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正しい解決には、正しい問題認識を

2012.06.29(19:51)

  私は6月26日の衆議院本会議に緊急上程される「社会保障と税の一体改革関連法案」の採決において、政府提案の消費税法改正案については、反対いたしました。3年前の政権交代で国民が望んだのは、これで日本の政治が変わるということではなかったのでしょうか。そして、その多くの声に応えるために、最もしなければならなかったことは既得権との戦いであったはずでした。既得権により身動きが取れなくなっている政治、経済の現状を変え、国民の皆さまが主人公になって、もっと不公平感なく豊かさを感じて生きていけるような世の中にしよう、というのが我々の主張であり、官僚任せの政治から政治主導へ、それも国民が主導する政治にしようということでした。

  そのために総理大臣にまで押し上げて頂き、国民の圧倒的な支持の下、既得権に甘えた集団にメスを入れる努力をしました。しかし、米国の意向を忖度した官僚、財務官僚、大手メディアなど既得権側の抵抗は凄まじいものがありました。その力に十分抗し得なかったのは私の不徳の致すところと申し訳なく思っています。

  私が目指した方向は決して間違ってはいなかったと今でも思っていますが、その後の政権が、私を反面教師にして、「官僚、米国に抵抗したからうまくいかなかったのだ、そこをうまくやればいいのだ」と180度民主党の進むべき方向が転換されました。何のために政権交代がなされたのか、という憤りを強く感じています。再稼働を含む原発問題、TPPも全く同じ発想です。

  そしてこの消費税増税法案です。消費税を上げることは、官僚中の官僚組織、財務省の悲願なのです。この増税法案に対して地元の意見を聞きました。79%の方が反対意見でした。また、消費税のアップはいずれやらなければならないとも多くの人々が思っています。しかし、とくに地方にお住まいの方々にとって、一人平均10万円の増税はとても家計を厳しくしてしまうのではないでしょうか。まずは景気を良くすることが最優先です。

  私は、「4年間は消費税を上げる必要はない」というマニフェストを掲げて戦った張本人であり、その間に、野田総理も言ったように、シロアリ退治を徹底的にやるべきであり、シロアリ退治をしないで消費税を上げても、甘い汁を吸いに来るシロアリにたかられてしまうことになるのです。社会保障と税の一体改革と嘯きながら、社会保障の部分がよく見えません。最低保障年金や後期高齢者の問題など、一番強く訴えたことを、これから国民会議にかけるということであれば、国民会議で結論が出た時に、その財源をどこに求めようかという議論をしても遅くありません。今民主党に必要なのは、原点に立ち返った政権与党としての理念と政策だと思います。

  本来であれば今は、昨年3月11日に東北地方が受けた未曾有の大災害を、国民が一丸となって団結と絆の名の下に復興を目指して力を合わせて尽力している真最中の筈です。それが現実はその教訓を生かすことなくいつの間にか過去のこととして忘れ去られようとしています。政治の責任は3.11を風化させてはならないのです。

  現執行部は政権与党としての使命を忘れ、先の選挙で国民がNGを出した旧態依然の自民党の姿そのものに成り下がってしまった感すらします。原発事故の影響で今でも16万に及ぶ人たちが放射能の洗浄も行われず避難生活を不本意にも強いられているにも拘わらず、野田内閣は経済活動を優先するあまり、事故原因が究明されず国民の多くが疑問符を感じる中、原発再稼働に踏み切りました。そしてこの渦中に国民に負担を強いる消費税増税を自公民の談合政治で成し遂げようとは言語道断です。民主党が政権与党として国民の期待を担うべきことは何なのでしょうか。

  単なる消費税増税法案採決の数合わせだけをニュースの焦点として取り上げる報道も問題です。今はまだ東北復興の途中であり、福島の原発事故を教訓として今何を論じていかなればならないかに気づかなければいけないのです。マスコミは政局を占っているときではありません。復興に向けて日本が一丸となっている真摯な日本国民の姿に世界の多くの人々が感銘を受けた事実を忘れてはいけません。

  民主党の創業者として立派に振る舞ってほしい、という声も党内から頂いています。私は民主党を誰よりも愛していますし、その思いで今日まで行動してきたつもりです。今は、民主党を正しい道に戻すことが私の役割であると思っていますし、間違ったことだけは絶対にやらないという覚悟で仕事をしたいと思っています。
(鳩山由紀夫HP、6月26日)

  間違いも多いけどパワーも強いよ、というのが旧来の親方日の丸・自民党政治の特徴でした。でも時代は変わり、硬直した権威への追随に思考停止をしない、現状に対応した市民の力が観念対決に倦んだ人々からの切実な支持を集めています。難解平易という外見を超えてまず国民一人一人が正しい問題認識・現状の論点を平静に共有することが重要です。それが国民が参加する政治の大前提となってくるでしょう。
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田代検事の辞職と今後の波紋

2012.06.27(19:25)

  陸山会事件の虚偽捜査報告書問題で、報告書を作成した元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=現法務総合研究所=に対する虚偽有印公文書作成容疑の告発について、検察当局は27日、嫌疑不十分で不起訴処分とした。田代検事は「勾留中に話したことと記憶が混同した」と供述しており、最高検は「報告書の記載内容は、取り調べでのやりとりの趣旨と実質的に相反するものではなく、思い違いの可能性が否定できない」と判断した。小沢元代表の裁判で東京地裁は、「記憶の混同」との説明を「信用できない」と判断しており、議論を呼びそうだ。

  一方、法務省は同日、田代検事を減給6ヶ月の懲戒処分とし、同検事は辞職した。また監督責任を問い、佐久間達哉元特捜部長と木村匡良元主任検事を戒告の懲戒処分とし、東京地検検事正だった岩村修二名古屋高検検事長を厳重注意処分とするなどした。最高検が同日公表した陸山会事件捜査に関する調査報告書によると、捜査報告書の作成は、石川知裕衆院議員の事情聴取後に木村検事が指示。さらに翌日、佐久間元部長が詳しいやりとりの記載を指示したため、田代検事の判断で問答形式で作成した。

  最高検は「やくざの手下が親分を守るためうそをつくようなことをしたら、選挙民を裏切ることになると検事に言われた」と石川議員が発言したとの記載内容について、実際に取り調べで石川議員が「やくざの事件と同じだと検事が言っていた」という趣旨の発言をしていたと指摘。事前に報告書作成を指示されておらず、取り調べのメモを取っていなかったことなどから、思い違いを否定できないとした。
(時事通信社、6月27日)

  全く関係のない話題になりますがw デモに効力・正当性はあるか? ということです。私の世代は幼少期から学生時代までを通じて小さなデモ・市民活動までが抑圧され、右傾化を強いられたものです。親の世代が共働きのカギっ子世代なので祖父母との交流も多く、そこで戦争反対と日本賛美の両方の精神を実体験から有言無言に諭される・託される傾向がありました。まず元過激派でも閣僚になれる時代なのですから、革命は必要ないと思います。ただ現状の問題点は何かが弾圧されている当の行為に至るまでの①民主的手続きの破綻と②論理性の破綻だと思うのです。消費増税・小沢裁判・原発稼動においても民主性・論理性の2点が明白であれば国民は文句を言いません。これらは内政における重要課題ですから殊更に手続きと理由の明白な正当性が必要なのです。しかしこの3件に限っても、現実は明らかに論理と手続きに不正が多すぎます。日本のトップ中枢が自分で自分をあるべき姿に矯正できないならば、市民や外圧、内部崩壊などの形をとって何らかの歪みが出てきます。外国勢力が国内の撹乱デモを煽って介入してくる懸念もあり、特に小さい国での争乱は決して好ましいことではないのですが、正しい論理展開ができない、また正しい手続きが進められないといった事態が頻発継続する場合には被害者から苦情の声が日増しに強くなるのはこれも当然の成行きで、当然のクレームには誠実に対応改善する義務が生ずるのです。そうした当然の価値や正当性を守るために税金を使って権力や当局が運営されているわけで、ここが空洞化して庶民から働きかけられているところに今日の深刻な病理があるといえます。従って故意に悪辣なものは別にして、デモ隊が悪いのではなく、デモの原因を起こした方に大きな問題・不祥事があるわけです。非常に初歩的な論理ですが、どこまでも論理が歪められ、論点がすり替えられる事態・案件が多すぎるので記してみました。東京新聞ケイコさん、ハハハ…もう勘弁してくれー!w

これぞ国民の声を聴く民主党議員だ

2012.06.26(15:57)

  26日午後の衆院本会議で行われた消費税増税法案の採決に反対票を投じた民主党議員57人は次の通り。(産経新聞調べ。敬称略)

 小沢一郎、東祥三、山岡賢次、牧義夫、鈴木克昌、樋高剛、小宮山泰子、青木愛、太田和美

 岡島一正、辻恵、階猛、松崎哲久、古賀敬章、横山北斗、相原史乃、石井章、石原洋三郎

 大谷啓、大山昌宏、岡本英子、笠原多見子、金子健一、川島智太郎、菊池長右エ門、木村剛司、京野公子、熊谷貞俊

 黒田雄、菅川洋、瑞慶覧長敏、高松和夫、玉城デニー、中野渡詔子、畑浩治、萩原仁、福嶋健一郎、水野智彦、三宅雪子、村上史好、山田正彦、加藤学、中川治、橘秀徳、橋本勉

 鳩山由紀夫、松野頼久、初鹿明博、川内博史、小泉俊明、平智之、中津川博郷、福田衣里子、福島伸享、小林興起、石山敬貴、熊田篤嗣
(MSN産経ニュース、6月26日)

  皆さんよくぞやってくれました! 毅然と正論を通す姿勢に大拍手ですw パチパチパチ(大拍手) これ以外の民主党議員には「嘘ツキ・詐欺・ペテン師・税金ドロボー・ただのバカ」と遠慮なくいおう! 喜美さん、社民党、きづな、共産党の演説も正鵠でグッジョブですぞ!w 各局のニュースも今回はすっきりと観れました…大感謝w

 《棄権=15人》

【6回】小沢鋭仁【5回】原口一博【4回】黄川田徹【3回】篠原孝、村井宗明【2回】石関貴史、梶原康弘、橋本清仁、福田昭夫【1回】石森久嗣、空本誠喜、玉置公良、宮崎岳志、柳田和己、山岡達丸

※敬称略。括弧内は当選回数。このほか羽田孜元首相は体調不良のため衆院本会議を欠席
(夕刊フジ、6月27日より抜粋)


親米左翼とは何か

2012.06.25(03:24)

  …実は、その枝野幹事長をうまく使いこなし、かつ菅氏に土壇場で「脱小沢」を決断させたのは策士・仙谷氏である。まずは、菅直人首相(63歳)と仙谷官房長官(64歳)の関係だ。両氏は共に筆者と同じ「全共闘世代」である。そして1980年初当選の菅氏(当時は社民連)、90年初当選の仙谷氏(社会党)とは、初当選以来の知己である。さらに言えば両氏は、60年の安保闘争後、路線対立から日本共産党を離党、統一社会主義者同盟に参加・書記長に就任し、62年に第2次『現代の理論』を創刊、69-70年の全共闘運動時代の社会主義青年同盟(社青同)構造改革派の理論的支柱だった故安東仁兵衛氏と深い関わりを持った。菅政権のツートップは、安東氏の教え子なのだ。

  そしてその安東氏こそ、社会党を離脱し、78年3月に社会民主連合(社民連)を創設した故江田三郎元社会党書記長の影のブレーンだった。当時の社民連のサポーターには、安東氏を始め、篠原一東大教授(当時。以下同じ)、藤田省三法政大教授、長洲一二神奈川県知事、堤清二セゾングループ会長ら錚々たる人物が蝟集した。そして当選3回生時代の菅氏は、筆者が編集委員を務めた第3次『現代の理論』に度々寄稿していた。…言わば我が「安仁スクール」の優等生が菅直人新首相なのだ。そして菅政権のキーマン、仙谷官房長官もまた、有力な安東人脈の一員なのである。
(歳川隆雄、ニュースの深層「現代ビジネス」2010年6月12日より抜粋)

  小沢さんが増税反対の新党を立ち上げ、民主党が分裂するかと騒がれていますが、既存政党に維新・石原・小沢の各新党が加わってわけが解らなくなってしまいます。不勉強な私は「右翼・左翼」に加えて「親米・反米」の2軸で4分割しました、すなわち①親米右翼②親米左翼③反米右翼④反米左翼です。

