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落ちぶれたテレビマン(日刊ゲンダイ)

 

  筑紫哲也が「TBSは死んだ」と批判してから14年。TBSに勤める33歳男性は「ウチはもう完全に死んだ」と肩を落とす。「数年前から広告収入がガタ減りで、今中間期も27億円の赤字。その中から全産業一といわれるテレビマンの給料を払うのは無理。てなことで、ウチは04年に全社員1200人の7割を子会社に出向させているんです。本社を離れれば、給与は2・3割カットされます。新卒採用の仕組みも変わった。今は全員、子会社のTBSテレビの所属となります。そのため20代の給与水準は、以前と比べたら3割位低い。生涯賃金を比較すれば、今の50代社員の半分程度になるだろうといわれています」(略)30歳で年収1000万円、35歳で1500万円、うまく行けば40歳で2000万円、その上経費は青天井―といわれた民放キー局の“高給神話”は崩壊である。(略)
  
  90年代に「視聴率4冠王」として君臨した日本テレビでは、この9月に会社側が宣言した新たな給与体系に反発した労組が36時間ストを決行する騒ぎが起きた。(略)「金一封」で現ナマがバンバン飛び交ったのも今は昔。「08年末の金一封は自社製作映画のチケットとDVDですよ。バカバカしくて受け取らなかった社員の中には(略)飛ばされた者もいたから、踏んだり蹴ったりです(37歳日テレ社員男性)」タレントに支給する弁当は半額以下に、100万円以上かけていた番組の打ち上げも中止。「電気代節約のため、夜はみんなで固まって仕事をしている」(略)

  放送免許に守られて高収入を得てきたテレビマン。「驕る者は久しからず」とはまさにこのことだ。
(11月26日、佐藤留美「シリーズ・落ちぶれた花形職業⑭より、一部改変あり)



    ●テレビ局の「電波使用料」は売上高の僅か0.14%!(週刊ポスト)

  本誌は総務省への情報公開請求によって、テレビ局が「公共の電波」を独占することでどれだけ荒稼ぎしているかを示す資料を入手した。テレビ局は国(総務省)から電波の割り当て(放送免許)を受け、毎年、電波利用料を支払っている。下表はNHKや民放各社が国に支払っている「電波利用料」と売り上げを比較したものだ。例えば、日本テレビが支払う電波利用料は年間わずか3億7600万円なのに対して、売上高はその738倍の2777億円。TBS、テレビ朝日、フジテレビなど他のキー局も電波を格安で仕入れ、その数百倍の収益をあげている。まさに「濡れ手で粟」の商売である。

【NHK】
電波利用料(A):14億8700万円
事業収入(B):6644億円
Bに占めるAの割合:0.22%

【日本テレビ】
電波利用料(A):3億7600万円
事業収入(B):2777億円
Bに占めるAの割合:0.14%

【テレビ朝日】
電波利用料(A):3億7000万円
事業収入(B):2209億円
Bに占めるAの割合:0.17%

【TBS】
電波利用料(A):3億8500万円
事業収入(B):2727億円
Bに占めるAの割合:0.14%

【テレビ東京】
電波利用料(A):3億6000万円
事業収入(B):1075億円
Bに占めるAの割合:0.33%

【フジテレビ】
電波利用料(A):3億5400万円
事業収入(B):1717億円
Bに占めるAの割合:0.21%

【その他、地方局計】
電波利用料(A):9億1251万円
事業収入(B):1兆2525億円
Bに占めるAの割合:0.07%

【全国128局計】
電波利用料(A):42億4641万円
事業収入(B):2兆9676億円
Bに占めるAの割合:0.14%
(11月12日号)


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ポスト現代時評

高野山結縁灌頂ルポ(3)

  10月2日6:00起床。宿坊(お寺)の早朝勤行は6:30から。洗顔を済ませ、本堂に行く。他のお客さんと待っていると、夕べ遅い帰宅を待っていてくれた若い2人のお坊さんが登場、定刻通り勤行スタート。理趣経を読み出したが、今度は30分程度(!)で終了した。7:00すぎに朝食をそそくさと頂き、7:40過ぎに根本大塔へ小走りで向かう。受付は8:00からの筈・・・

