんな落選しました)が専横を極めました。最初の小選挙区選挙では、小沢さんの戦略ミスと直前の鳩菅民主党結党があったのもかかわらず156議席を取りました。

  156議席(当時は衆院の定数は500)といったら、今の野党第1党・自民党よりも3割ほど多い議席を持っていました。もしも、鳩菅民主党と選挙協力して、30選挙区ほどの自民党議席をひっくり返せば、第42回衆院選で政権交代は可能だったと思います。ところが、その前に新進党は解党しました。

  例えば、民社党出身の川端達夫さんは、新進党を離党して、その後復党しました。悩んでいたのでしょう。自民党の亀井静香政調会長らの「新進党は創価学会だ」というネガティブキャンペーンに、創価学会員の秘書団による国会バリケード封鎖で抵抗するという戦術ミスもありました。これも小沢執行部の浅知恵によるものです。

  党首選も小沢軍団は強いのはいいとしても、やり方が極端で、敗戦後の羽田孜陣営がその尊厳を傷つけられて、離党せざるを得ないところまで追い込みました。このとき羽田陣営で、北澤俊美さんは羽田さんと行動を一にし、一緒に離党し、太陽党を結成。一方、“脱出ボート”に乗り込むかどうかの瀬戸際で、岡田克也さんは「二大政党制の実現」のために新進党に残る決断をしました。

  それでも2大政党のために新進党を立て直そうという機運は健在でした。1997年11月の党首選には、閣僚経験2回(農相、総務庁長官)があるとはいえ、ダークホース的存在だった鹿野道彦さんが敢然と出馬しました。鹿野さんというのは小沢さんよりも腰が高いという「珍しい政治家」でしたが、(笑)、「小沢230票」対「鹿野182票」まで追い上げました。

  これに驚いた小沢さんは、鹿野さんに投票した人の排除をめざして「純化路線」という言葉を党運営に使い出しました。ちなみに「純化」とは、国によっては、少数民族の虐殺や混血推進(すなわち・・・レイプということです)に使われる恐ろしい政治用語です。小沢一派は、党内の不満分子を「分党」という格好で、新進党から追い出そうとしました。ここで甘かったのは、小沢一派は、「純化」をしても野党第1党の地位は保てると考えていたことです。実に甘い認識です。

  新進党は1997年12月に分党しましたが、これは今の歴史では「新進党解党」と呼ばれます。新進党は8つの政党に大分裂してしまいます。細川護煕元首相は「フロムファイブ」、岡田さんと鹿野さんは「国民の声」、神崎武法さん、冬柴鉄三さん、浜四津敏子さんら創価学会員は「新党平和」、旧自民党議員ながら創価学会の支援も欲しい首都圏の議員は「改革クラブ」(石田勝之幹事長)、中野寛成・川端達夫・直嶋正行さんら旧民社党は「新党友愛」・・・

  第1次民主党(鳩菅共同代表)、新党友愛(中野寛成代表)、太陽党(羽田党首)、国民の声、民主改革連合(土肥隆一幹事長)らは1998年の通常国会を統一会派「民主友愛太陽国民連合」(民友連)で臨みました。そして、小沢党首率いる「自由党」は「純化」の結果、なんと野党第2党に転落してしまったのです。

  通常国会中に、「民主友愛太陽国民連合」は第2次民主党を結党しました。結党大会の司会は、千葉景子さんと松沢成文さんでした。野党第2党は自由党、(小沢党首・野田毅幹事長)、そして、創価学会員のほとんどの議員は野党第3党の「新党平和」(後に「公明党」に名称復帰)になります。

  民主党結党からわずか3ヶ月で臨んだ1998年の参院選で民主党は大勝し、その日のうちに橋本龍太郎首相は退陣。「官邸の森蘭丸」とまで呼ばれた首相秘書官(政務)の江田憲司さんも、突如、失業してしまいました。自民党総裁は小渕恵三さんになります。野党第2党になった小沢自由党はあせって、小渕内閣と連立。さらに野党第3党の公明党も加わり、「自自公連立」に。自民党は息を吹き返し、政権交代ある2大政党制は遠のきました。