  古村治彦氏の「アメリカ政治の秘密」によれば、ケネディ・ライシャワーから始まった日本管理路線の触手は社会党や労働組合にまで及んだそうです。ジェラルド・カーティス氏はまず学生運動の理論的支柱であった安東仁兵衛氏夫人の経営する銀座の飲み屋に通い、そこからかねてから目をつけていた江田三郎氏を紹介してもらったそうです。そして社民連の結党パーティーに出席している、これはとても象徴的なことですね。この社民連・シリウスから仙谷さんが枝分かれして枝野・前原・細野各氏を擁するリベラル・ホーク「凌雲会」ができているわけです。

  中曽根氏や小泉氏に米国の影響が強いのは周知ですが、原発反対や基地反対を訴える左翼集団にも米国の教え子がいるわけです。安東氏は読売のナベツネ氏、日テレの氏家氏、西武の堤清二氏と共に東大で共産党細胞として活躍していたそうです。現在の政治状況を乱暴に言えば、「米国主導下の共産党政権」といってしまっては的外れでしょうか。ここでいう「親米」というのは当然単なる“日米友好”や“留学振興”ではなく、そのうわべに隠された、はっきりと「日本の社会構造が米国の国益に適うように日本の指導者層を早期から管理教育する」ことなのです。

  「国民の生活が第一。」は勝者重視・福祉重視の左右対立よりも、むしろこの「親米・反米」の日本管理路線に真っ向から歯向かい、おまけに選挙で大勝利してしまったわけです。小泉さんのいう「構造改革」という言葉も元々はイタリアや日本で使われた共産党の「ソ連型でない社会主義」の意味なのです。ですから左傾の福祉重視の選挙公約で当選後は対米追従をより深める、という手法は小泉さんも菅さんも同根で、アメリカ-日本共産党-現実主義-現政権というレールがあるわけです。

  従って左翼なのにテレビでよく取り上げられる、マスコミ受けがよいというのは背後の親米色を疑ってみる必要があります。でないとその人の主張する「原発反対・基地反対」などのスローガンが、その候補者を推薦することで逆に強化される怖れがあるからです。彼らは若い時分からジャパン・ハンドラーズの忠告・指導によって立身を果たしてきています。テレビ受けのよい既存政党は①か②かのどちらかです。しかしアメリカは力が衰え、世界支配から撤退したくなっている部分がありますから、そうした現状も踏まえ、石原・亀井新党が①から③への脱皮を試みるかもしれません。

  日本共産党が自衛軍強化・労働者軍隊の創設を唱えれば④になりますが、軍備反対ですから米軍の抑止力が必要で、これでは結局②の親米になってしまいます。たちあがれ日本も露出が少ないですがマスコミは「反米」の気配を察すると取り上げないのでしょう。小沢さんは元々③の主張でしょうが、①②…と廻り、今度は福祉重視を継承すれば日本で始めて④の勢力が誕生するかも知れませんw これは非常に意義のあることですが、マスコミは全く取り上げないでしょうね。マスコミでは朝日新聞・テレビ朝日が特にこの“親米左翼”の性質を前面に押し出し、一部国民から顔を背けられているのは周知の通りです。私が在籍した大学の同級生もおそらくこのジャンルに収まり、「右翼か左翼か」しか選択肢のなかったボンクラ学生は親近感と忌避感の間をまごまごしていたというところなのでしょう。

検察、採決、そしてデモ

2012.06.24(14:55)

  陸山会事件の虚偽捜査報告書作成問題を受け、最高検は23日までに、再発防止策として、検察審査会の起訴相当議決を受けた再捜査の取り調べを、録音・録画(可視化)することを決めた。任意聴取で初めて実施されることになり、可視化の対象範囲をめぐる今後の議論にも影響を与えそうだ。

  法務・検察当局は26日にも、虚偽有印公文書作成などの容疑で告発された元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=現法務総合研究所=らを不起訴にした上で、人事上の処分をする。併せて、陸山会事件の再捜査などの検証結果と、再発防止策を公表する。検察は現在、裁判員裁判対象事件や特捜事件で、容疑者の身柄拘束中に限って取り調べの可視化を試行している。

  任意聴取での実施は対象拡大につながるとして慎重な意見もあったが、最高検は、起訴相当の議決件数は少なく、影響は限定的と判断。石川知裕衆院議員による取り調べの隠し録音で問題が発覚したことを重視し、導入を決めた。
(時事通信社、6月23日)

  新党大地や東京新聞の尽力で一歩前進、といった感じです。検事さんというのは超多忙で常に多くの案件を抱えているイメージがありますが、だからこそなおさら功名心に走るのではなく、「冤罪をつくらない」「間違いを犯さない」対策の強化が望まれるのではないでしょうか。オウム事件でも小沢裁判でも検察内部に手法の意見対立があるといいます。事件の真相を精査するのはそう易々とはいきませんが、判決は人生を左右する重大事ですから上層部の英断に期待したいですね。

  消費増税法案採決とその後の小沢新党の帰趨について連日賑やかですが、またここで菅さんが報道でクローズアップされています。これについては次回取り上げます。田代検事の処分も増税法案採決の日程に合わせるようですね。造反すれば検事は赦免、帰順すれば懲罰ということなのでしょうか。まともな政治主導もできないでこういう陰謀工作に官僚を巻き込むから国民から愛想を尽かされるのです。検察も政治協力はほどほどにして肝心なところは法に則して独立しないと、最後には責任のお鉢が自分に廻って来て大変な事態になりますよ。首相官邸を囲む45000人のデモ…衝撃でした。このうねりはもう止まらないでしょう。シカトを決め込む枝野・細野両大臣が印象的でした。

怪事件と管狐の謎

2012.06.22(18:12)

  奧西勝は自白したことに対し、犯人とされていた妻の千恵子の濡れ衣をはらすためだったとしている。名張毒ぶどう酒事件は、奥西勝による妻と愛人の三角関係の清算が犯行動機とされていた。しかし小さな村落である葛尾では、既婚の男女がそれぞれ他の男女と自由な性的関係を持つという性的に開放的な地域であった。そしてこの村落では三角関係、四角関係は珍しいことではなく、25戸の農家のうち7組が三角関係にあったとされている。

  そのため自白動機は殺人の理由としては希薄だった。奥西勝は愛人の他にも数人の女性相手がいたし、殺された千恵子、ヤス子にも他の男性相手がいた。田舎ののどかな村落では、全員が仲むつまじく暮らすというイメ-ジがある。しかしこの事件は村落の大らかで乱れた男女の性的関係を暴露し、平和に見える農村にも世間の目から隠された暗部のあることを示していた。その意味でこの事件が世間に与えたインパクトは大きかった。

 奥西勝はお茶の消毒薬として日本化学工業株式会社の「ニッカリンT」という農薬を買っていた。そしてこの農薬をぶどう酒に混入したとされている。しかしその後の調査で、ぶどう酒に混入されていたのはニッカリンTではなくニッカリンTと同じにテップを含有する三共株式会社の「三共テップ」または富山化学工業株式会社の「トックス40」と解明されたのであった。これらの農薬は広く製造販売されていたことから、ここに冤罪の可能性が生じたのである。

 裁判では奥西勝は一貫して無罪を訴え続けた。この事件は証拠らしい物的証拠はなく、村は男女関係がオープンで不倫は日常茶飯事だったことから、三角関係の清算という動機は弱いものであった。しかも三角関係の清算が動機とされているが、奥西勝さんと妻・愛人の3人はいつも連れだって仕事や映画に行っており、殺害を起こすような三角関係の苦悩という深刻さがなかったと村人たちは証言したのだった。また事件2日前に奥西勝さんは市内の薬局でコンドームを買っている。これも妻や愛人との情事に使うためで、殺害の動機は希薄であった。

 昭和39年12月23日、津地裁の小川裁判長は奥西勝を証拠不十分で無罪判決を出した。津地裁は犯人はぶどう酒を開ける際に、王冠を歯でこじ開けているが、王冠に残された歯型が奥西勝さんのものではないとした。さらに村人の証言が次々に変わったことを、検察側の並々ならぬ努力の所産と批判した。また奥西勝の自白は信用できず、犯行動機も納得できないとして無罪とした。裁判所は間接証拠だけで本件犯行が被告人の行為であるとは認定し難いとして奥西さんを犯人ではないとしたのだった。たしかに奥西勝の犯行のようにみえるが、真の決め手に欠けていた。「疑わしきは罰せず」この刑事訴訟法の常識概念の立場に立った判決であった。

  まずここまでで、真如苑に在籍していたといわれる酒井法子さんと先日麻薬所持が発覚した高相氏と、酒井さんの友人女性との奇妙な三角関係・家庭生活を思い出しました。仮に真如苑の本尊に飯縄や管狐の要素があるとすると、事件の舞台になった葛尾でも、何かキツネや動物霊の精が、日本村落に伝統的な風習という形で影響していたのかなあと妄想してしまいます。前述したとおりキツネや飯縄は和気藹々ともしているけれども、野生の動物霊ですから、暴れるとちょっとコワイかも知れませんね。

 しかし昭和44年9月10日の第2審・名古屋高裁では一転して、奥西勝を死刑とする正反対の判決が出たのである。無罪から有罪へと判決は大きく変わった。第2審の名古屋高裁では王冠の歯形は奥西勝のものと一致し、毒物を混入できる機会があったのは奥西勝だけであり、また奥西勝の自白は信用でき犯行動機も納得できるとして有罪とした。そして昭和47年6月15日、最高裁で死刑が確定した。しかしこの事件には決定的物的証拠は何もなく、多くの疑問が残されている。

  それで長い年月の経った今日まで、高齢者の死刑囚をめぐってこの事件の冤罪の可能性が叫ばれているのはご存知の通りです。論点はいろいろあるのですが、ここでは次の点を中心に注目します。

  奥西勝は犯行前夜、竹を切って竹筒を作り、農薬ニッカリンTを竹筒に入れ、丸めた新聞紙で竹筒に栓をして犯行を準備したとされている。そして農薬のビンを当日の朝に名張川に捨て、公民館にぶどう酒を運び一人になった10分間に竹筒にいれたニッカリンTを混入し、竹筒は公民館のいろりで焼いたと自白している。

  ところがいろりの灰からはニッカリンTを入れた竹筒の燃えかすは見つかっておらず、また農薬の残留物も見つかっていない。ニッカリンTを燃やすと猛烈な悪臭が出るが、それに気づいた者はいなかった。さらに事件直後、名張川を大々的に捜索したにもかかわらず農薬ビンは見つかっていない。志摩の海女を総動員して捜索したが見つからなかった。投棄実験ではビンはすぐに沈むので必ず見つかるはずである。また公民館のいろりからは竹筒の燃えかすもリンの成分も発見されていない。もしいろりで竹筒を燃やしたなら必ず有機リンが検出されるはずである。つまり自白を裏付ける物的証拠は何もないのである。

  懇親会で女性にぶどう酒がふるまわれることが決まったのは当日の朝である。それまでは予算の関係でぶどう酒は出ないことになっていた。事件当日になって農協から助成金がでることになってぶどう酒が出ることになったのである。それなのに前日から犯行の準備をしていたという自白は奇妙であった。また懇親会で出されたのは白のぶどう酒だった。しかしニッカリンTは赤色である。もし赤いニッカリンTを白いぶどう酒に入れれば、色の変化に皆が気づくはずである。しかし生き残った人は皆、飲んだぶどう酒は白かったと証言している。また真犯人なら赤いニッカリンTを白いぶどう酒に入れるはずはない。ぶどう酒は包装されておらず、外から液体の色が見える状態にあった。

  奥西勝元被告はいまも名古屋拘置所から無実を訴えている。この事件は1審で無罪、2審で死刑という極めて異例の経過を辿っている。日弁連は全面支援して再審請求を続けているが、再審への道は厳しい。奥西勝は葛尾の平和を守るための生け贄になったのか。この事件の犯人は必ずいるはずである。しかし犯人が自殺目的で死亡した女性であったならば、犯人は永久に不明のままある。
(ブログ「平成医新」2010年3月21日より抜粋)