  根本大塔内8:00前、すでに列が一周!大日如来の周囲を早々と取り囲んでいる。前の方の人が「4時から並んでるよ~」と談笑している。前述したように、この数十人が整理券を「一人一枚」貰うわけではないのだ。お遍路や各種団体の「代表」で来ている人たちなのである。8:00すぎ、整理券配布が始まった。私の前の主婦は「70枚」と言う。これで70人分進むのだ。私は一枚。代金3000円を支払う。10:30の回だ。数十人目に並んでもうその日第3回目の結縁灌頂になっている(8:30、9:30、10:30)。

  金剛峯寺の売店で、直木三十五の「弘法大師物語」を買い、宿坊で少し読む。いま浅田真央、小林麻央らが話題だが、空海幼少時の「真魚」誕生時の世相から描かれる。東大寺の大仏建立で、貴族から庶民まで仏法は興隆されたものの、その形骸化ぶりが顕著になってきていた。寄進で寺院や医局は建てるが、その裏で私服を肥やし、女官と戯れ、権勢を振るう奈良の高僧。金銀の使用や珍重な材料で仏像・仏具への費用、豪奢さを競い合う各寺の僧侶。一方でろくに字も読めないのに農作業を放り出して写経に励み、馬を売って寺に供養してしまう農民たち。そうして庶民の生活は潰れ、寺院は彼らの土地邸宅を吸収して肥え太っていく・・・そこには本来の戒律を守る僧侶の存在などなく、万一いても一顧だにされないさまが描かれています。

  この小説が朝日新聞に連載された昭和9年当時の世相は、まさに軍靴の響き高らかに、左右のファシズムが絶叫する、その本領を発揮し始めた年です。ドイツではヒトラーが総統に就任、ソ連ではスターリンが粛清を開始、日本は満州国に皇帝を即位させ、中国の毛沢東は国民軍に追われ大西遷を余儀なくされます。さらに日本国内は昭和維新の掛声の下、右翼のテロが正当化され、司法ファッショといわれた帝人事件、東北大凶作、室戸台風、函館大火、欠食児童、娘の身売り、と陰惨な現実が続きます。このような中、人気作家・直木三十五による世間を救済する空海伝がスタートしたわけですが、1月に連載を開始して即発病、作者は2月24日に43歳の若さで他界してしまいます。死因は肺結核による脊椎カリエスや腹膜炎。金沢シーサイドライン沿線に墓碑があるようです。

  9:45、宿坊をチェックアウトして金剛峯寺・金堂前に集合する。10:15、堂宇の左側で待ち、お坊さんから結縁灌頂の説明を受け、「南無大師遍照金剛」と全員で唱えます。10:30、「南無大師遍照金剛」と唱えながら金堂内部へ入堂します。内部は衝立で仕切られており、足元の蝋燭とスポットライトだけが光源です。高野山の本堂はどの寺も本当に照明が暗いのですが、それが本式のようです。ここで正式に阿闍梨さまより結縁灌頂へのご挨拶を戴きます。そして堂内屏風の裏手に回り、待機中に若いお坊さまのお話を人を変えて3つ程。皆さん高野山僧侶職に懸ける初々しい熱意が感じられました。そして予め配られた和紙製の大日如来の目隠し(!)をして先ほど授かった印契を結び、普賢菩薩の真言「おん さんまや さとばん」を唱えながら堂内を列になって巡り続けるのです。でも係の若いお坊さまがしっかりフォローしてくれるので何も心配は要りません。が、時間が長い!灯りの濃淡しか見えないし。

  さて、いよいよ灌頂の場(敷曼荼羅壇上前)に出てきたようです。指先に垣根の葉っぱのようなもの(樒=しきみ)をはさまれお坊さまの指示で「ここで離して下さい、ハイっ!」と言われた途端目隠しが取られます。葉っぱは大日如来の上に落ちていますw でもそれまでの苦行(!)で頭の中はガンガンしてワケが解らなくなっているのが現状ですが、まだ続きがあるのです(というか、結縁灌頂はここからが本番)。また衝立の陰で少し待ち今度は年配の、明らかに威厳のある阿闍梨さまより一人一人「お授け」を戴きます。これがスゴイ!