  新進党解党当時、渡部恒三さんは衆院副議長でしたので、慣例にもとづき無所属となっていました。第2次民主党結党大会の来賓としてあいさつし、「私が(副議長退任後に)帰る家を作ってくれてありがとう」「山一・拓銀ショック。今解散があったら、政権交代できた」と語りました。そして、「もしも新進党が残っていれば政権交代できた・・・あっ、そこに小沢君がいた。来賓だって。よく恥ずかしげもなく来られるね」と語ると満場が嘲笑の渦になりました。議員も秘書も記者も、来賓としてやってきた小沢一郎・自由党党首を指さし、嘲り笑いました。

  当選2回生の河村たかしさんは、世渡り失敗で、新進党から自由党に行ってしまいましたが、小沢党首に敢然と離党の理由を口頭で述べて、離党届を出しました。半年間ほど無所属で「黒い経歴ロンダリング」をして、1998年暮れに民主党に入党しました。
(宮崎信行ブログ、2010年4月15日より抜粋)

  環境ファシズム(エコファシズム)とは、環境保護や動物愛護などを理由に、異論を排除して全体主義的な政策を推進し、権威主義や人権抑圧などを正当化しようとするイデオロギーの一種である。通常は、過激あるいは破壊活動を伴う環境保護活動を行ったり、過剰な環境保護を要求したり、「環境保護」を名目に他者に自身の思想や行動への賛同を強要したり、あるいはいわゆる環境利権を貪るなどの団体や活動家に対して、批判的な立場から使用される用語である。

  エコファシズムの思想的な背景には、大幅な人口減の必要性を唱えるネオ・マルサス主義の影響を受けた生物学者のギャレット・ハーディンによる優生学的な選別思想が基盤にあるだけでなく、ロマン主義や情緒主義との結びつきも指摘されている。

  エコロジーの思想的な基盤にはドイツの生物学者エルンスト・ヘッケルの寄与が指摘されており、ヘッケルの種の優生学的保存などの社会ダーウィニズム的な主張はナチスによるホロコーストを支える理論的な根拠として扱われたことから、エコロジーとナチスのファシズムの二つの思想の潮流を辿ると、いずれもヘッケルを介するという点で共通項をあげることができる。

  ナチス政権下のドイツでは、1933年に動物保護法、1934年に国家狩猟法、1935年に国家自然保護法が制定され、動物の虐待の禁止、麻酔なしの生体解剖の禁止、野生生物の保護のため雑木林の保護などが行われた。その一方で、豚などの動物を忌み嫌い、捕虜やユダヤ人に対しては動物以下の扱いが行われた。これは人間と動物の境界を曖昧にすることによって、人間に対する殺人のハードルを動物のレベルにまで下げることになったためとの解釈が行われている。
(ウィキペデイアより抜粋、一部改変)

  きれいな言葉を実行したら人間的には残酷だったということはよくあること。日本未来の党が「第2新進党」や「環境ファシズム政党」でないかどうか有権者は徹底的に監視する必要があります。「脱原発」の動機が「社会のため、人々のため」なのか、それとも「選挙のため、歳費のため」という“貪欲”に依拠しているのかということですね。ちなみに新進党の目指すものは「中道右派・新自由主義・新保守主義」です。今度は「中道左派・反新自由主義・女性と環境」でしょう。統合と純化を繰返し、理想の政党できたんでしょうかね? 新進党の結党大会はみなとみらいのパシフィコ横浜で行われました。

公明党の覇権と「外国人参政権」

  公明党の斉藤鉄夫幹事長代理(原発災害対策本部長)は24日、都内の日本記者クラブで同党の原発・エネルギー政策見直しについて講演しました。斉藤氏は「党内で20回弱、勉強会や議論を重ねたが(見直し案を)とりまとめるに至っていない」「原子力依存を減らす大方針も、正直申し上げて結論が出ていない」などと釈明しました。