  私の妄想ではまず舞台となった公民館が無人のお寺であること、竹筒に毒を入れたというのが飯縄法・管狐の伝承を思わせること、さらに白ワインに赤い農薬を混入したというのが前述した立川流や三宝院の真言宗の思想を思わせること、ここに当然開放的な村落の奔放な男女関係があったこと、そして何から何まで証拠不充分なのに被告の最高裁死刑が確定し、未だに冤罪の指摘がなされていること…私は専門家でもないのでこの位の指摘しかできませんが、のりピーも裁判官裁判のPRDVDに出演していました。

  民間人でもこのように司法警察に携わる仕事をする時には、たとえ微罪・軽犯罪でもご法度・タブーとなる風潮があるのです。他所の仕事なら軽犯罪OKというわけではなくw取り締まる側に協力するには身辺を綺麗にし、行動を正さなくてはならないのです。こういうことを考え合わせ、酒井さんが任意聴取で「私の事を捕まえられると思ってるの?」と警察に啖呵を切り、薬物調査を振り切って遠方の山奥に逃避行してしまった経緯が思い出されます。

  これはとても自信ある凄い行為ですよね。ですから真如苑によって何かキツネの精のようなものが憑依したのでは? 生命力が霊力で悪い方に過剰に逸脱したのでは? と私なんかは考えてしまうわけです。法律論や道徳論がどうこうとか、ましてやそれらが不要とか等思っていませんよ。結局酒井さんの場合はご主人とともにクスリを使用していたわけです。これは冤罪ではありませんが、司法の仕事をやっていたというのは冤罪とは逆の「免罪」という意味で騙し・化かしの要素があると思います。

  脱線しましたが、仮に亡くなった奥さんが犯人だとして、自分の旦那への嫉妬・怨みの念がお寺の内部にバイアスとして浸透し、もしそのお寺が管狐や飯縄をかつて祀っていたとすれば、残存する霊気や怨霊が発動して竹筒や紅白和合の冤罪を作り出してしまったと強引に妄想してみますw ただ奥西氏はとっさに奥さんかその他の愛人の仕業と察して悩んだ末に管狐にちなんだ懺悔の自白を自分で捏造したのかも知れませんね。

  また阿修羅や2chでもいろいろと憶測がありますが、まず三奈の会とは健康改善に名を借りた実質的な合コンであったということ、容疑者と同姓で、まずこの事件で最初に奥さんを亡くした奥西樽雄元会長やその周辺は2006年に再審請求が取り消しになった時に「検察の調査は絶対に正しいとはじめから確信していた」「当初から予定通りの展開だ」と口を揃えてコメントしています。勝氏は樽雄氏宅からお寺にお酒を運搬した際に、独りきりになった「空白の10分間」に農薬を仕込んだといわれています。ただこの時間帯に勝氏を目撃した証言もあるのです。樽雄氏は事件後愛人の女性と再婚したそうです。

  因みに死亡した北浦ヤス子さんは、奥西勝氏と関係を持ちながら同時に奥西樽雄元会長とも懇ろであり、「勝とは別れるからあなたもフミ子(奥さん)と別れて!」と樽雄氏に迫っていたそうです。元会長の樽雄氏の家は立場上お寺での会合の“準備室”となっており、勝氏ら準備役は樽雄氏宅とお寺とを往復していたわけですね。このような風聞で素人推理を進めるのも危険がありますから、結局管狐の仕業ということにでもなるのでしょうか。

  取調官の強制に怯え狂言捏造したのか検察が粗雑なシナリオで有罪を急いだのか…事実はわかりません。念力で何でも思うようになる、これまでの経緯など無関係にいま自分の見たいものが見える、思うようになるパワーって危険な部分があるのではないでしょうか。それは捜査官(冤罪)・犯罪者(免罪)双方にとってです。真如苑ばかり言ってますが同様に多数の在籍を抱える創価学会にもこのような部分は皆無でしょうか。

  証拠不充分で死刑執行では幾ら何でもたまりません。納得できる殺意と殺人実行の証拠が本当に揃っているのでしょうか。とにかく最新鋭の科学捜査なども盛り込んで新証拠も含めた事件の洗い直しが待たれます。もう一点、これも思いつきですが、警察官まあ司法関係者もそうですが、刑事や警察官は何かと危険な職業ですから神仏信仰、宗教心の厚い方は少なくないと考えます。さらに警察内では武道やスポーツが盛んですから、武芸の神様でもある飯縄権現を信仰している方も中にはいらっしゃるかも知れませんね。最後になりましたが行者や武将による本来の飯縄法では「女人禁制」が掟だったそうですよ。貪欲は罰があたるそうです。

  名張市葛尾の公民館で昭和36年3月、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡、12人が中毒症状を起こした「名張毒ぶどう酒事件」で、名古屋高裁が奥西勝死刑囚(80)の再審開始決定を取り消した26日、遺族ら地元関係者は「犯人は奥西勝死刑囚以外にいない。正しい判断」と口をそろえた。

  名張市中心部から北西に約5キロ。奈良県と県境の静かな集落、葛尾地区が事件の舞台だった。事件当時は18世帯約100人、現在16世帯53人が暮らす小さな地区で、「犯人が別にいるわけがない」との意識は根強い。ぶどう酒を飲んだ懇親会を開いた生活改善グループ「三奈の会」の会長で、妻フミ子さん=当時(30)=を亡くした奥西楢雄さん(81)は、自宅のテレビで午前10時すぎ、速報で取り消し決定を知った。

  楢雄さんは「日本の裁判所は正しい判断を下した。事件後、住民が徹底的に調べられ、勝しかいないと確定したから、今回の取り消しは確信していた」と納得の表情。さらに「勝は生きたいために無実を訴えているだけ。何度やっても同じこと」と口調を強めた。妹フミ子さんを亡くし、妻富子さん(75)も中毒症状を起こした坂峰敏一さん(79)は「予想通りの決定。取り消されるだろうと思っていた」と安堵。

  ただ、幼なじみだった勝死刑囚を「憎む気持ちにはなれない。どうして相談してくれずに思い詰めたのか、会って気持ちを聞きたい」と複雑な胸中を語った。ぶどう酒を口にしながら一命を取り留めた植田民子さん(75)は「もう思い出したくはないが、人が倒れていく様子を今でもはっきり覚えている。なんでこんなことになったんやろ」と声を詰まらせた。別の女性は「事件にかかわった人も年を取って少なくなった。犯人は決まってる。もう忘れたい」と話した。

  一方、10歳で母ヤス子さん=同(36)=を亡くした鉄工所経営北浦幸彦さん(55)「犯人がどうとかは、くよくよ考えずに生きてきた。今日まで頑張ってこられたのは、母が早く亡くなったことが影響しているが、犯人が誰かの関心はあまりない」と淡々と語った。
(伊勢新聞、2006年12月27日)


名張毒ブドウ酒殺人の怪

2012.06.22(18:10)

  昭和36年3月28日の夜7時頃、三重県名張市の郊外にある葛尾という集落でこの大量殺人事件が起きた。葛尾は三重県と奈良県のちょうど県境にある、25戸の農家が一本道に沿うように谷あいに点在している小さな集落である。葛尾は現在,三重県と奈良県の両県にまたがっているが元々はひとつの村であった。そして小高い丘にポツンと建っているのが、村人たちが公民館として使用している無住の寺である。人口101人の集落から5人の葬式が出るという大量殺人事件は、この無住の寺が舞台となった。

 その日は、この公民館では「三奈の会」(三重県と奈良県の頭文字)という生活改善、生活向上をかねた総会が開催されていた。三奈の会には32人(女性20人)が参加し,年に1度の総会を終えると,夜8時ころから懇親会に移った。当時の村人にとってこの懇親会は数少ない楽しみのひとつであった。懇親会はいつものように机の上に折詰が並べられ、男性には清酒が、女性にはぶどう酒が用意され、前会長・奥西樽雄の音頭で乾杯が交わされた。そして異変が起きたのは、乾杯から10分ぐらい経ったあとのことである。

  ぶどう酒を飲んだ女性たちが突然もがき苦しみ、嘔吐をしながら腹痛を訴えたのだった。驚いた男性たちは医師を呼びに走ったが、あいにく医師は往診中だった。医師が駆けつけたときには、ぶどう酒を飲んだ女性17人のうち5人がその場で死亡し、12人が重体となっていた。診察した医師は有機リン系農薬中毒の患者を事件前に経験していたので、すぐに有機リン系農薬中毒と判断し、アトロピンとパムによる治療をおこない12人が中毒症状で入院となった。

  静かな山村に突然の大量殺人事件が襲いかかってきた。会場は騒然となり、通報を受けた警察が現場検証をおこなった。ぶどう酒を飲まなかった女性3人はまったく異常がなかったことから、ぶどう酒に農薬が混入されていたことが容易に想像された。そして飲み残しのぶどう酒や犠牲者の嘔吐物から有機リン性剤の農薬「ニッカリンT」が検出されたのである。また死体解剖からもニッカリンTが検出されたことから、死因はニッカリン中毒であることが明らかになった。

  この小さな集落で起きた大量殺人事件は、村人をパニックに陥れたばかりでなく世間を驚かせた。多くの人たちはこの事件を「第2の帝銀事件」と呼んだ。しかし帝銀事件と大きく違うのは、犯人は限られた村人のなかにいると思われたことである。警察はぶどう酒に接触した人間を調べれば犯人を容易に割り出せると考えていた。しかしその予想とは反対に、警察は犯人を特定できないまま、また物的証拠も発見できないまま、捜査は難航し警察は次第に焦りを覚えていた。そして静かな集落に、多数の報道機関が乗り込み報道合戦が加熱していった。

  大量毒殺事件の犯人は誰なのか。警察は村人の中に犯人がいると断定していた。そしてぶどう酒の購入や運搬に関与した3人の村人が重要参考人として取り調べを受けることになった。当初は死亡した奥西勝(34)の妻・千恵子が犯人と疑われていた。千恵子のエプロンのポケットに農薬を入れたと思われる小瓶が入っていたからである。また夫の奥西勝が千恵子は自分の愛人・北浦ヤス子(36)に嫉妬し、無理心中を企てたと証言したからである。新聞もこの無理心中説を報道し、事件は解決したかのように見えた。しかし妻の千恵子がぶどう酒を飲む前に、「今夜,あまり酒を飲んだらあかんと父ちゃんが言った」と証言する者が出てきたのである。

 ぶどう酒の運搬に関係した3人はいずれも犯行を否認した。しかし千恵子のさきほどの証言から、三奈の会の元会長である奥西勝が警察から激しい追求を受けることになった。奥西勝は狭い村の中で妻以外の愛人・ヤス子と2年前から情交関係を結んでいた。未亡人であるヤス子のことが妻に知られ夫婦仲は険悪となり、妻との言い争いが頻発していた。愛人・ヤス子は妻に責められ、そのため奥西勝に別れたいと言っていた。妻への不満と憎しみ、愛人の心変わりからやけ気味になり、「三角関係を清算してすっきりした気持ちになりたい」このことが殺人の動機とされたのである。実際にこの事件では奥西勝の妻・千恵子と愛人・ヤス子が死亡していた。奧西勝は妻と愛人が酒好きであることを知っていた。奧西勝は警察から連日激しい取り調べがおこなわれた。

 それは任意の取り調べであったが、奧西勝は事件直後から連日ジ-プで警察に連行され、長時間にわたり取り調べを受けた。さらには自宅に帰っても警察官が泊まり込んで監視した。就寝から排便にいたるまで警察官に監視される生活の中で、ついに奥西勝は大量殺人を自白したのである。妻と愛人を殺すために公民館で1人になった隙に用意していたニッカリンTをぶどう酒に混入したと自白したのだった。自白したのは事件の6日後の4月3日午前3時40分である。

  この自白した時間から分かるように、警察は深夜まで参考人に過ぎない奧西勝を取り調べていた。さらに自白した直後に警察で記者会見をおこない、奧西勝本人に記者の前で犯行を告白させ逮捕したのである。この記者会見は自白の任意性を世間に知らしめるための警察側の演出であった。記者会見とはいえ、警察官や記者に囲まれた状態で本当のことを言えなかった可能性があった。つまり自白が嘘である可能性が高いのである。

  長いので一旦切りますが、まずこの「公民館、公民館」と呼ばれている惨劇の舞台は「蔵福寺」という無人のお寺であったということを指摘したいと思います。現在このお寺(当時の住民が公民館として使用)は撤去解体されてしまったようですね。(つづく)

真如苑と飯縄

2012.06.20(19:58)