  灌頂とはもともとインドの王様の即位や立太子の式典で行なう儀式で、 四海の水を頭に灌ぐことにより王権を国内外に知らしめる意味をもった厳粛な儀式です。 密教はこの形式を採用し、五智の法水を頭に灌ぎ、すでに精神界の法王ともいえる仏と縁を結んでいることを自覚させる秘儀を編成した・・・という説明文を文字通り実感堪能できるお授けです。やっぱり高野山まで遠路はるばる来た甲斐がありました。しかも3000円ですよ?居並ぶ阿闍梨さまの中には赤い袈裟の松長有慶管長も居られたような・・・ 金堂の出口付近で正座して、若いお坊さまより5月の胎蔵海結縁灌頂の案内と最後のご挨拶を戴きました。とにかく豪華・本物、高野山は巷の真言宗寺院とは明らかに一線を画す!とド素人の私でも実感させられました。高野山の皆さま、それに勿論仏さま、そして弘法大師さま、無事かつ有意義な旅を本当にありがとうございました!またGWもよろしくお願いします!

  10月2日13:30~ 名残も惜しまず(他の名所も余り見なかった)まっすぐ駅へ、なんばへと戻り、構内の居酒屋で食事をし、日刊ゲンダイを読んだ。ウインズもあるが馬券を買う気力は残っていない。女性の学生バイトが土曜午後のホールをドリンカー兼任で一人で廻している。どたばたと遅れて出勤してきた男子学生が高飛車な調子で女の子に仕事引継ぎの話をし、無視されている。レジで静かに営業スマイルを浮かべる店長。全くいつもの日常に戻ってきた。ファミマの店員も標準語で東京と何も変わらない。ネットカフェポパイの割引券を配っていたのでポパイのブースでバスの時間まで寝た。

  21:30、高速バスなんば出発。若い女の子が、乗車するなり「狭い!」と叫んだ。往復共に痩せ型・細めの若年層男女しか乗っていない。彼らが「明らかに狭い!」と苦痛を訴えるほどシートの幅が狭いのだ。実際には使わない紙スリッパも乗客全員が貰った。点呼のバイトも必死で何度も人数を確認して汗をかく、でもバスの狭さは変わらない。3500円で東京の自宅近くまで帰れるんだからいいよ・・・バスの構造でなく、配席が問題なのだ。何度もパーキングエリアに停まる。缶のアルコールを数本飲んでも全く眠れない。用賀からの渋滞を越えて、都内に辿り着いた。もう日曜の朝。また煩悩に満ちた生活に逆戻りだが本当に想像以上のいい経験をさせてもらった。高野山の皆さん、ありがとう!お疲れさまでした!(了)
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仏法探究!

高野山結縁灌頂ルポ(2)

  10月1日夕方16:00・・・。一番風呂に入る。熱い!でも清潔なお風呂。烏の行水ですぐ出る。夕食・精進料理!舞茸と蒟蒻を鉄板で焼きながら食べる。高野豆腐は味が濃い!他厚揚・餅・雁もどき・味噌汁・梨など「二の膳」豪華・・・なんでしょう、きっと。10月1・2・3日の金剛界結縁灌頂の晩方には、奥の院で世界平和を祈る万灯会法要が行なわれる。行きのバス、帰りのバスの時間をよーく確認して出発。千住院前バス停で主婦の女性2人組と相談。「奥の院行きのバスはもう出てしまったのでしょうか?」現在18:00をまわり、次のバスは18:34発なのだ。すると、17:59発のバスが来た、よかった遅れてて!