  「新進党(合流)前の古い公明党は原子力に否定的だった」と結党以来の原発推進を隠す発言をした上で「1970年代の石油ショックや伏見康治先生(物理学者)を(公明党)国民会議に招いて以来、党の政策転換をし、石油代替エネルギーの主柱としてこれ(原発)を容認する方針になった」と説明しました。

  また斉藤氏は、自民党との連立を決定した党大会(1999年)で「自然エネルギー産業の育成」を決めたものの、「自民党との連立10年の間に(原発を)過渡的エネルギーとして抑制的に使う精神を少しずつ忘れていったのではないか」と、自民党に責任をなすりつける新解釈を披露。環境省が原発政策を担当する「環境エネルギー省」案まで紹介しました。
(しんぶん赤旗、2011年8月25日)

  公明党は17日、次期衆院選のマニフェスト(政権公約)「日本再建」を発表した。東日本大震災からの復興や「防災・減災」対策、早期の「原発ゼロ」実現を掲げ、消費増税に伴う低所得者対策として、14年4月の税率8%段階から食料品や文化関連などの税率を抑える軽減税率の導入を図ることなどを盛り込んだ。自民党とともに政権奪還を目指しており、約3年間の民主党政権を「失政」と批判し、「責任ある政治を進める」と強調した。

  山口那津男代表は記者会見で「民主党は国民の期待を裏切り続けた。政権担当能力を欠いた民主党に政権から退場してもらい、国民の信を得た新たな政権の下で、日本再建を進めるための選挙を目指す」と訴えた。公約では「震災からの復興に全力を挙げる」として「防災・減災ニューディール」の推進を最初に掲げた。

  10年間で100兆円を集中投資し、老朽化した公共施設の更新などインフラ整備を進め首都直下地震などに備えるとともに、景気対策につなげる。エネルギー政策では、原発の新規着工を認めず、運転期間40年を超える原発は原則廃炉にすることで「可能な限り速やかに原発をゼロにする」とし、再生可能エネルギーの拡大を主張した。
(毎日新聞、11月17日より抜粋)

  右傾化、右傾化と騒がれていますが、「平和政党」公明党の躍進も広がっています。言うまでもなく安倍ちゃん自民党は山口公明党本体と連携、しかし創価学会を批判する慎太郎氏と共に維新を代表する橋下市長は公明党と選挙協力している筈です。ここからが重要で、自民党は外国人参政権反対ですが日本維新は賛成です。同じく外国人参政権反対の亀井静香さんも参加した日本未来の党、嘉田知事は元々社民党推薦ですから外国人参政権賛成です。小沢新党は第2公明党として自民党の補完勢力と成り下がってしまった公明党本家に飽き足らない創価学会員、特に右傾化に危惧を感じる婦人部の取り込みを狙っています。従って日本未来の党の議員には公明党シンパ・創価シンパが幹部に一定の勢力を占めるといってよいと思います。嘉田さんが「小沢さんの加入には+と-の両面ある」と言ったのはこの創価パワーの利用を指していると思います。

  もうこれは自由競争の原理で、A社で創価学会員が台頭し、創価パワーを社内で利用するようになる。するとライバルB社では怪事件が起こったり広告収入が減ったりするので会社防衛のためにやむを得ずw創価パワーを認め、取り込む。人気商売だと事件やクレームは致命的ですからこうしてその業界全部が創価パワーに取り込まれ、創価パワーを利用しない会社を弾き出すのです。マスコミなんか完全にそうですね、右傾も左傾も関係なくアメリカや創価学会に屈服するわけです。そうして業界全体の信頼が地に堕ちて行くわけです。これは日本社会全体の現象といってよいでしょう。さらに外国人参政権反対は自民党とみんなの党、国民新党のみとなりました。経済産業をこれだけ破壊され、領土問題もこれだけ侵犯されて外国人に参政権を与えるのでしょうか。この危機はやはり日蓮大明神を拝み足りない故の祟りなのか・・・全然逆でしょうw