  飯縄信仰といえばご当地は長野県ですが、廃仏毀釈がありましたので神仏混淆を留める本山は八王子の高尾山ということらしいのです。飯縄権現とは①不動明王②烏天狗③荼吉尼天④聖天⑤弁才天を複合習合させた仏神ですが、真如苑の5本尊と似ています。すなわちまず中央の涅槃の釈迦を山伏(=①烏天狗)としての伊藤教主に置き換えてしまえば、②不動明王③十一面観音(=聖天)④稲荷(=荼吉尼)⑤弁才天と後の4つが対応してくるんですね。醍醐寺の法脈を引く真如苑は複数の本尊全体で飯縄大権現を表現しているのだ、と見ることはできないでしょうか。

  私は桐山管長の「龍神が翔ぶ」を読んで阿含宗に入会したのですが、この本に「飯縄の法」というのが出てきます。これは竹筒の中に封印されている「管狐」が、持ち主の望みを何でも叶えてくれるという術なのですが、これも諸説があります。まず修験者や戦国武将も利用したといわれる本格的な飯縄法・荼吉尼天法(戦勝目的の超能力開発法?w)よりも一段格の落ちた民間呪術が「管狐使役法」であり、後に本家のベールが厚く内実が不明なので怪しい拝み屋さんの使用するこちらの方も「飯縄の法」と呼ばれるようになったということです。

  竹筒の中に入れるのは雌雄一対の管狐といいますがこの管狐というのは狐狸を小さくしたオコジョ・イタチやハツカネズミのような小動物から狐の金毛・銀毛に封じ込められた“動物霊の精”まで様々のようですが、結局この竹筒を携帯することで持ち主の金運家運が急上昇するというのです。また敵対者に管狐が憑依して不幸にしたり幻想を見せて化かしたりということも可能ということなのですが…

  普通の呪術なら願主の要望を素直にストレートに聞きそうなものですが、この管狐という動物霊の精は飼い慣らすのがなかなか困難で管狐自身が主観的恣意的に幸不幸をもたらしたり悪戯したりという側面がついてまわり、そのパワーで持ち主や周囲を振り回す、これが真如苑の奇怪な体験談と相通じて来る点があるのです。真如苑の内実はこの飯縄信仰と関わりが深いと見ても、あながち間違いではないのではないのでしょうか。

  前回は真如苑と立川流の関連性を探りましたがもう一度いえば、真如苑や阿含宗が採用する真言宗の醍醐派三宝院流の思想には、胎蔵海=女性=赤い経血と金剛界=男性=白い精液の和合恍惚は菩薩の境地に等しいという、理趣経の煩悩即菩提の思想が存在し、ここが立川流に連なる要素となっています。飯縄法と管狐と立川流、そして真言宗と真如苑の本尊についてここまで基礎知識を仕入れたところで、次の事件の経緯を眺めてみることに致しましょう。(つづく)

時事通信社社長、コピペ事件で引責辞任

2012.06.19(07:41)

  時事通信社は18日、臨時取締役会を開き、中田正博社長が6月30日付で退任するトップ人事を内定した。中田氏は7月以降も社長続投の予定だったが、先日起きた他社記事コピー問題の責任を取って退任する。後任社長には西沢豊取締役が就任予定で、6月30日に開く株主総会後の取締役会で正式決定する。

  問題となったのは、今月13日午前のワシントン支局発の海外金融の記事。支局の記者が共同通信社の配信記事をそのままコピーして、自社の原稿に貼り付け。記事部分については一部打ち直したが、冒頭のクレジット部分で「ワシントン共同」という記述を残したまま配信した。時事通信社では昨年1月にも、スキーのワールドカップの記事で、同じく共同通信社記事の盗用問題が起きたばかり。

  中田社長は「他社の記事をコピーし張り付けることは、それ自体、記者として許されず、報道機関としての信用を大きく失墜させた」としたうえで、「同様のことが昨年1月に他の部署でも発生しており、このようなことが繰り返されたことは極めて遺憾」とした。「ご迷惑をかけた共同通信社をはじめ、配信先各社、読者の皆さまにおわび申し上げる」と謝罪し、「報道機関のトップとして監督責任を明確にし、信頼回復の第一歩としたい」と自らの辞任について説明した。
(MSN産経ニュース、6月18日)

  記事とは無関係ですがこの正月(実際には昨年秋頃)から私の死亡を思わせるようなテレビ・新聞のコンテンツがたくさんありましたw マスコミは若い社員で年収1000万円が当たり前。それを前提に権益擁護・個人攻撃・虚偽捏造を繰返しています。普通の職業では世間一般の信用度に格別の配慮を払います。本来こうした行為を批判するのが本業だから「社会性が高い」としてよい報酬を貰えるのでしょう。いまや欺瞞の巣窟となり、週刊ポストも大麻所持がありましたが、エリート記者が建前と現実の格差に眩暈がし、業務に混乱を来たしているのでしょうか。上司たるデスクは本当にこの記事をチェックしているのか?とは一般の週刊誌を読んでいても思います。余り細かく言わないのが最近の風潮なのでしょうが、問題が大きくなるとここまで行くのはどの職業でも同じです。また私に擦り付けてぐちゃぐちゃ始まるのかも知れませんが、はっきりいってマスコミは「因縁が悪い」のです。そもそもプライバシーを暴かれてよい感情を抱く人間はいませんし、さらに虚偽捏造とか、権益擁護のための言論弾圧・個人攻撃に加勢するのは報道の自殺であることは自明でしょう。有料捏造記事と無料正当記事、どちらに信頼が集まるものでしょうか? ネットでは虚偽と真実、妄想と事実とが混在していますから、各ブログやツイッターは勿論、阿修羅や2ch等に目を通す読者は無意識に個々のコメント記事の真贋に敏感になっているのです。表現が稚拙でも見立てに正当性があれば賛同され、難解な事柄を長文でごちゃごちゃ書き連ねていても現実と遊離していれば軽蔑されます。一見匿名のコメント欄ですが、個人に対する見立ての信用度が問われる世界なのです。かつては印刷活字と手書き文字の格差が内容の信憑性に大きく作用しましたが、ネットの普及は活字の威力を末端の庶民にまで与えました。失敗は誰にでもありますが、「記事を書く」行為に入る際の態度・立ち位置というものがマスコミ本来の形に適っていれば、政見の対立程度でここまでマスコミ批判・不信が炎上することはあり得ないでしょう。表面的には「小沢さんを貶め、増税を推進しているから」というでしょうが、実際にネットユーザーが憂慮しているのはその背後にあるもっと巨大な権力の腐敗と逸脱、建前と良心の空洞化であることを見逃せないと思います。時事通信社さんはネット報道のベテランであり、速さと詳しさ、無料配信が魅力ですw いつもコピペしてばかりで申し訳ありませんが、こんなご時勢だからこそ、是非通信社独自の視座を堅持してネット時代の報道を牽引して貰いたいと思います。

ヒトラーと現代ドイツ?

2012.06.18(18:51)

  ソ連KGBの機密情報によれば、ドイツのメルケル首相はヒトラーの娘である。ヒトラーの凍結精子を使い、ヒトラーの愛人のエバ・ブラウンの妹であるグレーテル・ブラウンを代理母として人工授精させ、1954年の4月20日(ヒトラーの誕生日と同じ日)に生まれた。その目的は、ヒトラーとエバ・ブラウンの間に生まれていたかもしれない子に類似した子供をソ連のために用意することであり、バチカン・米国・ソ連の三者の合意の元に実行された。そして、メルケルは東独のルーテル教会との繋がりを通じてバチカンの管理下に置かれ、メルケルの人工授精を実行した医師はその後まもなく殺された。

  ナチ党員歴のあるヨゼフ・ラッツィンガーが教皇に選出された翌日の2005年4月20日に初回のミサを行っていることも、ナチスとバチカンの親密な関係の証拠であり、ラッツィンガーの教皇就任がヒトラーの娘の首相就任に貢献した。メルケルが首相に就任した11月22日はダーウィンが「種の起源」を出版してキリスト教に大きな脅威を与えた日(グローバリストには大きな意味を持つ)でもある。戦争を通じてドイツとバチカンによる欧州統一を実現するというヒトラーの夢は、その実の娘によって今や実現されており、現在の世界を破壊しかねない憂慮すべきことだ。
(ブログ「国際情勢の分析と予測」、2007年1月26日より抜粋)

  ネットではヒトラー情報が散見されますが、私なりにまとめると、まずヒトラーの母親はマリア・シックルグルーバーという家政婦で、ユダヤ人男爵に仕えて一子(アドルフ)を設け、家政婦を辞して再婚後、ヒトラーと改姓。従って息子のアドルフ・ヒトラーはユダヤ人、という説ですが真偽は不明です。

   …一方、アンゲラ・メルケル首相は1954年にハンブルクで生まれたとされ、父はホルスト・カスナーというキリスト教・ルーテル教会の牧師である。その誕生日は7月17日とされているが、KGBの機密情報によれば同じ年の4月20日であるとされる。アンゲラはその後、父カスナーが旧東ドイツ・ルーテル教会の担当になったために旧東ドイツに移り住むことになるのである。この当時、東から西に移り住むことはよくあったが、逆に東ドイツに移住したというのは希な例なのではないだろうか。

  本題の話はここからである。ナチ支配下のドイツにカール・クラウバーグ博士という人物がいた。ユダヤ人収容所などで生体実験などをしていた“死の医師”である。このクラウバーグは人工授精の研究をしていて、旧ソ連に捕えられたとき「人工授精の父」と認められ釈放されるのである。驚いたことにクラウバーグは“ヒトラーの凍結精子”を保管していたのである。KGB機密資料によると、ここで壮大な計画が米国と旧ソ連、それにバチカンのローマ法王の承認の下で実行されることになったのである。

  それは、「凍結精子による人工授精によってヒトラーの子を作り出す」というとんでもない計画だったのである。そして母親として選ばれたのがグレーテル・ブラウンである。ヒトラーの愛人(妻)のエヴァ・ブラウンの妹であったことから、この計画の実行を説得し易かったことが理由なのだろうか。かくして1954年にヒトラーの生物学的な子であるアンゲラ・メルケルが誕生したとされるのである。但し、そのヒトラーの生物学的な子は息子ではなく娘だったのである。

  これは偶然なのか分からないが、2005年4月20日に、元ナチの牧師ヨーゼフ・ラッツィンガーがローマ教皇ベネディクト16世に就任したのである。この4月20日というのは、実はヒトラーの誕生日である。この4月20日はアンゲラ・メルケルの本当の誕生日でもある。
(ブログ「ギャラリー・ペガサポ」、2010年5月7日より抜粋)

  以上の考察にブッシュ家とナチスが過去ビジネスパートナーであった事を考え合わせると先述したブッシュによるメルケル首相への“肩もみ事件”が意味深事に思えてくるわけです。ベネディクト16世の幼少期は誰でもユーゲントへの入隊は義務でしたが、保守的バチカンへの回帰、またアウシュビッツへの謝罪が足りないなどの批判を受けているのはドイツ人教皇故なのでしょうか。ガス室自体がなかったという説もありますが、一方ヒトラーは貧乏なユダヤ人庶民のみを迫害し、ユダヤ人富裕層とは手を握っていたのだという説もあり、これも真偽はわかりません。ただアウシュビッツに関しては深く哀悼しなければ現役教皇すらも強く非難されるということです。さらにナチスのユダヤ人迫害が大戦後のイスラエル建国のシナリオ正当化のためだった、何故ならヒトラー本人こそがユダヤ人の血を引くのだからという見方があるわけです。

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消費増税という“侵攻”

2012.06.18(14:03)

  (動画アリ)「約束を守らないと、政治家は嘘ツキといわれます」w

  民自公3党が「一体改革」法案の修正に合意した。社会保障の抜本改革を棚上げするなど一体改革には程遠いにもかかわらず、消費税は上げるという。この際、増税も棚上げすべきではないのか。政党政治に新たな汚点を加えることになりはしないか。

  消費税増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」関連法案の修正協議で、民主、自民、公明三党が合意に達した。今国会で成立すれば消費税は5%から2014年4月に8%、15年10月に10%へと引き上げられる。実際の増税前に次の衆院選が必ず行われ、その是非を問う機会があるとはいえ、法律が成立してしまえば阻止するのは至難の業だ。

  民主党は09年衆院選で消費税増税はしないと約束し、10年参院選は増税を掲げて惨敗した。有権者が拒否した政策をなぜ強行するのか。次の衆院選で、有権者は何を信じて投票すればいいのか。野田佳彦首相は、本格的な少子高齢化社会を迎え、持続可能な社会保障制度を構築するための消費税増税だ、と言う。だから、社会保障と税の改革は「一体」だと。