  奥の院前の休憩所で時間を潰す。水向供養に出した卒塔婆は日中分のものはすべて回収されていた。15分前くらいに奥の院灯篭堂の開門を待つ。周囲はいつものお遍路団体ばかり。何でも四国のお遍路を終えたら高野山にお礼とご報告の参詣をするのが決まりなんだとか。菅さんが首相になって、お遍路さんも増えているのだろうか?滝行も含めて、世間は「修行ブーム」だという。

  19:00すぎ万灯会法要スタート。堂内は通常の灯篭の他に、たくさんの蓮型蝋燭が炎を放ち、静かな輝きに満ちている。本堂に座して勤行に参加する我々の後にも、立って参拝する人々が賽銭箱の前に溢れかえる。私は法要をせいぜい30分、長くて60~90分と予想していた。しかし、法要は理趣経フルバージョンを2時間延々と繰り広げるのであった・・・。バ・バスがないよ~!宿のご主人によれば「奥の院から歩いたらここまで1時間半位。」宿坊の門限は21~22時。21時に終わって歩いたら22時半か23時・・・、オイ!やっと法要が終了。20:55。そそくさと帰る。中の橋の終バスは19:30ごろで、後のバスは一の橋から高野山駅前にしか出ていないのだ。20:25発のバスは終わっているから、最終バスは21:08。ここから歩いて奥の院口の一の橋へは行ったことがない。

  しかし早く帰りた~い!の一心でお遍路の団体を振り切り、灯篭と外灯も少ない墓地の森をひたすら駆け降りた。なかなか出口は見えない。左手にバス通りが並行しているのでもう結構な距離を来ている筈だ・・・と、眼前に高野山駅行きのバスが停車していた!しかし進行方向は奥の院の方向。目の前でビシャッ、っと扉が閉まったがすぐに開いた。乗客は自分一人だけだ。やはりこの最終バスは一旦中の橋を経由して停車せずにUターンして寺町から駅に向かうのであった。昼間お大師さんとお不動さんに「道中無事」を祈念しておいた功徳を、この万灯会の帰り道で使い果たした・・・!昼間と違い、夜の墓地は嫌でしょう。但し、高野山の墓地は墓地特有の陰鬱な雰囲気がなく、本当に空気が澄んでいるのです。でも墓石の造りはいちいち凝っているのでそれがコワイ。

  千住院橋前。まだ21時半前だ。郵便局の脇道から、高野山唯一のコンビニ、「ココストアぜにや」を探しにいく。すぐあった。22:30まで営業。レジではヤンキーぽい兄ちゃんが、弟分のバイトヤンキーに「お前もレジ手伝えよ」みたいな無言の圧力を掛けていた。都内のコンビニと全く同じ風景がそこにあった。高野山ではあるが、懐かしいマグナムドライとバナナパンと焼き鳥と大プリンを購入。兄ちゃんが鮮やかな手つきでレジを打ち、釣りを渡す。焼き鳥はレンジで温めて貰った。きっと忙しいに違いない。エロ雑誌も熟女人妻から制服女子高生まで普通においてあった。世界遺産に住んではいても、息抜きは必要だ。スナックの看板も光っていたし、居酒屋も数件はあるようだ。

  宿坊へ戻る。必殺仕事人お馴染みのラストシーン、中村主水のようである。「ただいま帰りました」せんとりつの替わりに若いお坊さん2人が入り口に仁王尊のように困惑顔で立っていた。普通ならとっくに閉門して休めるはずなのに・・・ご親切な応対にお詫びとご挨拶をして、自室へ帰る。部屋でウオッチ9、報道ステーションを見ながら焼き鳥で発泡酒を呑む。菓子パンを頬張り、プリンを呑み込む。舞茸と蒟蒻の鉄板焼きでは2時間の勤行には耐えられない。しかも帰りの奥の院参道を下り坂とはいえ、小走りで通過したのだ。少しは修行になったのだろうか。それとも就寝前のアルコールとコンビニ食で全て帳消しか?それより明日が本番だ。ああ、よく眠れる・・・でも3:30に目が覚めた。う~ん、まだ眠れるよ・・・その(3)に続く

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仏法探究!