日蓮宗の残光

      昭和7年2月16日 満州国建国
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  ・・・長谷川一夫主演で『日蓮と蒙古大襲来』(1958年)という大映映画がありました。蒙古襲来を知った日蓮上人が博多の海辺で夜を徹して祈り続け、その祈りが天に通じたのか、暴風雨が吹き荒れて・・・という映画で、「歴史スペクタクル」と銘打った映画ですが、歴史的事実とは異なった商業映画です。

  日蓮の祈りで蒙古襲来という国難を避け得たという「説」はかなり古くから流布されています。福岡県庁隣の東公園には日蓮上人銅像があります。明治21(1888)年に建設運動が始まり、明治25(1892)年に起工式、明治37年(1904)年に完成しました。高さは11.55メートル、重さは75トンの巨大な像です。時代背景としては、明治27年=日清戦争、明治37年=日露戦争ですから、アジアに対する対外膨張主義の国威発揚運動の一環として建設されたことは明らかです。

  『江戸名所図会』(1836)巻七によると、押上の最教寺に、「鎌倉将軍惟康親王、 蒙古鎮制のために書かしむる ところの日蓮上人真蹟の曼荼羅の旗あり」と書かれています。最教寺は戦災で八王子市に移転しました。鎌倉将軍惟康親王とは源氏が3代で亡びた後の第7代将軍。その曼荼羅とは上下に八代龍王を描き、四隅に四天王を描き、中央の丸い輪の中に「南無妙法蓮華経」そして諸仏の名前が小文字で埋め尽くしたもので、丸印に描かれているから「日の丸」曼荼羅といわれています。鎌倉将軍惟康親王が博多まで持参し、この旗を立てて蒙古軍を蹴散らした、という図が『江戸名所図会』にも載っています。最教寺住職に電話で問い合わせたら「曼荼羅の旗はあるけれど江戸時代のものらしい」とのことでした。

  『立正安国論』で「日蓮は日本国の棟梁なり。余を失うは、日本国の柱を倒すなり。」と宣言し、「自界反逆難で、北条一門同士討ちになり、他国侵逼難で他国の侵略にあう。建長寺・極楽寺等一切の念仏者・禅僧の寺は焼き払い、その首を切らなければ、日本国は亡びるのだ」と予言しました。予言通り、北条一門の同士討ちは起こり、蒙古が襲来してきました。しかし日本国は滅びませんでした。

  日蓮を困惑させたのは、諸悪の根源である他宗派は健在であり、鎌倉幕府が日蓮宗に帰依しないままで蒙古軍が滅びたことでした。大映映画では、博多の海岸で日蓮が必死に敵国調伏の祈りをささげ大嵐を呼んでいる時期、実際の日蓮は山梨県・身延山におりました。日蓮の「日の丸」を掲げて惟康親王が進軍した事実もありません。親王はずっと鎌倉にいました。2度目の元寇の際、日蓮は『小蒙古御書』なるものを書き、「蒙古襲来については軽々しく口にするな」と門人に回覧させています。2度目の元寇も日蓮の予期に反し、蒙古が壊滅したという弟子からの知らせを受け取った時、日蓮は「そんなはずがない。この日蓮を陥れるためのデマだ」と言いました。『富城入道殿御返事』

  中世が専門の歴史学者・網野善彦氏は「日蓮は実は元寇が日本を征服することを望んでいた」(講談社『日本の歴史10』)とまで言い切ります。日蓮が蒙古調伏の祈祷を行ったということは歴史的事実に反します。そうあって欲しかったという後の信者が作り出した絵空事です。絵空事も時間がたち、事情を知らない人が多くなると、偽物の証拠が作られ、真実らしく立ち現れてくることに注意が必要です。あの巨大な銅像が絵空事であるとは…信じた人には無惨なことです。国粋主義者は往々にしてこのような勇み足をいたします。絵空事だと自由に言えるようになるのは戦後もだいぶたってからのことでした。
(ブログ「日の丸の万華鏡」2008年10月8日より)