  ところが年金の最低保障機能や高齢者医療制度の見直しなど、消費税増税と一体であるはずの社会保障の抜本改革は棚上げされ、有識者らによる「国民会議」で1年以内に結論を出すことになった。与野党が協力して社会保障改革に取り組むのは是とするが、それならば改革案がまとまって必要な財源額が確定するまで、増税決定も見送るのが筋ではないか。社会保障の全体像が見えないまま消費税増税に踏み切るのなら、最初から増税だけが狙いだったと批判されても仕方があるまい。

  財政への危機感は首相と共有する。今の社会保障が持続可能とも思わない。国民も同じだろう。社会保障も税も抜本改革が必要だ。それを進めるには国民の理解と同意が欠かせないが、野田内閣の努力は十分といえるだろうか。09年衆院選マニフェストに「書いてある」政府や国会の無駄排除に取り組まずに、「書いていない」消費税増税を強行することには、国民が納得しないだろう。

  民主党内に消費税増税に反対する動きがある。良識ある国会議員としては当然だ。首相はそうした議員を切り捨て、消費税増税のために自民党と組むというのか。「書いてあることは命懸けで実行する、書いてないことはやらない」。こう公言していたのは首相自身である。
(東京新聞、6月16日)

  非会員なのに宗教霊にご利益を貰ってホクホクしていると、肝心な時に教団の意向で洗脳をグイっと仕掛けられます。でもご本人は宗教霊の化身である味方の応援者に気心を許しているので、敵対する宗教霊を味方に付けて勝負に挑もうとするのです。すると肝心な時には四面楚歌「アレ?」となるわけですね。正論を重んじる人は宗教心も厚く、宗教霊はそこを巧みに突いて共感を勝ち得ます。文春・産経・毎日・現代で小沢さんのバッシングが始まりましたが国民はもはや正体を見抜いています。夢から醒めていないのはお手盛り享受の議員先生だけ? とにかく悪法を強制する政治では社会秩序が乱れ、経済成長も見込めませんからまず増税反対・原発反対・冤罪反対を軸に、中央官僚の腐敗を矯正することでそこから財政緊縮・人員削減を行なうしかありません。これは冒頭の「野田議員」のまさに指摘するとおりです。社共に官僚マスコミを矯正する力は見込めませんから、自公民以外でその意欲能力資質があるところに期待するしかありません。

余震と雑感~ご本尊のギブ&テイク

2012.06.18(10:00)

  …もともとこの奉安堂が建設された敷地には、以前、池田大作創価学会会長(当時)が願主となった正本堂と称する建物があった。しかし、平成2年の年末に日蓮正宗は池田氏を信徒代表である法華講総講頭から実質的に解任。平成3年11月には度重なる教義違背や社会的不正を指摘して創価学会を破門。翌4年8月には、池田氏を信徒除名処分とした。

  以後、日蓮正宗は正本堂同様、池田氏が願主となっていた大客殿を耐震構造上、問題があるとして解体。新たに純和風の寺院建築である客殿を建設したのをはじめ、法祥園と称する和風庭園を建設するなど大石寺境内の整備を着々と進めてきた。そして平成10年には「仏法破壊の言動を繰り返す池田大作が願主となった正本堂に大御本尊を安置することはできない」として、正本堂を解体。同地に新たに、日蓮聖人が初めて南無妙法蓮華経の題目を唱えてから750年目にあたる平成14年に、「宗旨建立750年を記念」して、「大御本尊」を安置する奉安堂の建設を発表。平成12年4月の着工から1年半の工期を経て、今回、竣工、落慶に至ったのだった。

  こうした大石寺の変貌を、地元・富士宮のマスコミ関係者が次のように論評する。「創価学会が寄進した『正本堂』にしろ『大客殿』にしろ、コンクリート造りの要塞のような建物で、およそ寺院には似つかわしくない異様な建物だった。そうした施設を解体し、『大客殿』の跡には和風建築の『客殿』を建設。『正本堂』の跡地には『奉安堂』を建設し、境内の日本庭園を整備するなどした結果、大石寺は本当に雰囲気のいいお寺になった。地元の評判もいいし、本当に日蓮正宗は創価学会を破門して良かったのではないか」明治の文豪・大町桂月は、大石寺をして「大石寺を見ずして寺を語ることなかれ」と評しているが、いま、大石寺はそうしたかつての静寂な雰囲気を取り戻しつつある。

  だが、「日蓮正宗を撲滅する」としている創価学会としては、大石寺が整備されることはおもしろくない。それだけに「聖教新聞」等の機関紙誌では、創価学会破門後、日蓮正宗は衰亡し、大石寺は荒廃しているとして、あたかも大石寺にペンペン草が生えているかのような事実と異なる悪意に満ちた宣伝をさかんに行ってきた。例えば、昨平成13年は破門から十年目の節目にあたっていたが、奉安堂の上棟式が行われた12月前後に創価学会は、「聖教新聞」で激しい日蓮正宗攻撃を繰り返した。

  だが、実際には奉安堂の竣工式に地元・富士宮市の市長が参列し祝辞を述べているように、地元富士宮市の市民の間で、リニューアルされた大石寺の評判はいい。また、創価学会の宣伝とは裏腹に、大石寺に日本最大級の奉安堂が建設されていることも学会員の間に浸透しつつある。そうした事実の浸透によって、「衰亡」「寂れた」などの虚偽報道が通じなくなってくるや創価学会は、今度は奉安堂の建築様式が「邪宗寺院」様式などとイチャモンをつけ始めている。

  ちなみに10月8日に行われた竣工式には、工事関係者とともにマスコミ関係者も招かれ、奉安堂が披露された。(管理人注:その様子はテレビ各紙で正本堂解体の経緯とともに報じられた) ところで、この日の朝日新聞をはじめとする全国紙、静岡新聞などの地方紙には軒並み「新・人間革命」の1面全面カラー広告が掲載された。奉安堂完成のニュースを少しでもまぜっかえそうとの意図のもと、全面広告をぶつけてきたのだろうが、そこには創価学会が相手を批判する場合の常套句とする“嫉妬”が投影されているように見える。きっと評判の悪かった正本堂の跡地に、評判のいい奉安堂を建設されたのが、さぞかし悔しいのだろう。
(フォーラム21、2002年11月1日号より抜粋)

  南池袋に日蓮正宗の有名なお寺があるということは、日蓮宗自体に興味のない私としては全く知りませんでした。このお寺は創価学会の牧口・戸田会長を折伏した日蓮正宗の都内の本拠地らしいのです。近所のお酉さまも日蓮宗とは仲がよいらしいのですが、個人的な話になりますが私は自宅から通った予備校もここ、銀座で最初に働いた居酒屋チェーンの発祥地もここ、そして勿論現在は佐高先生も講演されている大書店にも時々訪れるという“因縁”があるのですw やっぱり知らないうちに強くバイアスがかかっていたのだなあと痛感しますね。ただ家系的には真言宗信者が先祖におり、私自身お七夜の判子は町内の浅間神社で頂きましたw

  それはいいとしてちょっと昔の引用記事から伺えることは、まず「創価学会の功徳」として、よくも悪くも「スピードが早い」ということがいえると思います。つまり急速に発展繁栄し、その後急速に衰亡消滅に向かうということです。今回は素人による観察を重視して教団批判は控えてみます。これは諸行無常、盛者必滅の仏法原理に適っていると思うんですよね。しかもスピードを備えているというのは非常に現代的で、新興宗教の特徴に合致しているように思います。私は真言宗信者ですが、この日蓮正宗のお寺も非常に地味で、関係者でないとよく知らないと思うんですよ。しかし長いスパンで見れば着実に地域に根を下ろし影響を与え続けている、しかし衆目にはそこから派生した亜流の動向の方が目立つ…ということではないでしょうか。

  私には霊能も透視もできませんから、こういう経緯を複数眺めて真言宗のあのお寺の護摩の功徳はこう出るんだな、日蓮正宗の功徳の出方はこういうのかな、創価学会だと勢いが強いのかな、といつもの後出し予想をしていくわけです。日蓮宗独自の逸話ワールドというものは、潜在意識内で共通項として定着しているらしいのですが、部外者にはさっぱり判りません。もともと信じる気がないのですからどうしようもないでしょう。やはり創価学会ではきちんと相手を入会させてから、仲間内だけで法華経世界を堪能すればいいと思いますよ。

  他宗派には他宗派なりの逸話や神仏ワールドが存在するわけですから、そこまで介入するのはそれこそ信教の自由の侵害です。私が“創価シンパ”の人に注意を呼びかけているのはまさに彼らが“非会員”だからで、正会員・本会員であれば本人の自由意志、本人の希望で教団からのエネルギーを受けるわけです。会費とお布施を払ってご本尊を日々拝み、奉仕というノルマや付属する注意事項もあるでしょう。そうした代償あっての「功徳」でしょ、といっているわけです。

  新興宗教の霊はこのギブ&テイクの契約条件に殊に厳しいと思うのです。ですから一般の人が新興宗教の集会に参拝見学に行く時にはこの点を留意すべきだと思うのです。会員並の貢物をしないで幸運が舞い込んでしまうと、後から「どうしてもっと修行(=貢物)をしないんだ!」と霊的なリバウンドが来る怖れがあると考えているのです。

  日蓮正宗の在家教団として急速な拡大を果し、本山から破門され本堂を解体されてしまった創価学会。この一連の流れに誰がどう悪いというよりも、ある宗教の本尊霊を信仰した結果の推移が見て取れると思います。「原発廃炉」「耐震構造」「虚偽報道」などいろいろ連想させる文章ですね。阿含宗の桐山管長は元々日蓮宗から仏門に入り、著書で庭野日敬氏よりも池田大作氏の考えに共感すると述べています。この「密教占星術Ⅰ」は教団初期の桐山氏の考えがよく解り参考になりますね。末尾の功過格と阿含宗のこれまでの行状も併せ、「運をよくする」とはどういうことか考える一助にはなるかも知れません。見た目には成功していても因縁は悪化するということ、たくさんありますよね。ここは万人の問題として難しいところです。

余震と雑感~怪事件は続く?

2012.06.12(17:10)

  脱法ハーブを吸引した男が大阪市福島区の商店街などを乗用車で暴走し、女性(78)をひき逃げしたとされる事件で、福島署は、自動車運転過失傷害容疑などで逮捕した塗装工・小泉武容疑者(22)(危険運転致傷容疑で送検)を27日、大麻取締法違反(所持)容疑で再逮捕した。

  発表では、小泉容疑者は今月8日午後、自宅で乾燥大麻約0.9グラムを所持した疑い。容疑を認め、「使うために購入した」と供述している。尿からは脱法ハーブの成分に加え、大麻の成分が検出されたという。一方、大阪地検は27日、女性に対する小泉容疑者の自動車運転過失傷害と道交法違反両容疑を処分保留とした。より罰則の重い危険運転致傷罪での起訴に向け、運転時の薬物の影響などを慎重に調べる。
(読売新聞、5月28日)

  東京都立川市の警備会社「日月警備保障」営業所で国内最高額の約6億円が奪われ、警備員が負傷した強盗致傷事件は、発生から1年がすぎても強奪金の半分の行方は不明のままだ。首謀者とされる元暴力団組員は、収入がほとんどないのに薬物に手を出すなどしており、荒れた生活を打開するため、同じような境遇の仲間を集めて強盗を計画した。事件後は強奪金を薬物やキャバクラにつぎ込むなど、放蕩のかぎりを尽くしていたことも、捜査や公判などを通じて明らかになった。

 「反省して修行に励んでください」4月26日、事件の首謀者として強盗致傷罪で起訴された指定暴力団山口組系元組員の小沢秀人被告(42)=控訴中=の判決公判で、東京地裁立川支部の池本寿美子裁判長は懲役20年(求刑懲役22年)を言い渡し、こう説諭した。公判では反省と後悔の念を強調し、「仏門に入る」と語っていた小沢被告は、裁判長の説諭を神妙な様子で聞いていたが、その後控訴した。強奪金から約2500万円の分け前を得て、コカイン購入やキャバクラなどに散財したとされる小沢被告。自分以外の6億円の分配先については、語ろうとしなかった。
(MSN産経ニュース、6月2日より抜粋)