高野山結縁灌頂ルポ(1)

  さる高僧に、「新興宗教に迷わないためには高野山で結縁灌頂を受けてから密教を学ぶと良い」とアドバイスされたので、有給を利用して3泊4日で高野山に行って参りました。その時のレポートです。

  9月30日 夜23:00 高速バスで都内を出発。このバス会社は点呼係、乗務員、電話受付、スタッフの応対はすべて積極的で親切丁寧で好感が持てたのだが、何せ車内が狭い。4列シートで東京-大阪3500円の便であるが、これなら4000円以上でも他社の方が良かったかも。乗客の座席配置も空席があるのに一部にぎゅうぎゅうに詰められ、苦痛である。次回は少し高額でもW社か以前3列で快適だったV社を利用したい。行きから帰りまで同業他社の高速バスが道中・サービスエリアで多数一緒だからこのバスのしょぼさがよくわかるのだった。

  10月1日朝7:50 難波到着。特に意味はないのだが、ホテルの朝食バイキングに入り、ハムエッグ、湯豆腐、味噌汁、牛乳食べ放題で腹ごしらえ。特にきのこご飯が絶品!中韓の観光客が日本食バイキングの取り方を見よう見まねで真似している。高野山にもそれなりに中国人は来ていたが、尖閣諸島問題はどれだけ影響したのであろうか。食べるよりも朝食を携帯カメラで熱心に撮影する美人の女性。やっぱり美しいブログを作るにはこれくらいやらねば!

  南海難波駅まで歩く。平日なので大勢の通勤客。都会だな~!南海の駅で高野山フリーサービック切符を購入。3000円弱で難波-高野山のケーブルカー料金を含む往復と高野山内のバスが乗り放題。高野山施設の割引、土産物屋割引券付。東京-大阪高速バス往復で7000円、高野山内3000円で交通費は1万円以下。お得でしょ?難波から快速急行で高野山へ。極楽橋からケーブルカーで高野山上へ。お婆ちゃんや中国人が多い。標高1000m以下だが、斜面は急勾配でまさに「深山幽谷」という言葉がふさわしい。高野山は空海聖人・弘法大師が開創した1200年にも渡る宗教都市であり、真言密教の根本道場である。住民4000人、僧侶1000人。世界文化遺産に登録される。ほとんどのお店は夕方16時~17時には閉まってしまいます。

  南海りんかんバスでまず奥の院まで。「奥の院口」というのが一の橋で御廟まで約30分、「奥の院前」が中の橋で御廟まで約15分位。森の中の墓地、奥の院を終点の空海が眠る大師御廟まで歩きます。暑い。初冬の気温も予想して来たのに、9月中のような汗ばむ晴天だ。途中で親鸞聖人の墓に参拝。実家は浄土真宗なのだが真言宗にもご縁があり、私も初詣や厄除等は真言宗寺院に参詣するのだ。途中で右側の休憩所で一服。奥の小屋で無料でお茶が汲める。飲料水も無料。休憩所では弘法大師の生涯をDVD・大型テレビで解り易く紹介。落ち着いてからすぐ外の寺務所横の三面大黒天(大黒天・毘沙門天・弁才天)に金運上昇祈願。さらに厄除大師・厄除不動に厄除けと道中無事を祈念。並ぶ10体前後の仏像に柄杓で水を掛ける水向供養というのがあり、塔婆1本200円で係の人がササッと毛筆してくれる。達筆!