  しかし日蓮宗には、この宗教が興隆すると周辺に有事・不幸が起こるという“功徳”があるのです、ものは観方ですよね。現在もエレベーター事件や山梨トンネル、北朝鮮ミサイルのニュースがありますがさてこれは日蓮宗に帰依が足りない故の祟りでしょうか、それともどこかの新政党が賑やかな盛り上がりを見せたからなのか・・・このスローガンと内実の「ズレ」「欺瞞」ということを強烈明確に意識していないと何度でも同じ過ちを繰返すことになります。チベットもオウムも強力な超能力を持ち、日々の研鑽を積んでいたのは間違いないのに何故破滅してしまったのでしょうか。

劇場型選挙のポピュリズム

  ・・・メディアの事前予測と選挙結果の関係を示すものとして、アナウンスメント効果がいわれてきた。これには2種類ある。バンドワゴン効果とアンダードッグ効果と呼ばれる。バンドワゴンとは楽隊の先頭に位置する車のことだ。メディア予測をそのまま受け入れ、勝ち馬に乗る心理が働いて、予測をさらに加速させる現象をいう。アンダードッグは「負け犬」だ。これは判官びいきが働き、あるいは、そういう予測なら自分が選挙に行かなくてもいいなと思わせる現象が生じる。その場合はメディア予測と逆の結果となる。

  政治記者として選挙報道にたずさわってきた経験からいえば、かつては後者が圧倒的に多かったように思う。いまだから言えるが、選挙区の情勢分析を書く場合など、知己の政治家や秘書らから「当選確実のようには書かないでほしい。あと一歩、横一線、ぐらいだとありがたい」などと「陳情」されたものだ。早くから当確予測が出ると、陣営が緩んでしまい、思わぬ結果に結びつきかねないのである。かといって、大きく引き離されているかのように書かれると、これもまた、候補にとってはしんどいことになる。選挙戦の有力プレーヤーとは見なされなくなり、存在感を下げてしまうからだ。

  このごろの投票行動は、バンドワゴン効果が生ずることのほうが多いように感じている。一定の予測が出ると、その流れに飛び込んで一緒に楽しもうといった心理が有権者に作用する。今回のケースだと、「民主300」という劇的な予測を受けて、その流れを確実にさせようという投票者が増えることになる。

  そうした一方で、投票行動にはバッファープレーヤーの存在も重要な要素として指摘されている。最近の選挙は無党派層の動向が結果を左右するが、同じ無党派でも政治意識の高い層と、無関心層に分けられる。その意識の高い無党派層が、選挙全体の構図を見て、たとえば「民主党政権はいいとしても、勝ちすぎるのはまずい」と考え、それを踏まえた行動に出る。これがバッファープレーヤーだ。バンドワゴンかアンダードッグか、はたまた、バッファープレーヤーはどの程度の位置づけとなるか。そうした側面を中心に、この総選挙は格好のケーススタディーとなりそうだ。

  世論調査の結果から、不思議な傾向も指摘されている。民主圧勝予測の裏で、民主党のマニフェストや政策そのものには批判的な声が少なくないのだ。朝日は21日付で世論調査の結果を分析しているが、政権交代が起きたら日本の政治は「よい方向に向かう」という回答は24%、「変わらない」が56%を占めたという。朝日はこう書いている。<公示直前に実施した世論調査でも、子ども手当など民主党の目玉政策への評価の低さが浮き彫りになっている。有権者による「政権交代願望」の強さは情勢調査結果でも表れたが、それが民主党の政策や政権運営への期待の反映とはいえないようだ>