  5月のギリシャ総選挙で初議席を獲得した極右「黄金の夜明け党」の男性議員が7日、民放テレビの生放送の政治討論番組で女性議員を殴りつける事件があり、検察当局は男性議員の逮捕状を請求した。

  男性議員は番組で、自らが関与を疑われている強盗事件について話題にされたことに腹を立て、急進左派連合の女性議員にコップの水をかけ、共産党の女性議員を数回殴った。番組は直後に放送を中断した。
(同、6月9日)

  JR姫路駅前にある交番の机を泥酔状態で蹴ってへこませたとして、兵庫県警姫路署は12日、器物損壊容疑で大阪府吹田市泉町、自称私設秘書馬場慶次郎容疑者(34)を現行犯逮捕した。小沢一郎民主党元代表の秘書の名刺を持っており、「小沢氏の私設秘書」と名乗っているが、同氏の関係者によると、2年ほど前に辞めているという。

  同署によると、馬場容疑者は容疑を認め、「小沢先生から秘書と名乗っていいと言われている」と話している。逮捕容疑は12日午前1時すぎ、兵庫県姫路市駅前町の姫路駅前交番の机を蹴り損壊させた疑い。同署によると、馬場容疑者はJR姫路駅で終電に乗り遅れ、酒に酔ってコンコースに座り込むなどしたため、鉄道警察隊員が同交番に連れて行った。ペットボトルの水を頭からかぶるなどしたことから署員が注意したところ、突然机を蹴ったという。同容疑者は、知人と11日午後6時半から姫路市内のすし店やバーで飲食したと話しているという。
(時事通信社、6月12日)

  週刊朝日が昨年の菅首相の不信任案でどうのこうのという時にこの立川の警備強盗事件が重なったわけです。妄想によれば女性裁判官、仏門に入るというのが真如苑を連想させてしまいます。のりピーも薬物検査で髪を切るということがいわれました。シリウスやオウムに触れたのが先月28・29日ですから日付は合っています。ちなみに江田五月氏の地盤は岡山で、当地は金光教も有名ですね。近所にも教会がありますが、菅前首相やいま話題の姫井由美子氏なども参拝に訪れているようですね。ギリシャの「黄金の夜明け=ゴールデン・ドーン」というのがまさに後年「嘘の書」も著したアレイスター・クロウリーがケンブリッジ大学で入団した魔術団の名前で、まあこれはただ因んだものだとは思いますが、期せずして真如苑・金光教・クロウリーの魔術、そして麻薬クスリ事件と続きましたので載せてみました。金沢のトイレ盗撮もありましたが、極右の暴走ということは左翼の女性擁護ということでしょう。この運動におかしな魔術が介入して破壊分断を図っていると読むこともできないでしょうか。まずオウムの逮捕、これは首都圏内に潜伏とこのタイミングということでやらせじゃないのか、おかしいな~とは誰でも思うでしょう。懸賞金を出す出さないというのもかくまった側と当局間との取引めいたものを感じさせます。エリカさまの後追い記事がないというのもそれだけクスリの話題はタブーなのでしょう。宗教・クスリ・マスコミ、この関係は解ります。私の疑問は何故そこに検察や関西が関ってくるのかわからないということです。ただ密教では“法”という言葉を①霊術②真理③万物の意味で文脈によって使い分け、特に「法力が強い」など、①の用途が多いのです。石川県金沢市が白山修験から醍醐寺に繋がることは先述しました。念力が強いのは結構ですが、悪戯に弄ぶとどうなっても知りませんよ…

LNG革命は日本で起きるか

2012.06.11(17:40)

  僕が座長となって、東京都の「東京天然ガス発電所プロジェクトチーム」が8月2日に発足した。「災後」の電力不足問題に迅速に対応し、産業空洞化を回避するための「東京モデル」を実現していく。国の方針が定まらないなか、東京は電力政策に真正面から取り組んでいる。3月11日以降、電力不足問題をいかに解決するかということで、新エネルギー研究会を発足させ、川崎の天然ガス発電所や、群馬県の玉原揚水発電所、八丈島の地熱発電所などを視察した。東京に大規模発電所を造り、電力需要に応える可能性を探ってきた。

  以前も書いたように、総合的に見て天然ガスがもっとも代替エネルギーとして優れている。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたガスタービンコンバインドサイクル(GTCC)方式なら、従来の火力発電にくらべて発電効率が1.5倍と性能がよい。比較的小さな敷地で建設できるので、都市部でも天然ガス発電所の建設コストは2基で500億円(5年前の価格、現在はもう少し高い)と、原発よりもはるかに安い。CO2(二酸化炭素)の排出が比較的少なく、硫黄酸化物などの排出も極めて少ないという点でも、天然ガスはクリーンなエネルギーだ。

  天然ガスは、近年、ガス田ではなく頁岩(シェール)層から得るシェールガスの採掘技術などが開発されて、利用可能な埋蔵量が飛躍的に伸びている。また、石油は政情が不安定な中東に偏っているが、天然ガスは北米大陸などにも多く存在している。エネルギー安全保障の観点からも、天然ガスは非常に優れている。
(猪瀬直樹、日経BPネット2011年8月9日より抜粋)

 泥が水中で水平に堆積して出来た岩石である頁岩(けつがん:シェール)の隙間に貯留されるメタンガスであり、非在来型天然ガスに分類される「シェールガス」の生産量が急増したこともあり、2009年には米国がロシアを抜いて世界最大の天然ガス生産国になった。

 世界有数のエネルギー調査会社、ケンブリッジ・エナジー・リサーチ・アソシエーツのダニエル・ヤーギン会長がフィナンシャルタイムズ紙(5月26日付)で答えたように、シェールガスの台頭は「21世紀に入って最大のエネルギー技術革新」となる可能性が出てきた。今後この勢いは、石油や天然ガスを巡る世界の資源地図を塗り替えて、エネルギー市場全体に大きな変化をもたらす力を秘めている。

 2009年9月の当コラム では、コールベッドメタンやタイトサンドガス、そしてシェールガスなど、米国における非在来型天然ガスへの関心の高まりを中心に報告したが、今回は、埋蔵量が豊富で生産量が急増中のシェールガスにスポットを当てる。

  2010年6月に発表された、マサチューセッツ工科大学(MIT)がまとめた報告書「天然ガスの将来」では、非在来型天然ガスについても本格的な分析がなされており、シェールガスに関しても、興味深い分析が数多く記載されている。そこからいくつか紹介したい。

  報告書によると、米国では今後もシェールガスの生産量が急増すると見込まれており、2010年の生産量である約2Tcf(兆立方フィート)、液化天然ガス(LNG)換算で4200万トンが、2020年には5倍の10Tcfになるとされる。この急増の理由としては、豊富な埋蔵量が挙げられる。米国におけるシェールガスの埋蔵量については大きな幅があるが、最新の平均推計値は650Tcf。この数値は、在来型天然ガスの埋蔵量とされる245Tcfの約2.7倍であり、いかに潤沢であるかが分かる。そしてこのシェールガスの埋蔵量は、今後の調査や掘削技術の発展によって増加する可能性を秘めている。

  さらに、低い生産コストも大きなメリットとされている。現在、400Tcf分(平均埋蔵量の約6割に相当)については、100万BTU(英国熱量単位:1BTUは約1055ジュール)当たり6ドル以下で生産が可能と試算されている。この数値を原油換算すると1バレル当たり約33ドルとなり、現在の原油価格である1バレル当たり70~80ドルと比較すると、半分以下の生産コストになる。

  同報告書では、このようなメリットを挙げる一方で、シェールガス開発の問題点についても指摘している。シェールガスの掘削には、採取しやすくするためにシェール層に水圧をかけて破砕するための大量の水が必要で、掘削現場には排水処理施設が欠かせない。これらの施設を建設することで環境問題そのものへの対策は可能だが、このような施設の存在は、地元住民へ心理的な不安を与える恐れがある。とりわけ、石油やガス開発の経験のない地域では、それが強い反対運動を引き起こす可能性がある。だが、既に油田などがあり、いわば「エネルギー開発の城下町」となっているような地域では、開発によって新たな雇用が生み出すことが知られているため、歓迎される傾向が強い。
(ECOマネジメント、2010年7月29日より抜粋)

  引用ばかりで恐縮ですが、要は次代への期待を煽るばかりではなく、いま現実に可能な発電形態を強化することで原発減少をしのいだらどうですか、と考えているだけなのです。

「クリーンな原子力」で日本沈没?

2012.06.11(17:29)

  「途上国の発電、石炭主力に」という見出しで、「2030年の石炭消費量が2005年に比べて73%増になる」という国際エネルギー機関(IEA)の発電電力量予測を報じたのは2008年9月8日の日本経済新聞朝刊である。このような内容のほかにも、石炭の価格高騰を報じる記事が、昨年後半から目に付くようになった。背景として、石油価格の高騰に引きずられたという側面もあるが、石炭の需要が大きく伸びたことも見逃せない。資源エネルギー庁の2007年版エネルギー白書は、2005年における世界の石炭消費量について約59億トンという数字を挙げている。これを2002年の需要である約48億トン(IEA発表)と比較すると大幅な増加になっている。日本も例外ではなく、2008年4月9日の日経新聞夕刊は、2007年の石炭輸入量が1億8613万トンになり、前年比で5.1%増えたという貿易統計のデータを紹介している。

  石油に比べて石炭は、同じ熱量を得るのに1.25倍の二酸化炭素(CO2)が発生する。ちなみに、天然ガスなら石油の4分の3で済む。したがって、地球温暖化防止の観点からすると、石炭の需要増は大きなマイナス要因と考えざるを得ない。2008年7月7日の日経新聞朝刊は、「気候変動は取り返しのつかないところに来つつある。排出量が多い石炭火力発電の縮小が急務だ」とする、米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙科学研究所のジェームズ・ハンセン所長の講演を紹介しているが、現実は、ハンセン所長の警告とは逆の方向に推移している。

  石炭の確認可採埋蔵量は約9000億トンと言われている。これを消費量の59億トンで割ると、資源寿命は150年強という計算になる。このような資源寿命の数字は信頼性が高くないものの、石油の40年程度、天然ガスの60年程度と比較すると、「資源量」という面では、石炭は優れたエネルギー源ということになる。石炭の利用を全面否定するより、上手に使いこなす技術を開発するほうが現実的な選択肢と言えないだろうか。
(日経BPネット、2008年10月3日)

  京都議定書、地球温暖化という懸案がここでネックになってくるわけですね。しかし日本は原子力によって深刻最悪な環境汚染を引き起こしてしまったわけですが…

専門家の胸中と今後の再稼動

2012.06.11(15:13)

耐震補強したから東日本大震災以上でも大丈夫!