  以上で「休憩」を終え、奥の院へ。高野山へは四国八十八箇所巡礼のお遍路さん(個人・団体)も多数詰め掛けており、祈願信仰の熱心さで一般観光客とは一線を画す。奥の院受付でも先祖供養を申し込み、記念のお守りを購入。その灯篭堂の裏手奥が弘法大師霊廟だ。ここで真面目に勤行。般若心経を各人が唱えるので自分のペースを確立するのが難しい。が、ここは高野山の肝であり、金剛峯寺や他の寺よりも個人個人の祈願がし易い場所である。お大師さまと一対一で贅沢な勤行のひと時を過ごす。中の橋の土産物屋のお姉さんは美人揃いだが、見とれていないでバスで大門まで行く。大門から壇上伽藍に近い宿坊まで歩く。疲れた~!根本大塔や金堂をチラッと眺めて宿坊へ。

  14:00 宿坊到着。こちらの宿坊は比較的少人数でも宿泊しやすい、実に静謐な寺である。国宝級、重文級の客室、襖絵、仏像。しかし風呂場、トイレは実に綺麗で近代的である。部屋で一服。関西のテレビ番組も関東と全く一緒。ミヤネ屋の時代劇特集を見る。飽きるとすぐそこの根本大塔内部に参拝、霊宝館を見学。不勉強な私見であるが、鎌倉仏教(浄土、禅、法華)と高麗や中国との関係に思いを馳せた。天台宗も真言密教を範にした事実から、日本の仏教といえるのは空海を正統伝承者とする真言密教ひとつではないか、と思う。南都六宗も中国発であろう。
                            その(2)に続く・・・

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仏法探究!

松戸市議選、現職全員落選で大騒ぎ(日刊ゲンダイ)

  ●民主党 統一地方選に暗雲
  
  21日に投開票が行われた千葉・松戸市議選の結果に民主党が真っ青だ。定数44に対し、民主党は11人の公認候補を立てたが、当選したのは新人の2人だけ。現職4人全員がまさかの落選で、議席も半減してしまったのだ。鳩山政権から菅政権に代わったばかりの今年6月の松戸市長選では、民主党への追い風を受け、民主推薦の新人が現職を破る快挙だったのに、わずか5ヶ月で状況は一変した。この選挙結果に、来春、統一地方選を迎える民主党の地方議員たちが浮足立ち、大騒ぎだという。

  ・・・(略)岡田克也幹事長は「政権基盤を揺るぎないものにするためには、地方議会での勢力拡大が急務」とハッパをかけていた。それで、多くの地方県連が「現有議席の倍の候補者を立てる」という目標を立て、候補者擁立を進めています。しかし、松戸市議選を見る限り、候補者倍増が裏目に出る可能性が出てきました。(民主党関係者)

  例えば東京では、現職8人の世田谷区で公認16人、6人の大田区で15人、3人の港区で8人など、既に今年10月段階で「公認」を大盤振る舞いしている。「このままでは票の食い合いで共倒れする」(現職区議)と、あちこちで悲鳴が上がり始めた。松戸市議選では「民主党」の看板が嫌われたのは間違いない。市議会で落選した民主党議員たちと統一会派を組んでいた無所属候補4人はしっかり当選しているからだ。

  ・・・松戸市は衆院選では2つの選挙区に分かれていて、千葉6区は、反小沢の生方幸夫さん、7区は親小沢の内山晃さんです。両者の連携が取れていなかったことも惨敗の一因ではあります。しかし最大の敗因は、尖閣問題や柳田法相問題などでフラフラする菅政権への失望。落選した民主党候補は選挙期間中、「菅首相には裏切られた」と罵声を浴びせられたといいます。今後は、どの地方選挙でも「無所属」を選ぶ候補が増えるでしょうね。(地元関係者)岡田執行部は戦略練り直しが必至だ。
(11月24日、本文記事より抜粋)

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ポスト現代時評

小沢裁判「大逆転」の可能性(日刊ゲンダイ)

  ●小沢裁判「司法現場は大混乱」

  「強制起訴」された小沢裁判に「大逆転」の目が出てきた。暴走検察への国民の不信感が強まる中、検察の新たな矛盾、でたらめが次々と明らかになってきた。司法の現場はシッチャカメッチャカになっている。「こりゃたいへんなことになったぞ」大マスコミの司法記者たちが頭を抱えている。  