  とかく民主党びいきと思われている朝日にして、こういうことまで書かなくてはならないほど、調査結果には不可解な要素が残るということになる。産経世論調査(25日付)でも興味深い結果が出ている。比例投票先は民主45.8%、自民24.4%と民主党がダブルスコア近くまで引き離しているのだが、こういう質問には自民のほうに軍配が上がるのだ。「頼りになるのは」・・・自民28.6%、民主27.3%、「人材が優れているのは」・・・自民32.4%、民主27.4%、つまり、「民主300」を引き出した要因は、政権交代そのものへの期待であって、民主党の政策や政権運営を全面的に支持してではない、ということになる。

  小泉郵政総選挙は郵政民営化を争点とする「劇場型対決」のおもしろさに有権者が酔った、といっていい。今度は政権交代というめったにない事態へのおもしろさが、4年前と同様の「劇場型」ムードをつくり出したのではなかったか。むろん自民党が「時代」をつかむことに失敗し、国民の逼塞感に思いが及ばず、支持基盤はガタガタに崩れ、自民離れ・麻生離れの雪崩現象を引き起こしていることはいうまでもない。そのことは百も承知のうえなのだが、4年前に小泉自民圧勝を導いた無党派が今度は民主圧勝へと舵を切ったのではないか。

  同じ無党派がまったく異なる選択をしようとしている。おそらくは、その底に流れる心理は共通しているものがある。「ばらまきオンパレード」のマニフェストを掲げようが、鳩山由紀夫代表の発言がぶれようが、そういうことは投票選択の基準にはならないのだ。「政権交代?おもしろいじゃないの」といったあたりの感覚だ。民主党はこれをとらえて、「政権交代」「チェンジ」に照準をしぼった選挙戦を展開してきた。そこに流れるポピュリズムを無視するわけにはいかない。郵政民営化にしろ、政権交代にしろ、「単一イシュー」のほうが、白か黒かのステレオタイプを生むのであって、それが国民受けするのだ。

  そう考えていけば、小沢一郎前代表の政治資金疑惑にからむ「天の声」も、鳩山代表の「故人献金」問題も、ほとんど影響を与えていない不可解さを理解できるようにも思える。政権交代という今回の劇場の「演目」にとって、そうした次元のことはどうでもいいのである。
(花岡信昭、日経BPネット2009年8月27日より抜粋)

  どんなに切実な政策でさえもすべて舞台の上で劇化され、劣情を刺激するようにもって行かれるのです。政治家もマスコミも有権者も皆このシステムという“麻薬”にいまだに溺れています。その上で経済成長・国家運営・抜本改革・問題解決など虫のよすぎる話ではないでしょうか。空想のエネルギーで現実のエネルギーに対処は出来ません、空想に応えるのは同じような空想、つまり「似非現実」のみなのです。我々は「文化的」という美名の下にこの現実的エネルギーから余りにも日常的に逃避しているのではないでしょうか。現代日本の閉塞感の元凶にはこの「現実への侮蔑」が存在すると思います。空想と現実を慎重に分別して批判することが肝心でしょう。

“日本未来の党”の未来・・・?

  「国民の生活が第一」(小沢一郎代表)が25日夜、東京都内で結党記念パーティーを開き、支援者ら約4千人が参加した。小沢氏はあいさつで「民主党政権で国民への約束は捨て去られた。消費税の大増税を凍結・廃止し、脱原発を実現する」と語り、次期衆院選での支援を求めた。

  来賓には、東京電力の福島第一原発事故に直面する福島県関係者らを招待。同県二本松市の三保恵一市長は「今も放射能の恐怖におびえながら生活をしている。脱原発という新しい時代に向けての活躍を期待する」とエールを送った。
(朝日新聞、10月25日)

  滋賀県の嘉田由紀子知事(62)は27日午後3時過ぎから大津市内のホテルで記者会見し、新党「日本未来の党」を結成する、と表明した。原発を段階的に削減する「卒原発」など6つの主要政策を掲げ、「未来をつくる政治の結集軸」を目指すとした。