  東京電力の福島第1原子力発電所の深刻な事故を受け、政府の原子力安全委員会の歴代委員長を含む原発推進派学者の重鎮たちが原発の「安全神話」崩壊に懺悔を繰り返している。特に元原子力安全委員長の松浦祥次郎氏や前原子力委員会委員長代理の田中俊一氏ら原発推進の学者16人がこのほど、異例の緊急提言を行った。

  「原子力の平和利用を先頭だって進めてきた者として、今回の事故を極めて遺憾に思うと同時に国民に深く陳謝する」との謝罪を前面に掲げた提言の内容は政府や東電の発表よりも今回の事故を深刻に受け止めており、緊迫感が伝わってくる。

  「私たちは事故の推移を固唾を飲んで見守ってきた。しかし、事態は次々と悪化し、事故を終息させる見通しが得られていない」「膨大な放射性物質は圧力容器や格納容器内に拡散・分布し、その一部は環境に放出され、現在も放出され続けている」 「特に懸念されることは溶融炉心が圧力容器を溶かし、格納容器に移り、大量の水素ガスの火災・爆発による格納容器の破壊などによる広範で深刻な放射能汚染の可能性を排除できないことである」提言は、水素爆発などで格納容器が破壊され、放射性物質が長期にわたり国土を汚染する可能性を指摘している。日本を代表する学者たちが、チェルノブイリ原発事故級の最悪の事態を想定していることがわかる。

  16人は東京大学名誉教授、京都大学名誉教授、東京工業大学名誉教授など錚々たるメンバーで、原子力安全委員会や原子力委員会の歴代委員長や委員を務めるなどした日本を代表する原子力の専門家たちだけに、発言には重みがある。特に気になるのは、「当面なすべきことは原子炉及び使用済み核燃料プール内の燃料の冷却を安定させ、大量の放射能を閉じ込めること。これを達成することは極めて困難であるが、これを達成できなければ事故の終息は覚束ない」と述べた点で、有効な解決策を見いだすのが難しいことを自ら認めているとも受け取れる発言だ。

  2011年4月1日、会見した田中俊一氏は「原子力の平和利用を進めて、まさかこういう事態、これほど国民に迷惑をかけるような事態は予測していなかった。結果的にこういうことになっていることについて、原子力を進めてきた人間として、国民に謝らなくてはならないという気持ちは、みんな持っていると思う」と心境を明かした。田中氏は提言をまとめた理由について「(我々は)余計なことを言わなくてもいい年齢だけれども、黙っていられないと。とにかく早くこの状況を抜け出して頂きたいという思いでまとめた」と述べた。学会で地位も名誉もある学者たちが、自分たちのこれまでの仕事を全否定するような今回の提言や会見が、事故の深刻さを物語っている。
(2011年4月16日、J-CASTより抜粋)

  4号機プールの燃料棒撤去が完了するまで化石・石油燃料でしのぎ、地熱・風力・太陽光開発を急ぐのが筋だと思いますが…消費増税と原発再稼動、これは立場の垣根の違いを超えてどうみても正当性がありません。


余震と雑感~信教の自由とインチキ

2012.06.11(10:58)

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  私はバイト先で守秘義務の厳守ということをやかましく言われており、私自身小心者の事勿れ主義者なのであるが、敢えて言う。先日亡くなられた髭の殿下は阿含宗の星まつりに2年連続して寄参されていたとまさに京都の現地で耳にしたことがある。勿論皇族というものは年間を通して全国津々浦々のイベントにお顔を出されているのであり、阿含宗には正式の出席ではなく、他所のイベントへの帰りがけのついでだったようである。しかし当時から殿下の病状は深刻だった模様であり、阿含宗職員も殿下ご自身もその事を感づいてはいたようだ。普通VIPは貴賓席で護摩供の炎を眺めているだけだが、殿下は2つの護摩壇の間を山伏に混じって走り回っていたという。教団の職員はそれを見て複雑な気持ちになったということだ。私自身それ以降殿下のニュースには注目していたが、三田の病院に移されたというだけで、さして病状も快方に向わず先日惜しくもご逝去なされた。阿含宗とは愛国や右翼、靖国を尊重しているポーズこそをとってはいるが、結局はこのような教団なのである。皇族であろうが庶民であろうが自身が病魔に冒されたと知れば、藁をも掴む想いにかられるのが通常であろう。そこを逆手にとって法外なお布施を搾取して、インチキ濃厚なヘッポコ祈祷でお茶を濁す、これは被害者の切実な願いと比較して言語道断の非人間的な、単なる詐欺では済まされない所業だと思うのである。私は天皇絶対崇拝でも皇室撤廃論者でもない。神道は正しい宗教だが日の丸の暴力的強制は民主主義に反すると考えているだけである。同様に国体批判を企図した日の丸焼却も反社会的行為だとは思う。ただ焼却行為自体は厳罰には問われないと考える。教義さえ正しければ実際の祈祷効果はインチキでもよい、この点は現代の科学的法治主義の盲点である。信教の自由は自己責任とはしても、やはり宗教法人課税などで新興宗教の暴走を抑制した方がよいと思う。

余震と雑感~その薬物は本当にサリンなのか?

2012.06.05(07:31)

  赤坂の「かさね」。カウンターに座ると眼の前に「れんぎょう」の花が咲いていた。鮮やかな黄色が可憐だ。しばらくすると島田裕巳さんが現れた。いつもブログ日記を読んでいて、聞きたいことがあったから久しぶりに会いたいと思ったのだった。歌舞伎の話題では海老蔵がすごいという話を聞いた。彼を頂点にして歌舞伎は黄金時代だという。

  統一教会、創価学会、オウム真理教のことなどの情報交換。創価学会と公明党の緊張関係とこれからの予測なども面白い。創価学会の方針を公明党がそのまま受け入れるという関係ではなくなっているというのだ。宮崎料理に日本酒が進む。「これですよ」と島田さんが紙袋を出してきた。そこに入っているのは原稿の束。1枚目にタイトルがある。「中沢新一批判、あるいは宗教的テロリズムについて」とある。30年以上のつき合いのあった中沢さん批判をなぜ行ったのか。

  島田さんによれば地下鉄サリン事件には中沢さんの理論が深く関わっていると確信しているからだ。噂ではずっと言われてきた。麻原彰晃の側近と中沢さんが親しくしていたことも事実だ。ところが事件と結びつける分析はこれまで誰も行ってこなかった。島田さんはそこに鋭いメスを入れた。いまや憲法九条を守る旗手のひとりとして持ち上げられているが、そんな資格はないというのが島田さんの論考である。近く亜紀書房から発売となる。中沢さんと林真理子さんが「週刊朝日」で行った対談がある。地下鉄サリン事件のあとに行われたもので、ボツになった。江川紹子さんは統一教会員だなどなど内容があまりにもひどいものだったからだ。バー「木家下」に移り、そんな話を続けた。
(有田芳生ブログ、2007年3月27日より抜粋)

  ・・・もう少し精神異常者の錯乱妄想を続けましょうか。まず地下鉄サリン事件、①実行犯はオウム信者だけとは限らない②散布されたガスはサリンではない、との説があるのです、これが一つ。逮捕された菊地直子の「確かにサリンを製造していた」これがデカデカとマスコミの見出しになっていることに要注目致しましょう。

  続いて第7サティアンの謎、ここがサリン製造所となっていたわけです。先述した如く静岡の富士宮から一本道で交通至便なんですよ。ところが警察は外部専門家を入れず、この施設を早々に解体してしまいます。更に外部専門家の中には、「あの施設でサリンが造れるわけがない」「換気が不充分で施設内外の者が死んでしまう」更には「実際は北朝鮮へ流す覚醒剤を造っていたのだろう」「夏場になると(覚醒剤特有の)異臭がした」という証言まで飛び出しました。

  ところが東京地検は2000年、この覚醒剤製造容疑など薬物関連事案を「審理短縮のため」と称して不起訴にしてしまいます。ここからマスコミ報道にも統一見解が生まれてきます。①製造・散布された薬物はサリン(のみ)である②犯行主体はオウム(単独犯)である③思想的背景は阿含宗(だけ)にある・・・というところでしょうか。

  最近脱原発や小沢擁護にも中立公正の立場から異論を唱え始めた江川紹子氏、このオウム報道で一躍名を上げたわけですが、「オウムの背後関係はない」とあくまでもオウムの単独犯行説を唱える立場です。マリナーズへ行った岩隈投手がお好きらしいのですが。

  で、第7サティアンで製造されていたのはサリンなのか覚醒剤やLSDなのか、オウムにはどこぞの大教団が意図的に潜入していたのか、何故TBSが坂本VTR問題やオウム単独犯行説の間で右往左往しているのか、頭がおかしいので全くもうわけがわかりません!w 原発事故・小沢裁判・サリン事件の闇は非常に暗くて深いようです。

小沢一郎の主張を聴け

2012.06.04(14:52)

「・・・僕からちょっと報告しますから。えー、今、総理とそれから(輿石東)幹事長、3人での会談を終わりまして、うーん、まず総理からは、日本の財政事情、特に少子高齢化の、福祉の問題等にかんがみまして、消費税の増税は待ったなしだ、というふうに認識をしていると。それで協力してもらいたい。こういう最初にお話がありました」

「私の方からはそれに対しまして、消費増税につきまして国民の大方の皆さんの抱いている感じは、国民に大きな税負担をさせる前に、政権としてやることがあるんじゃないですか、それをやってからの話じゃないですか、というのが国民の皆さんの率直な偽らざる気持ちじゃないでしょうか」

「私ども、この点については同じように考えております、と申し上げまして、そして具体的に大きな問題点として、ひとつは、私ども、政権交代に向けた総選挙において、国の仕組みを、行政の仕組みを、統治の仕組みを、中央集権の官僚支配から地域主権、地方自治ですね、地方分権、その仕組みに日本の行政社会を変えるんだ。

  この大改革を実行することによって、中央集権、霞ヶ関支配のいろいろな矛盾を是正し、そこから無駄を徹底して省いて、その無駄を省いた財源によって当面、新しいわれわれの政策の実行の財源とするということを言ったつもりです。総理もそうおっしゃってきたと思います。そういうことからすると、今国民皆さんは、その約束が緒についていないという認識を持っておられるんじゃないでしょうか。私どもも、そう思っております」

「第2点は、税と社会保障の一体改革ということだが、社会保障についても、私どもは例を挙げれば、年金制度の大改革やら後期高齢者医療の問題やら、等々、国民皆さんにお話ししてきました。ところが、今日、そのわれわれの社会保障の描いてきたビジョンは、どこへいったか。忘れ去られようとしていて、結局消費税の増税だけが全面にでている。これはとても一体改革とはいえないんじゃないかという、これまた国民皆さんの思いじゃないでしょうかと」

「第3番目は、日本経済のデフレからの脱却ということでずっとやってきたが、なかなか日本経済の再建、再生が、その途上にあるわけですが、そのときにヨーロッパのユーロの不安定な状況が非常に深刻になってきていると。まかり間違えると、世界不況ということになりかねない。そういう中で日本はさらに(東日本大)震災の痛手からまだ完全に立ち直っていない。

  震災復興という問題があると。そういうような中で大増税ということになるのは、これは経済政策の面でも実態の面でも、納得できない、ということだと思います。主としてその3点から、私どもとしては消費増税、13兆円に近い大増税でありますので、これに賛成か否かということを今問われれば、賛成というわけにはいかない。これは、国民の大多数の思いでもあると思います」

「まあ、時には国民の意向に反するようなことでも、お国のためにやらなければならないということ、もちろんあるかとは思いますけれども、しかし、今言ったように、私どもはその前に、こういうことをやるんだと。政治主導、国民主導、国民の生活が第一の理念を掲げて政権を託されたわけですので、その大増税の前にやるべきことをきちんとやるというのがわれわれの民主党政権の課せられた責任ではないだろうか、ということを申し上げました。うーん、あと、1時間半近くになりましたが、お互い、ざっくばらんな意見交換をすることができたであろうと思っております。まあ以上です」

(3点の指摘に対して総理はどう返答したのか)「だから、総理は、ひとつはそれはそれとして、財政の再建は待ったなしだ、もう時間がない、今やっておかなければダメだという認識でいるということが第1点。もうひとつは、いろいろ民主党政権になって自民党の政権下に比較して、いろんな面で前進をしている。自分はそう思っているというお答えでした。だから私は、自民党政治の延長線上という観点で比較すればそうかもしれないけれども、われわれの主張はそれよりもっともっと大きな大胆なものだったと考えております」

(今後、総理と再び会談して何らかの一致点を見いだすことは可能か)「一致点を見いだすかどうかは、それはわかりません。だけども、総理、代表でありますし、私は一党員になったばかりですけれども、一党員ですので、代表からお呼び出しされれば、どこへでも党員として行かなくちゃならないと認識しております」

(国民が最終的に増税について納得できる状況は作られるのか)「ですから、私申し上げましたように、国民皆さんは増税を国民に言う前にやるべきことがあるんじゃないですか、というのが、国民皆さんの主張じゃないでしょうかと。その意味で、このままでは納得得られないし、私どもも国民皆さんが納得しないということについては、われわれも同じ思いを持っております、ということです」
(MSN産経ニュース、5月30日より抜粋)

  野田首相は13日の改造にあたって前閣僚の辞表をとりまとめる際に、「昨年の組閣での人選は適材適所だったと思っている」と語った。だが、そう言い張るのなら、内閣改造は必要なかったはずだ。問責決議を受けた山岡賢次前国家公安委員長や一川保夫前防衛相らについては、野党が更迭を強く求めていたため交代させざるを得なかったという事情があるにせよ、野田首相が期待したほどの適任者ではなかったということではないか。

  企業において人事は、今後の成長を左右する重要な意思決定である。もちろん、国にとっての内閣改造も同様の意味を持つ。最初の人事に失敗した野田首相は起死回生の思いを込めて人事を決めたのだろう。自分自身の保身のためや民主党を守るためだけの人事異動ではないことを今後の内閣の働きによって証明してもらいたい。
(産経新聞、1月17日より抜粋)