  悩みの種は小沢の元秘書石川議員の裁判だ。政治資金規正法違反で2月に起訴されて以来、公判前整理手続きが長引き、初公判の目処もたたない。浮き彫りになってきたのは検察の支離滅裂ぶりだった。検察は当初、「虚偽記載の背景には水谷建設からの裏金5000万円がある」というストーリーを描き、石川議員を別件で逮捕した。大マスコミを使って、大騒ぎさせて悪質性をことさらに強調。6月には改めて裏金疑惑を立証すると公判前手続きで明らかにした。ところが、今になって「証拠はない」なんて言い出したから大混乱になっているのだ。
  
  ・・・5000万円の裏金に拘ってきた検察に対して、石川議員の弁護士は「根拠が不明確だ」と反論していた。東京地検も「虚偽記載との因果関係を明確にするように」と検察に指示した。しかし当の検察はいつまでも根拠を示せないどころか、徐々に発言もトーンダウン。「因果関係は断言できない」と言い出したかと思えば、最近はとうとう「分からない」とサジを投げ、「だから裁判で立証する」なんて居直っているのです。弁護側が「それなら裁判でやる必要はない」と言っているのにまるで禅問答です。検察の見込み捜査だったことを悟った大新聞やテレビの司法記者たちは愕然とし、「リークを元に散々裏金をを報じたのに・・・」と真っ青になっています。(司法関係者)

  ●第五検察の起訴議決は「違憲」「無効」の見方が有力

  それだけじゃない。11人の素人集団による検察審が小沢を強制起訴とした一件もひっくりかえる可能性がでてきた。小沢サイドは起訴議決は「無効」として行政訴訟を起こし、12月21日に初公判が開かれる。この裁判で議決無効となる可能性が高いと見られている。「最近、小沢が急に元気になっているのも、その見通しが立ったからではないか」というのだ。参議院法制局第三部長を務めた弁護士の播磨氏がこう指摘する。

  ・・・有効、無効どころではありません。大前提として、検察審の強制起訴制度そのものが憲法違反の疑いが濃厚なのです。同じ、行政委員会の人事院などが内閣の所轄下にあるのとは違い、検察審だけは独立した存在になっています。裁判所に置かれていると勘違いしている人も多いが、検察審査会法では「裁判所の所在地に置く」としか書かれていません。三権分立の枠組みを完全にはみ出している。行政執行権をもっているのに、責任主体がない。これでは第四権力です。実際、議決の執行停止などを求めた小沢氏の申し立てに地裁と高裁は門前払いをしたが、最高裁は特別抗告から1ヶ月近くたっても結論を出せない。慎重に審議しているのでしょう。(以上、播磨氏)

  西松事件で起訴された大久保秘書の裁判の「見立て」は崩壊している。この裁判では、小沢側に献金した2つの政治団体が「西松建設のダミー」だったかどうかが集点だが、検察側証人が1審、2審で「ダミーとは思っていない」と完全否定。困った検察は訴因変更なんて言い出したから、裁判はグチャグチャになっているが、劣勢を挽回するのは難しい。もし、秘書の裁判が次々と無罪になり来月21日からの行政訴訟も無効となって潔白が証明されたら、小沢は表にでてくる。その時に政局が一挙に動くことは間違いない。
(11月24日、本文記事より抜粋)



  小沢裁判で潔白が証明されたからといって、検察・官僚・マスコミが自己の非を認めるかといえば、そんな甘いものではないと思います。彼らの非はこの一件に限定され、更に検察官僚こそが「不運な冤罪の犠牲者」としてマスコミと共に被害者面を続けることでしょう。「小沢一郎を支援する会」の伊東章氏は、民主党に政治改革を託した日本の民主主義を阻害する「反革命テロ」として①自民党清和会②霞ヶ関官僚③経団連・財界④大マスコミ各社⑤アメリカの5大勢力を列挙しています。北朝鮮の砲撃を始め、難問は山積みですが、我々国民はその場しのぎの「魔的な勢い」に乗ずることなく、歴史と自らの生活実感・経験則を生かし、知恵ある政治行動を採っていきたいものです。
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