  嘉田氏は知事のまま代表に就く。任意団体としてスタートし、政党を含む幅広い層に賛同者を募る。代表代行には脱原発を訴える環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長が就任する。「卒原発」以外の政策の柱は、「活女性、子ども」誰もが居場所のある社会を実現▽「守暮らし」生活に対する不安を取り除く▽「脱増税」消費増税の前に、徹底してムダを削除▽「脱官僚」国民・地域の立場に立った行政・司法に改める▽「誇外交」食品の安全、医療制度を守り、品格ある外交を展開、とした。

  嘉田氏は「びわこ宣言」も発表。東日本大震災後初の国政選挙であるにもかかわらず、原発のない社会に向けての議論は不透明なままだ、と指摘。「自民党はこれまで原発の安全神話をつくり、事故への備えを怠り福島事故に対する反省は一切なく、原発推進ともとれるマニフェストを発表した」と批判した。

  その上で「多数の原発が集中立地する若狭湾(福井県)に近い滋賀県、琵琶湖をあずかる知事として、国政にメッセージを出さないことは、これまで琵琶湖を守ってきた先人に対しても、子や孫に対しても申し訳が立たない。国民の信頼を取り戻し、国民が希望を持つことができる、未来への選択肢となる新しい政治の軸を立てる」と決意を表明し、賛同を呼びかけた。びわこ宣言の賛同者には京セラ名誉会長の稲盛和夫氏、音楽家の坂本龍一氏、俳優の菅原文太氏、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、脳科学者の茂木健一郎氏が名前を連ねた。
(朝日新聞、11月27日)

   日本航空(JAL)の稲盛和夫名誉会長が10月23日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し、業績回復の背景について語った。稲盛氏は、社員の意識改革の重要性を繰り返して強調した。その上で、日本の多くの経営者について、企業戦略を社員に説明する努力が足らない点を「心からの協力を得るのは難しい」などと批判した。また、日本のエネルギー政策については、政府が打ち出している「原発ゼロ」については否定的な見解を示し、自らが推進している太陽光発電についても「メジャーなエネルギーにはなり得ない」と述べた。

  ・・・「近年では、日本の経営者の多くは、目に見える財務指標や事業戦略に気を取られているのではないか。例えば、記者を集め、本社の事業スタッフがつくった事業戦略を、まるですぐにでも実現できるかのようなプレゼンテーションを行っている人もいる」と「理念なき経営」を批判。

  「それを実行する社員は、その詳しい内容を知らないケースもあるのではないか。それでは、社員の心からの協力を得るのは難しいはず。もし、その事業戦略を必ず実現しようとするならば、その意義や目的、達成までの方法などを、経営トップが現場に出向き、現場の社員が心の底から『それをやり遂げたい、必ずできる』と思うようになるまで話し込まなければならないのではないか」などと、経営戦略の意義を社員に説いてまわることの重要性を繰り返した。

  エネルギー問題については、「何とか原発なしで高度な文明社会を維持していくことでできればいいが、現在の科学技術では、私はそれは不可能だと思っている」と政府が掲げた「原発ゼロ」には否定的な見解を示した。稲盛氏は京セラの創業者としても知られ、同社グループは、8月に稼働を始めた「ソフトバンク京都ソーラーパーク」などの太陽光発電所の建設に携わっている。

  だが当の稲盛氏は、「太陽光発電については、私は最も日本で先駆けてやってきた技術屋。現在日本で一番生産量も多いし、設置をしているのが京セラの太陽光発電」と自負を見せながらも、「メジャーなエネルギーにはなり得ないと思っている」と太陽光発電は補完的な役割にとどまるとの認識を示した。その上で「原発は必要悪として、どうしてこれをコントロールして使っていくかに力を入れなければならないのでないかと思っている」原発のリスクや廃棄物の処理を含めた情報開示の徹底を求めた。
(J-CAST、10月23日より抜粋)

  「卒原発」を唱える日本未来の党の嘉田由紀子代表は1日午前、原発について「原子力規制委員会が安全性を担保し、政府が必要だという判断をした場合、再稼働を認める」と述べ、条件が整えば再稼働を容認する考えを明らかにした。未来が掲げる「10年後の卒原発」については「目標」との認識を示した。嘉田氏は11月27日の結党会見で、原発再稼働の是非に言及していなかった。