  マスコミはいまさえ誤魔化せばいい商売なのかも知れませんが、2009年衆議院総選挙の前後一貫、小泉型新自由主義政治からの抜本的脱却を唱えてきたのはどなたでしょうか? また政治家・官僚・マスコミが公然と小沢氏をバッシングして潰す理由、果して現実に日本社会を沈没させたのはどちらの側の主導による結果だったのでしょうか。もはや空気に便乗した多数の有権者国民も「その罪」を免れられません。手当てが遅ければ助かるものも助からぬ。

  小川敏夫法相は4日の退任会見で、陸山会事件をめぐる虚偽捜査報告書問題について、検察の捜査に対する指揮権発動を野田佳彦首相に相談していたことを明らかにした。野田首相は了承しなかったという。捜査報告書問題は、小沢一郎民主党元代表(70)の公判で発覚。元秘書、石川知裕衆院議員(38)を取り調べた元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)が、実在しないやりとりを捜査報告書に記載したとして、市民団体からの告発を受けた検察当局が捜査しており、不起訴の方針を固めている。

  小川氏は、指揮権発動を考えた経緯を「検察が身内に甘く、適当な形で幕引きとなれば、国民の信頼回復は得られないと心配した。そうした中で指揮権発動を決意したが、総理の了承を得られなかった。大変残念です」と説明。首相に相談した時期を「5月下旬」としたが、具体的な内容については「(指揮権発動を)しなかったことなので、控えたい」と述べるにとどめた。ただ、検察当局が、田代検事について不起訴の方針を固めているとされることについては、「捜査報告書の中身と(石川議員の隠し録音の)録音内容を詳細に見れば、『記憶違いではない』という風に誰しもが思う」と否定的な見方を示した。

  指揮権の発動は法相が検事総長に対して個別捜査や起訴、不起訴の判断に具体的な指示をすること。司法への政治介入につながるとされ、これまで発動されたのは、犬養健法相が行った昭和29年の造船疑獄の一度しかない。小川氏は指揮権のあり方について、「検察が検察内部のことについて消極的である場合に、それを積極的にならしめることは、国民から選ばれた法務大臣の本来の姿ではないかと思う。そういう意味で今回は非常にふさわしいケースだった」と述べた。
(MSN産経ニュース、6月4日)

  消費増税に反対する国民世論を追い詰めるため、頑固一徹なトロイカ3人衆を人物破壊してもっと遠隔操作のされやすい人物を政権中枢にすえるため・・・繰返しますが、まさにその方針で日本は沈没中なのです。日本を破壊するテロ組織はそいつらだということです。

公明党は消費増税に賛成か反対か

2012.06.04(13:22)

  公明党は「郵政民営化に賛成か反対かを問う選挙だ」(神崎武法代表の第一声)とし、「郵政民営化法案をつぶした人たちをこの選挙で勝たせてはならない」(同代表、1日)とまで述べています。しかし、そんなパフォーマンスとは裏腹の事態が進行しています。公明党は、郵政民営化法案に反対し自民党の公認をもらえなかった候補がいる22の小選挙区では、自民党の公認候補を推薦していません。逆に反対派を支援する動きが始まっているのです。

  大分1区では公明党大分県本部が反対派候補の全面支援を決定。福岡11区では公明党県議、市議らが支援を表明しています。「自主投票」を決めて反対派支援を黙認する動きも広がっています。岐阜1区でも、反対派の野田聖子元郵政相を支援。野田陣営は「自民党掲示板」に神崎代表のポスターを張っています。「郵政民営化賛成」を小泉首相に誓った自民党公認候補ではなく、反対派を支援するとはいったいどういうことか。公明党のねらいは、比例票の獲得です。

  反対派候補の大半は、前回総選挙で公明党の支援を受け、見返りに公明党に比例票を差し出した実績があります。一方、送り込まれた刺客は、自民党の比例票増がねらいのため、見返りは期待できません。地方の公明党が、マスコミにあからさまに語っています。「比例を主体に戦う県本部」(大分県本部代表)、「公認の新人2人は組織力が弱く選挙協力は難しい」(山梨県本部代表)。

  地方だけでなく、神崎代表はこう語っています。「政治だから、従来の人間関係や地域の事情もある。事実上応援するような地域が若干出てくるのはやむを得ない」(「毎日」8月24日付インタビュー)。公明党そのものが、反対派支援を認めているのです。反対派陣営関係者は「公明党(創価学会)の支援はもらえるようになったが、見返りの比例票の要求はきつい。その分、自民党の比例票が減るのは確実だ」といいます。自民党公認より反対派を支援する公明党。選挙公約の「郵政民営化」よりも、手段を選ばない票集めを優先しているのが公明党です。
(しんぶん赤旗、2005年9月2日)

  2009年総選挙では、消費増税を公約した太田代表が増税凍結を訴えた青木愛氏に敗れました。現在自民党と連携する公明党は「消費増税より社会保障の方が先」と反対を唱えています。一体公明党の主張はあの小泉フィーバーによる郵政民営化に賛成だったのか反対だったのか、消費増税に賛成なのか反対なのかどちらでしょうか。鵺のようだと形容されても仕方がないのではないでしょうか。票田と政権が獲れるなら政策なんて人それぞれ、ころころ変って当たり前という“教え”なのでしょうか・・・ちょっと油断・信用はできませんね、要警戒です。民主党の中間派も含め、主張のない「勝ち馬頼みの風見鶏」が一番コワイのです。

余震と雑感~低級霊能の脅威

2012.06.04(04:34)

  何度でも言いますが、例えば阿含宗・真如苑・創価学会という新興宗教の会員になったがそこの教祖が気に入らなかった、道徳的に不潔である、保守の横暴を後押ししている、だから会員の私は教団のパワーを利用してこれに対抗しよう、そのためにはもっと教団内で修行して出世しよう、という人は結構多いらしいのです。噂では創価学会数百万人の約3分の1は池田大作や教団の方針に従わない、選挙でも公明党に投票しない集団があるというのです。ただ学会には在籍し、修行と霊力を恣意的に使いたいというポリシーらしいのです。

  気持はわかりますが、でもこれは論理的にちょっとおかしい。霊力的に教団方針から完全に独立するには、その人個人のパワーが教団内で突出していなければなりません。それは教祖や幹部・ベテランよりも強くなければならず、教団から独立して力を使うには、その人が教祖以上のパワーの持ち主でなければ論理的に無理があるのです。

  「自分の政見が教団とは違うから次回選挙は教団の指示しない候補に投票する」と決意したとしても、実際には天候・体調の「不可抗力」の不具合や、「偶々」用事が入って投票しなかったり、「偶然に」懇意の人から「今回だけは」と泣きつかれたりして結局苦笑いしながら投票していたりするのです。これこそがマインドコントロール・洗脳のパワー・霊力であり、それ故の大教団・大伽藍なのです。

  卑見では新興宗教や企業組織はトップダウンの形で組織ピラミッドの下方にパワーを伝授していくのであり、トップのパワーは勿論ですが、個々の会員のパワーは組織の力だ、という見方もできます。ただ組織の力の源泉は単純に考えて教祖でしょう。従ってそういう流れの根本をそのままにして私がこの流れを変えるといってもそれは無理があると思います。組織が保守的なのは単に思想の選択ではなく、パワーの性質それ自体に由来していると考えるからです。決して保守の強制や排除主義を肯定するものではありません。

  従って私はむしろこういう組織に逆らう力を蓄えるためにこの組織にとどまっているのだという人は必ずどこかに欺瞞があり、また同時にその宗教組織の「おちから」パワーの性質にはどこか欺瞞めいたものがある、と私なんかは考えます。だから冒頭3教団に限りませんがこういう教団に入信すると霊界(幽界・アストラル)修行が開始され、敵と味方が双方出現してくるのです。それを教団からは「敵の背後にいるのがあなたの怨霊で、味方の背後にいるのが教団の守護神(護法・善神も同義)です」と教わるのです。

  しかしこれこそが真っ赤な嘘で「因縁霊と宗教霊が共謀してあなたを攻めて搾取する」という真の意図を隠すためのカモフラージュになっています。実際は敵と味方=双方とも教団が繰り出したあなたの敵、よくいえば「寄生虫」ということなのです。ですから敵からガンガン攻められ、本当に困窮したときに肝心の味方は「お前が悪い」と突き放して逃げてしまうのです。これは味方の背後が守護神ではなく教団から繰り出された怨霊=宗教霊だからです。しかし、そのパワーを引き寄せたのは自己に内在する因縁霊であることには間違いないのです。

  因縁霊が発動して宗教霊を引き寄せる。また宗教霊は因縁霊にパワーを与え、因縁霊を増幅させる。ところが教団に会費を払った当の本人の眼には、この宗教霊というシロモノが「味方・守護神」にしか見えないのです。そしてこの守護神があっけなく駆逐されるので「もっと修行を、もっとお布施を」と貢ぎ続けることになるのです。

  怨霊というものは当人の潜在意識なぞは見透かしていますから弱みをグリグリ突くなんぞはお茶の子です。これも他人からすれば「そんなたわいないことくらい・・・」というのがポイントで、トラウマに関する事項等をグリグリと何十年も攻め続けられたら神経がおかしくなって当たり前。本人をスポイルするのが文字通り「怨霊」の目標になっているのです。

  この怨霊を厄除け・お祓いしたいと願って新興宗教に入るのですが、宗教霊=怨霊本尊は前述したように「怨霊そのもの」「怨霊の味方」ですからますます因縁霊や怨霊の総量が増幅する。でも本人は宗教に入信し、本尊を拝み、守護神も付けて頂いたつもりになっています。さてさて、この延長上に「霊能開発」があるのです。

  「・・・私、修行をまじめに続けていたおかげで最近霊能透視ができるようになりました」こうなってしまいます。まず本人の意識内奥に怨霊が本人の受諾・要望を得てますます食い込んだというのが一つ。次に低級霊能の透視と念力の関係をお話します。つまり「信念したものが眼前に生ずる」現象、シンクロニシティが頻発するんです。「見たい!」と念ずると「そのように見える」わけ。これは本人と対象の間に宗教霊を入れますが、本人と対象、双方が半分以上ずつ宗教霊に化かされている・洗脳されている・騙されていると考えれば解りやすいと思います。

  つまり本人の「勘違い・思い込み」によって周囲をどんどん低次元の混乱に巻き込んでしまいます。そして5年も10年以上も経ってから「ああ私には透視能力があるからよく理解できる、あの時の本当の事情はああだったのか」なんて言い始めるのです。妄想で周囲をかき回していたのは本人なのに、ご本人は透視能力や教祖・本尊に対する疑いを微塵も生じさせていないのです。普通未来を予測して可能な限りトラブル回避を図るために透視は用いられるべきではないのでしょうか。

  勘違いでも念力は強い、ここがポイントですね。しかし後年その勘違いに気付いても「もうよい、お前は気にするな、どうだ覚者の私が導いてやる」という騙した相手に対する態度は変りませんからもう救いようがないのですw こうして因縁霊と宗教霊が共謀して、本人の好意を買いながら寄生して段々に貶めて行くわけです。

2012年06月

  1. 正しい解決には、正しい問題認識を(06/29)
  2. 田代検事の辞職と今後の波紋(06/27)
  3. これぞ国民の声を聴く民主党議員だ(06/26)
  4. 親米左翼とは何か(06/25)
  5. 検察、採決、そしてデモ(06/24)
  6. 怪事件と管狐の謎(06/22)
  7. 名張毒ブドウ酒殺人の怪(06/22)
  8. 真如苑と飯縄(06/20)
  9. 時事通信社社長、コピペ事件で引責辞任(06/19)
  10. ヒトラーと現代ドイツ?(06/18)
  11. 消費増税という“侵攻”(06/18)
  12. 余震と雑感~ご本尊のギブ&テイク(06/18)
  13. 余震と雑感~怪事件は続く?(06/12)
  14. LNG革命は日本で起きるか(06/11)
  15. 「クリーンな原子力」で日本沈没?(06/11)
  16. 専門家の胸中と今後の再稼動(06/11)
  17. 余震と雑感~信教の自由とインチキ(06/11)
  18. 余震と雑感~その薬物は本当にサリンなのか?(06/05)
  19. 小沢一郎の主張を聴け(06/04)
  20. 公明党は消費増税に賛成か反対か(06/04)
  21. 余震と雑感~低級霊能の脅威(06/04)
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