  1日午前、読売テレビの番組に出演し、考えを述べた。未来が唱える卒原発は原発依存から段階的に卒業するとの意味だが、嘉田氏の発言は、未来の「脱原発イメージ」が後退した印象を与える可能性がある。嘉田氏は卒原発の時期を「10年後」とした根拠について「できるだけ早く(原発ゼロに)したいが、電力システム改革などが必要だ。そこを考えて現実的に10年という目標を立てた」と説明。10年後の卒原発を「目標」と位置づけ、原発に代わる新たなエネルギーのめどが立たない場合、廃炉時期がずれ込む可能性を認めた。これに関連し大阪市内で記者団に「政治は意志を示すことが必要だが、電気料金や安定供給の問題もある」とも語った。

  未来の政策要綱は、原発ゼロを実現する道筋について「世界最高の安全基準、新増設の禁止など『卒原発プログラム』を定める」と具体策の明示を見送っている。嘉田氏は政府が今年6月に踏み切った関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐって、当時、滋賀県知事として政府に慎重な判断を要求。政府判断は暫定的なものだと指摘し、再稼働を「夏限定」にするよう訴えていた。
(毎日新聞、12月1日)

  小選挙区での自民党圧勝予測なのか、民主党政権中3年以上見慣れていた地元議員が選挙が決まった途端急にお国替え・・・あらら、つい先日駅前で街頭演説・ビラ配りしてたのに・・・こんなやり方で「選挙で国民の皆さまの審判を!」なんていえるのでしょうか? 今度は赴任先で「テレビでおなじみのー!」とやるのでしょう、全く馬鹿にしています。

  まず小沢さんの失敗は、今回の選挙相手は民主党とか野田さんではなく(こんなん無視無視!)、自民党の安倍ちゃんなんですよ。ここを間違えたら維新包囲網も腰砕けです。安倍さんの戦略を半分パクるくらいで丁度よい。安倍ちゃん討論会で女性や弱者応援に言及してるでしょう。パクられたらパクり返さないとダメ。原発も再稼動容認、目標ゼロでいいんです。これには専門家の知見が必要ですし、人類史上に残る難問ですから。その上で、「小沢一郎・亀井静香で景気雇用と防衛外交、地方分権はしっかりやります! 安心して我々にお任せ下さい」と胸を叩いて断言するw 続いて脱増税は福田衣里子が、脱原発は三宅雪子が、脱官僚は森裕子が、脱TPP・脱オスプレイ・脱普天間・脱対米従属は阿部知子が・・・「本気で、全力で取り組みます、是非私たちに皆さんの声を、力を結集して下さい!」と絶叫する。最後に嘉田知事が著名人の推薦陣を従えて「いままでのニッポンはもう卒業! 女性の皆さん、男性の皆さん! さあ変えましょう、私たちの手で」日本未来の党・・・こんなん考えてみましたけど、やっぱりダメでした?w20議席・・・いくんでしょうかね、まあこういう党はあってほしかったんですけどとにかくいきなり急展開で何が何だか・・・というのが正直なところです。理念派か現実派か、まあしばらく様子見ですw 豪華メンバー勢揃いを得票に繋げないと冬の打ち上げ花火で終りです。産経抄の鳩山さんを入党させてほしいには爆笑w 期待度は高くても信頼度は未知数???でしょう・・・とにかくこのままだと安倍自民圧勝230?は既定路線ですが、どうなるでしょう? それと小沢さんか亀井さんのどちらかが代表代行に就いた方がよい。とにかく国会議員を説得して数で押し切らないと法案は成立しないのです!w・・・いつもに増して本当にくだらない内容で失礼しましたー

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時示郎

Author:時示郎
宗教批判を切り口に政治社会を眺める素人のつぶやきです。東日本大震災の被災者の皆さまには謹んでお見舞いを申し上げます。


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